性的少数者及び障害者等審議会に! 市民自治まちづくり条例改正をふくなが洋議員が提案〔2023年第1回定例会〕
提案理由:発議第1号 千葉市市民自治によるまちづくり条例の一部改正につ いて

発議第1号 千葉市市民自治によるまちづくり条例の一部改正について提案 理由の説明を行います。 今回の条例提案は、令和2年4月に施行された「千葉市市民自治によるまちづ くり条例」の一部を改正し、ジェンダー平等・インクルーシブの視点から若者、 高齢者、女性、性的少数者及び障害者等を明示し、多様な市民の審議会への参加 を推進するために提案するものです。 市民自治によるまちづくりを推進する自治体は増えています。市民参加の視 点から、特に附属機関のあり方について多様性を規定することが求められます。
先進市では、審議会委員の男女比をいずれもが総数の4割を下回らないよう にする、委員10人ごとに1人以上は障害者の委員とする、委員の2割以上は公 募の委員とするなどの取り組みが行われています。 多様な市民の審議会への参加の推進を通じて、すべての人が自分らしく生き られるインクルーシブなまちづくりや、女性の意思決定過程への参加などへ道 を開くことも期待できます。
ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンは「経済発展が実現した後の 贅沢」ではなく、「社会が発展していくための必要戦略」です。あらゆる場で、 若者、高齢者、女性、性的少数者、障害者など多様な人が活躍できる環境を整備 し、アンコンシャス・バイアスが働かないルールづくりなどが必要です。 本条例改正はそのための小さな一歩ではありますが、市民自治を大きく進め るものです。 同僚議員の賛同を求め提案理由の説明を終わります。