心の通う国保行政を! 野本信正議員一般質問〔2023年第1回定例会〕
野本信正議員の一般質問および答弁 2023.3.7
1 .千葉市の魅力向上について
若葉区の魅力イメージアップについてうかがう
「ほどよく都会でほどよく田舎」という千葉市固有の千葉市らしさ、魅力や独自性を活かして、市民にアピールすることで、市民の愛着や誇りを醸成して千葉市の都市イメージを定着する。と、都市アイデンティティ戦略プランはのべて、4つの地域資源として、加曽利貝塚,オオガハス、千葉氏、海辺を位置とりくんでいる。
市内各区にはそれぞれの魅力があり、花見川区を流れる花見川。千葉大学など学園都市稲毛区。緑区の太平洋を見下ろす眺望の昭和の森等。
若葉区もたくさんの魅力ある資源が存在しているのでたどってみると、◯動物とふれあい愛護する緑豊かで、お花見の広場も人気の動物公園。◯縄文のロマンが心を豊にする加曽利貝塚・争いの無い2000年の平和の歴史。◯農村の原風景・大草いきもの里。◯長屋門・お茶や御殿江戸時代がよみがえる御成街道。◯御成街道沿いに立ち並び甘い香り漂うイチゴ畑・若葉区内には併せて8ケ所のいちご狩り観光農園とイチゴ直売園があり、若葉区外からも多くの市民が訪れている。◯都市と農村の交流・コスモス畑や芝桜のさとにわ耕園。◯自然満喫、車ごと入れるキャンプ場と牛のヒロバ。◯花言葉は「初恋」青春の想いにふける、「うすむらさき色」のカタクリの花が群生する泉自然公園。若葉区長に質問するが
① 私がのべた若葉区の魅力について、区長は訪れているのか、そしてどのように感じているのか。
若葉区は千葉市6区の中で面積が最も広く、動物公園など他区にはない魅力ある資源が多いのも特徴であります。ご呈示のあったすべての魅力ある場所はすでに視察等しておりますが、中でも、日本最大級の規模を誇る特別史跡加曾利貝塚や御成街道沿いの史跡などは、訪れるだけでなく歴史を学ぶことで、さらにその魅力を感じていただけるのではないかと感じております。また、豊かな自然環境に恵まれており「泉自然公園」をはじめ「富田さとにわ耕園」や「坂月川」など、多くの場所で自然や農に親しみ、ふれあうことができ、四季を通じて互換が満たされ心を潤してくれるのも魅力と感じています。
【野本信正議員】
② 奥深い若葉区の魅力を・イメージアップして行くことで、若葉区の皆さんが出かけてくれて喜びとなり、愛着や誇りを醸成し、住み続けたい若葉区に発展していくことになると思うがどうか。
若葉区ならではの豊富な地域資源の魅力を多くの方々に発見、再発見していただくことで区民意識が醸成され、区内の様々な地域資源を生かしたまちづくりができると考えておりますので今後は、それぞれの魅力の点と点を結びつけるような一体的かつ効果的な情報発信を行うなどし、さらに若葉区の魅力が引き出されるよう努めて参ります。
【野本信正議員】
③ いちご園はたくさんの人が訪れて人気がある。経済農政局に質問するが、
イチゴの需要と供給のバランスはどうか。
【経済農政局長答弁】
総務省の「家計調査」によると、令和2年から4年までの平均のイチゴの年間購入数量で、本市は上位を占めており、イチゴ農家からも「直売所のイチゴがすぐに売り切れてしまう」「観光農園もすぐに予約でいっぱいになってしまう」などの声をいただいていることから、イチゴの供給は、今後も更に拡大する余地があるのではないかと考えております。
【野本信正議員】
④ 若葉区では近く開園予定のいちご園もあると聞いている。イチゴと言えば有名な成東も、生産者と行政が長い間努力して名所となっている。加曽利貝塚や御成街道などに加えて、若葉区が緑区と共に、イチゴの名所になっていけばと思うが区長はどう思うか。
現在、若葉区内には8か所の、いちご狩り観光農園などがありますが、若葉区がいちごの名所となり、魅力の一つとなるよう、関係者などと連携した情報の発信に努めて参ります。
【野本信正議員】
