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日本共産党東京都議会議員団

無料PCR検査拡充・事業者給付金再支給を! 新型コロナ対策第13次申入れ

2021年2月2日

千葉市長 熊谷俊人 様

日本共産党千葉市議会議員団

新型コロナ感染症対策強化のための(第13次)申し入れ

新型コロナウイルス感染症は、関係者の奮闘にもかかわらず、市内での感
染者が3,000名を超えるなど、深刻な事態となっています。
千葉市では、新型コロナ対策を最優先に打ち出し、市民の不安解消に努め
ることが求められています。
そこで、以下の点についての具体化を早急に求め、申し入れを行います。

1.PCR等検査を抜本的に拡充し、無症状者を含めた感染者の把握と保護
を行うこと。
① 広島市では、希望者に無料でPCR検査を行うと発表しており、千葉市
でも、広く市民が無料で検査を受けられるようにすること。
② 高齢者施設・医療機関などリスクの高い市内就労者に対し、直ちに無償
でのPCR検査を定期的に実施すること。
③ 国が新たに、5人分の検査をまとめて実施するプール方式を、行政検査
支援の対象としたことから、プール方式の導入や自動検査機器導入によ
り、検査体制の大幅拡充を図ること。
④ コロナ感染者の後遺症が問題となっており、定期的な医療支援に取り組
み、実態を市民に周知して行動変容につなげること。

2.千葉市保健所と医療機関に最大限の支援を行うこと。
① 24時間体制でコロナ対応に奮闘する千葉市保健所は、感染の拡大で危
機的状態にあり、緊急的な人材採用を実施するとともに、保健師の大幅
定員増に向けて計画を早急に策定すること。
② 保健所の過密化が深刻であり、入院調整部門と健康調査班を切り分け、
新たな施設を確保し、過密化解消と保健所の業務負担軽減を図ること。
③ 地域医療機関を支援するため、減収補填や病床確保支援金を大幅に増額
し、医療崩壊を防ぐこと。
④ 医療・介護従事者へ慰労金を支給すること。潜在看護師の人材確保に向
けて財政支援を行うこと。
⑤ 陽性者を保護できる十分な宿泊療養施設を確保し、「調整中」ではなく直
ちに保護できる体制を確立すること。
⑥ 自宅療養者の健康観察は、医師の派遣やアプリ活用も含め、きめの細か
い支援体制をつくり、死亡者を出さない取り組みを行うこと。

3.3月末から予定されているワクチン接種は、市民に安全かつ速やか実施
できる体制を構築すること。
① 市民への情報公開を重視し、希望者には速やかに接種できるシステムを
つくること。外出できない高齢者等への接種体制も整えること。
② 専門チームを立ち上げ、ワクチンの副反応への対策や電話相談窓口の設
置等を行うこと。

4.コロナ禍で疲弊している地域経済を守るため、自粛要請と一体に十分な
補償を行い、雇用と暮らしを守ること。
① 持続化給付金と家賃支援金等の再支給を行うよう国に要請すること。
② 緊急事態宣言による外出自粛で、飲食店以外の事業者も経営悪化は深刻
であり、千葉市中小事業者継続給付金を再支給すること。
③ 生活困窮者に対するワンストップ窓口を全区で整備すること。
④ 住居確保給付金や生活福祉資金貸付の延長・再支給を国に求めること。

⑤ 生活保護制度は国民の権利であり、広く市民にセーフティネット支援策
  の活用を周知すること。

5.コロナ変異ウイルスは、子どもへの感染を広げるリスクが高いため、教
育現場における感染症対策を強化すること。
① 小中学校全学年で、35人以下学級を展開できるよう取り組むこと。
② 感染が出た学校等では、分散授業等感染防止の取り組みを強化し、クラ
スで感染者が出た場合は、全員のPCR検査を実施すること。
③ 持病がある等の児童生徒は、選択登校制度とし、オンライン授業を速や
かに展開して、学びの機会を保障すること。

以上

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