ワクチン集団接種会場の増設を!五輪中止を要請しコロナ対策に集中を! コロナ第15次申し入れ
5月24日、日本共産党千葉市議団は、千葉市長宛新型コロナ対策第15次申し入れを行いました。
コロナ対策第15次申入れ
1.ワクチン接種においては、集団接種の予約が8月まで埋まる状況であり迅速な接種を実行するために、各区に集団接種会場を増設し、迅速かつ安全で公正なワクチン接種に取り組むこと。
2.ワクチン個別接種医療機関の多くは、「かかりつけ患者のみ対応」が多いため、誰でも接種できる医療機関を増やすこと。
3.ワクチン高齢者接種では、かかりつけ医で接種できないケースも多く、遠い医療機関へのアクセスが必要になるケースが多い。そのため、交通手段を持たない高齢者に向けて、タクシー費用助成等に取り組み、接種希望者が適切に接種できるよう支援すること。
4.区役所等でワクチン接種相談窓口が開設されたが、スマホやPCを持たない高齢者が多く、予約に苦慮しているため、タブレットを整備して、予約受付まできめ細かい支援に努めること。また、外国人向けにも丁寧に相談対応できる体制を整備すること。
5.ワクチン接種の際に、キャンセル時の廃棄を防止するために、基礎疾患のある方や若年層でも希望者に接種をできるよう基準や体制を整備し、市民への事前説明や周知徹底に取り組むこと。
6.認知症等で外出できない高齢者への往診と接種体制を整備すること。民生委員やケアマネ等共同でアウトリーチによる在宅高齢者のワクチン接種への予約支援を行うこと。
7.ワクチン接種を希望しない市民が不利益や不当な差別を受けないように配慮し市民周知にも取り組むこと。
8.在宅介護従事者もワクチン優先接種対象として迅速に接種を行うこと。
9.高齢者施設従事者等へのPCR検査実施後、高齢者施設内のクラスター発生件数が減少していることから、対象を速やかに学校・大学・保育園・子どもルーム等へ拡充すること。
10.変異株は若年層への感染を広げているため、市内在住者及び在勤者が無料でPCR検査を受けられるようにすること。
11.変異株は子どもへの感染も増加しているため、学校や保育園等で感染が確認された場合はクラス全員をPCR検査すること。
12.コロナ禍で生活困窮者が増加しており、学生や困窮者への食料支援、学校や公共施設への生理用品の配布に取り組むこと。
13.今夏の東京五輪について開催中止を国に要請すること。五輪関係事業予算をコロナ対策にふり向け、医療機関支援・検査拡充・事業生活支援を強化すること。