「日本維新の会・無所属の会」の議員に対する辞職勧告決議に対する声明
「日本維新の会・無所属の会」の議員に対する辞職勧告決議に対する声明 2024年9月17日
9月17日、千葉市議会において、「日本維新の会・無所属の会」に所属する櫻井崇議員と大平真弘議員に対する辞職勧告決議が提出され、日本共産党千葉市議団含め、本会議出席の44名全員の議員の賛成により可決しました。
第3回定例会に提出され審議された「市議会議員への討論原稿案の提供問題に関する請願」が、「日本維新の会・無所属の会」に所属する櫻井崇議員、大平真弘議員、山崎真彦議員、渡邊惟大議員の4名が紹介議員となり、提出されました。
しかし、当該請願書は請願者の意思・願意を確認せずに、大平真弘議員が文書を作成しており、請願者が自署すべき請願者氏名を許可も権限もない櫻井崇議員が署名して提出したものであったことが明らかになりました。
千葉市議会会議規則第127条第1項には、「請願者が署名又は記名押印しなければならない。」とあり、明確な規則違反となると同時に、9月9日開催の議会運営委員会において、委員から当該請願書について「請願者本人の自署であるか」と質問をしたところ、櫻井崇議員から「請願者自身が書いている」旨の虚偽の答弁を重ねたことは、道義的にも二重に許されない行為であります。
なお、当該請願書においては、市議会議員への討論原稿の提供問題の是正を求めるものであり、日本共産党千葉市議団は、当該事案発覚以降、4月10日に市長宛と議長宛に申入れ、改善を求めてきました。
今議会の野本信正市議団長による代表質疑で、議員への討論原稿提供中止を求め、市は「現在、議員に対する討論の原稿提供は行っていない」と答弁し、悪しき慣習が改善されたことが明らかになりました。
引き続き、日本共産党千葉市議団は、市民から信頼される千葉市議会となるよう議会改革にも積極的に取り組む決意です。
日本共産党千葉市議団