無料PCR検査を!変異株調査と公表を!事業者支援金を!新型コロナ対策第14次申し入れ
◆新型コロナ感染症対策強化のための(第14次)申し入れ
1.高齢者施設への無料・頻回PCR検査を、クラスター発生が多い医療機関・保育園・学校・子どもルームなどに対象を広げ、感染防御をはかること。
2.千葉市での感染拡大第4波を抑え込むために、広島市のような、市内の薬局で無料検査キットを配布し、モニタリング検査を実施してほしいとの要望があることから、千葉市も大規模なPCR検査を実施すること。また、希望すれば無症状でも無料PCR検査ができる体制を早急に整備すること。
3.神戸市では、新規陽性者69%をゲノム解析した結果、39%の検体から変異株が検出されており、本市にも不安が広がっていることから、千葉市でも当面50%以上のゲノム解析を実施して、早急に変異株患者の早期探知と感染状況の把握に努めること。また、市民に変異株感染状況について、情報を開示すること。
4.変異株感染の検知には、下水の検査でも検出可能とされており、下水道の定期調査を実施し、コロナ対策に活かすこと。
5.本市のワクチン接種については、その安全性を確認するとともに、ワクチン接種のスケジュールや接種手順など、「市政だより」だけでなく適切な周知活動を徹底すること。
6.ワクチン集団接種施設が1か所だけであり、あまりにも少ない状況にある。迅速な接種完了に向けて少なくとも、各区に1か所は集団接種会場を設置して、迅速な接種に努めること。
7.本市の病床状況は、ステージ4が続くなど逼迫が続いており、多くの入院調整者が発生している。変異株感染者の拡大に備えて、青葉病院と海浜病院の病床を増やすこと。民間医療機関での病床確保に対する財政支援を強化し、病床確保に向けた施策を講じること。
8.緊急事態宣言が長引き、飲食店以外からも「事業継続が困難」との相談が寄せられており、中小企業事業継続給付金の要件を緩和・拡充して、再支給を図ること。
9.生活困窮世帯、ひとり親世帯に対して、市独自の給付金を支給すること。
10.中央コミュニティセンターの地下1階で執務する、保健福祉局職員のクラスターが危惧されており、本庁舎駐車場にプレハブを設置して、執務環境の向上を図ること。