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日本共産党東京都議会議員団

発熱外来と隔離施設整備を求める!新型コロナウイルス対策で第三次の申し入れ

 

日本共産党千葉市議団は、市民から寄せられる様々な不安の声を取りまとめ、市に対して第三次の申し入れを行いました。要望書を副市長に提出して、各種要望事項を伝えました。

 

 

新型コロナウイルス感染症対策について(第三次)申し入れ

                                日本共産党千葉市議会議員団

 

 千葉県内でも新型コロナウイルスの感染者が増え続けています。日々、不安の中にいる市民に、正確な情報の提供と安心できる医療・検査体制の確立、コロナウイルス禍の影響による生活や経営への支援など、千葉市として感染拡大を抑えながら、市民の暮らしと健康を守る具体的な更なる対応が強く求められています。

 日本共産党市議団は、千葉市の取り組み強化を求めるとともに、市民からの意見や要望を受けて、以下についての第三次申入れを行います。

 

1、すべての市民に正確な最新情報をあらゆる手段で提供し、リスクの軽減と感染拡大防止に努めること。

 

2、市民の健康不安への対応について

 ①高齢者の重症化を防ぐため、帰国者・接触者センターにおいて、4日発熱ではなく、2日程度でも専用外来を案内すること。

 ②医師が必要と判断した場合にPCR検査ができるよう、簡易検査キットの早期導入や設備のある民間医療機関における検査を拡充すること。

 ③陽性者が自宅待機する場合に、家族への罹患が懸念されるため、隔離できる施設を整備すること。またホテル等の利用をする際の費用を負担すること。

 ④市民の健康不安について、保健所や医療機関・医師会とも相談し、「発熱外来」と「隔離施設」を設け、受け入れ体制を整えること。

 ⑤マスク・消毒液など市保有の備品については、高齢者施設、学校・子どもルームなど子どもが利用する施設、障害者施設、妊婦や特定疾患者などへ特段の配慮を行うこと。

 

3、市税納税困難者への対応について

 ①国税庁通知にもとづき、納税困難者への納税猶予、換価の猶予の申請受付を周知すること。

 ②条件を満たす市民には、国税と同様の扱いとすること。また、状況に応じて減免、執行停止を行うこと。

 

4、国民健康保険について

 ①厚労省通知にもとづき、該当世帯に「帰国者・接触者外来受診時は正規保険証と同じ扱いとする」ことを周知すること。

②資格証明書発行者には、正規や短期の保険証を交付すること。

③新型コロナウイルスの影響で保険料納付困難者に対しては、千葉市国民健康保険条例33条を適用し、徴収猶予・減免、執行停止、延滞金の減免などを行うこと。

④千葉市国民健康保険条例を改定し、傷病手当の支給を行うこと。

 

5、市内中小業者、自営業者、失業者支援について

 ①資金繰り困難な事業者に、無利子の緊急融資を行うこと。

 ②従業員の賃金支払いについて、国の「雇用調整助成金」を活用できるよう丁寧な支援を行うこと。

 ③企業振興財団の機能をフルに発揮し、市内業者の相談や支援に取り組むこと。

 ④新型コロナウイルスによる影響で雇用喪失者に、市営住宅入居などの住宅支援とともに、家賃補助制度をつくること。

 ⑤新型コロナウイルスによる小学校休業等対応助成金は、市独自に対象を広げ助成すること。

 ⑥イベント中止や延期により、窮地に追い込まれている文化、芸術家や団体への支援策を講じること。

 

6、一律休校への対応について

 ①子どもルームでの感染リスク低減のため、換気・遊具の消毒などを実施し、マスクや消毒液に不足が生じないよう手立てを講じること。

 ②子どもルームの指導員を確保し、外遊びを保障する体制を整えること。

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