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日本共産党東京都議会議員団

学校・保育園等の無料PCR検査を!新型コロナ対策第16次申し入れ

 

    2021年8月3日

千葉市長 神谷俊一 様

日本共産党千葉市議会議員団  

新型コロナウイルス対策強化(第16次)申し入れ

 日頃より、市政の発展にご尽力感謝申し上げます。

 7月30日の本市コロナ感染者数は206名と過去最多を更新するなど、新規感染者10万人あたり53人と国によるステージⅣ基準の25人を大きく上回る深刻な感染増加となっています。とりわけ、ワクチン接種対象外の子ども達が通う幼稚園・保育園、学校におけるクラスターが頻発し、家族内感染を広げています。党市議団は繰り返し、保育園や学校等のPCR検査を要望してきたなかで対策が不十分で感染増加を招いたことは極めて遺憾であります。

デルタ株による深刻な第5波から市民の命を守るためにも実効性ある対策を迅速に取り組むことを強く求めるものです。

                  記

1. ワクチン接種対象外の子どもへの感染が保育園・幼稚園・学校でクラスターが増加しているため、速やかに保育園・幼稚園・学校における無料PCR検査を実施すること。

2.若年層の感染を抑え込むためにも広島県等の先行事例を参考に、主要駅・薬局・大学等において、無料PCR検査キットを配布する体制をつくり、無症状感染者を早期に発見・保護すること。

3.保育園・幼稚園・学校等で働く保育士や教員等のエッセンシャルワーカーのワクチン優先接種に取り組み、クラスターを防止すること。

4.50代以下のワクチン接種を迅速に行うためにも、集団接種会場の増設、平日夜間・休日の接種機会を増やすこと。

5.感染者の増加に伴い、医療提供体制や療養体制が逼迫しているため、医療機関への病床確保財政支援に取り組むこと。また、療養ホテルを拡充して家族感染を防ぐ体制を緊急に構築すること。

6.自宅療養者の健康観察、往診体制を強化すること。また感染した場合に非正規雇用中心に賃金への影響が大きいため生活を支えるための給付金を支給すること。

7.緊急事態宣言の再発令により、事業者や生活困窮者への支援が急務となっているため、中小事業者支援金の増額と支援期間を延長すること。また生活困窮者世帯やひとり親世帯及び学生への10万円支給を国に求めること。

8.パラリンピック学校観戦は、深刻な感染拡大下で実施は困難であり、観戦中止を決断すること。感染減少した後、パラスポーツ体験の機会を設けること。

9.小中学校における農山村留学や校外学習など、昨年も中止となっており子ども達の体験機会の確保が求められるため、中止ではなく延期やもしくはPCR検査を実施して参加するなど、機会確保を図ること。

10.市長メッセージやSNS、市政だより等で感染状況や医療提供体制についてきめ細かく情報発信して、行動自粛や協力に関する呼びかけを強めること。

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