安心してくらせる住みよい千葉市をつくりましょう
日本共産党東京都議会議員団

もりた真弓議員が議長選に立候補しました! 【2023年第1回臨時会】

第1回臨時会において、もりた真弓議員が議長選挙に立候補しました。結果は以下の通りです。

・石川弘議員(自民) 37票

・盛田真弓議員(共産) 7票

・櫻井崇議員(維新)  5票

 日本共産党千葉市議団のもりた真弓です。議長選挙にあたっての所信表明を行ないます。

 この3年あまり、市民はコロナ禍による多大な影響を受け、さらに物価高騰による影響も甚大で、今後も市民生活を守る地方自治体の役割が問われています。市民の負託を受けた私たち議員には市政をより良くするための責務があり、二元代表制の一翼を担う市議会には、市民の立場で市政をチェックし、情報公開・設明責任を果すとともに、政策立案・政策提案を行うことが求められています。

 市議会ではこの間、新型コロナ感染症の下でも議会改革を進め、緊急時の情報伝達の在り方や、タブレット端末を活用しての議会運営など新たな取り組みを進めてきました。

今後も議会では、多様な市民意見を反映する議員の質問を保障し、時代の流れとなっているジェンダー平等の視点や多様性を尊重する議会へとさらに発展することが求められています。

新しい議場は、バリアフリー化や、傍聴者への保育室の確保、難聴者支援のヒアリングループの設置等が整備されています。日本共産党市議団は、より市民に開かれた議会を目指して、提案してきました。二元代表制の下、議会としてのチェック機能を高め、市民参加、情報公開、説明責任が進むように取り組んでいくことが求められます。

私共日本共産党市議団は、さらなる議会改革と市民に開かれた議会を目指して、提案をまとめました。以下、その提案に基づいて所信を述べさせていただきます。

1つに、市民への情報提供です。議会のICT化が進んだ中で、議会で審議される議案を市民により早く開示することが可能になりました。議員向けに作成される議会説明資料も含めた、より詳細な議案内容などを、速やかに公開し情報提供することは、市民理解が進むものと考えます。

2つに、常任委員会についてです。2021年度から導入している各常任委員会での年間テーマの調査研究は、目的意識を高めるとともに議会の活性化につながっています。3年目を迎えることから、年間テーマについてより深く研究することと、これまでの調査研究内容が予算や政策に反映されたかの効果検証を行うことも必要です。また、請願、陳情などの意見陳述は、現在常任委員会の休憩中の実施となっていますが、陳述人が委員会審議の場での質疑応答ができるようにすることは、議会への市民参加を進めることになります。

3つに、条例提案についてです。条例提案については、これまで通り会派独自での条例提案を保障しつつ、昨年度の議会運営委員会での福岡市視察なども踏まえて、全議員で構成する政策審議委員会などで党派を超えた審議をし、市民とも交流しながら積極的な政策提案を進めます。議会側からの発信力を高め、議会の活性化につながります。

4つに、広報活動についてです。「ちば市議会だより」は、年4回市政だよりに折り込むことで全世帯へと届くことになりました。またSNSは、市民に議会を身近に感じてもらうことのできるツールとして、どちらも充実させてわかりやすい情報を発信することが求められます。「ちば市議会だより」にも議員の質問(代表・一般)などは顔写真と項目を掲載し、さらに市民と議会との距離を近づけるためLINE公式を活用して発信することも必要と考えます。

5つに、政務活動費の公開についてです。政務活動費の収支報告書は領収書を含めて、すべてホームページで公開することとします。

6つに、議会の審議内容のインターネット等での公開についてです。常任委員会・議運・特別委員会などのネットでの公開については、ICTも活用し、発言の内容を字幕などで表示することで、理解を深められるように工夫します。

 議会が徹底して情報公開に努めることは、市民との信頼関係を築くことに繋がり、市民参加と協働の取り組みへと発展していくと考えます。

7つに、議会の運営についてです。議会運営は多様性を尊重し、少数意見を排除することなく、民主的な運営を心がけます。

8つに、議員の議会活動についてです。今議会からの新たな対応として、車いす使用の議員の議会活動を保障していくうえでの、体制整備を行うこととします。

 新しく議員になった方も含めて、一人ひとりの議員活動を最大限保障するために、必要な改善を進めていきましょう。

最後に、市民に身近な議会であるための工夫です。新庁舎で新たなスタートをした千葉市議会が、市民に開かれた議会となるためには、市民が気軽に足を運べるような配慮が必要です。セキュリティ対策が図られた下でも、市民の傍聴の機会を最大限保障することは当然ですが、議員が市民と直接意見交換の場を持つことを妨げないため、運用にあたっては市民意見を反映させて随時見直しを行なう柔軟性も必要と考えます。

 以上、新たな議会でも市民参加と情報公開を進め、説明責任を果す改革の観点から、いくつかの提案を述べ、議長選挙にあたっての私の所信表明と致します。ありがとうございました。

  • 千葉市
  • 千葉市議会
  • 過去の千葉市議団ホームページ
  • JCPサポーター
  • 共産党のキホンのキホン
  • 日本共産党国会論戦MOVIE

ページTOPへ