学校エアコン設置は緊急の課題! 〔千葉市議団ニュース2017年7月号外〕
ひとり一人が大切にする市政を!学校のエアコン設置は緊急の課題!
7月6日、日本共産党千葉市議団を代表して野本信正団長が質問しました。7名の議員団で力を合わせ市民福祉充実とひとり一人が大切にされる市政を求めました。
◆市民福祉充実のために大型開発の抑制を求める
野本議員は市長に対して、市長選挙でみんなの会の大野隆候補は、「ひとり一人が大切にされる市政」を、熊谷候補は、「誰も置き去りにしない社会(国連の行動計画を引用)」を宣伝したが、双方に共通するのは、多くの市民が「大切にされていない」「置き去りにされている」ことだ。
党市議団は、2期8年間に財政改善のためとして、223億円もの福祉をカットして多数の市民を置き去りにし大型開発に多額の税金を注ぎ込んできたことを反省すること。熊谷市政が市民を「置き去り」にすることをやめて、「福祉優先の市政」へと転換を求めました。
市長は市民「置き去り」に何の反省もなく、千葉駅周辺開発や海辺の活性化は「市政の持続的発展に必要」と、引き続き、大型開発を継続する答弁でした。
質問全体を通じて、市民生活の実態をとらえようとしない、「自分が正しくて批判や提案は受け入れない」とする硬直的な姿勢が特徴でした。
◆学校のエアコン設置は緊急の課題
「学校の教室を朝開けると室内の温度が40度になっている」と、野本議員は7月3日に学校訪問をした時の衝撃的な実態を示し、「市長は学校を訪問もしないで、40度の教室で子どもたちを過ごさせるのは『人権問題』だ」と指摘し、エアコンの速やかな設置を求めました。
市長は「夏日の学校現場には行っていない」「審議会にこれから諮問して審議し適切に判断する」と緊急性を全く無視した答弁でした。
野本議員は「エアコン設置を緊急課題に位置づける」「カジノの視察にシンガポールまで行く時間があるなら学校現場へ行くこと」と追及しました。