⑤ 次に私が若葉区らしさとして誇りに思っているのが、秋に田んぼで実った稲穂の輝きである。若葉区の水田面積は千葉市内の50%であり、収獲間近な広い田んぼいっぱいに広がる黄金色のゴールド・ウエーブは見事で、宣伝をすればカメラを持った市民が訪れて感激して、農業への理解も深まると思う。
かのマルコポーロは東方見聞録で「黄金の国ジパング〉と紹介したが、若葉区は、ゴールド・ウエーブ若葉が評判になればいいなと思う。若葉区長はどう思うか。
【若葉区長答弁】
若葉区は農家数、経営耕地面積とも6区の中で最も多く、農業が盛んなエリアでもあることから、田んぼいっぱいに広がる黄金色の稲穂のウェーブの圧巻さについても地域特性の一つとして紹介してまいります。
【野本信正議員】
⑥ 最初に紹介した カタクリの群生地等8ケ所の魅力ポイントと、黄金色の稲穂の輝きなど、若葉区の魅力アップと創出・発信は、若葉区住民の喜びと愛着を育て若葉区の活性化につながり、併せて千葉市民全体の愛着やほこりを醸成していくことになると思うがどうか。
【若葉区長答弁】
若葉区の魅力ある資源は、千葉市が誇る魅力の一つでもあります。若葉区民のみならず、多くの市民の方がこの地域資源に触れることによって改めて地域の歴史や誇りに気づき、愛着を感じていただけるような情報の発信に努めて参ります。
【野本信正議員】
⑦ 美浜区は、美浜区に愛着を持つきっかけづくりに、地域の活性化を図るため、団体や学生などで結成する実行委員会のイベント事業を支援して、美浜区の魅力創出・発信にとりくんでいる。
若葉区の魅力アップと創出・発信は、魅力ある資源に寄り添っている住民や団体・生産者などと協力していくことが必要である。区役所はそれをお手伝いしたり、リードしていく役割があるのかなと思うが、区長の見解と、取り組んでいく考え方について問う。
【若葉区長答弁】
若葉区におきましても、地域活性化支援事業として、地域資源を活用し、広くPRする取組みを行う団体への支援を行っておりますが、今後は、地域に出向き、地域で活動する団体や生産者等と情報を共有し、連携した発信に努めたいと考えております。そして、多くの方に若葉区の魅力を知っていただき、若葉区に行ってみたい、住んでみたい、住み続けたいまちと思っていただけるような取り組みを進めて参ります。
【野本信正議員】
今回は、若葉区の魅力アップについて質問したが、千葉市6つの各区にはそれぞれ魅力ある資源が多くあると思う。各区が魅力アップと創出・発信させていくことにより千葉市全体の愛着やほこりを醸成していくことを望んで、
次の質問に移る。
2.交通安全について
【野本信正議員】
(1) カーブミラーについて
千葉市道路反射鏡設置基準をみると、道路の見通しの悪い交差点等で他の車、歩行者などを確認して、安全を補う鏡と規定している。
① 市民から見通しの悪い交差点でカーブミラーを取りつけてほしいと求めても、設置基準で歩道又は隅切りが設置されているため、断られることもある。しかし本当に見通しが悪くて危険な交差点には取りつけて、交通事故を無くすべきではないのか。
【建設局長答弁】
「千葉市道路反射鏡設置基準」では、カーブミラーの設置に当たり、見通しの悪い場所の道路状況や交通状況等を把握したうえで、設置の必要性を検討すると規定しており、設置要望があった場合には、隅切り等の有無にかかわらず、現地を確認し対応することとしております。
【野本信正議員】
② 基準の中にその他、特別の理由があり、道路管理者が必要と判断する箇所には設置できるとある。これを運用して交通安全を守るように求めるが。
【建設局長答弁】
特別な理由があり、道路管理者が必要と判断する箇所の具体例としては、隅切り等が設置されている交差点であるものの事故が多発し、交通安全上、設置が望ましい箇所のほか、道路の交差が鋭角であるなど、見通しが悪い交差点が挙げられます。これらを踏まえ、今後も、道路利用者が安全に通行できるよう適切に対応して参ります。
【野本信正議員】
(2) 通学路の安全
① 八街の事故の後、通学路にグリーンの路面標示がされて対策が進んだ。しかし若葉区若松小学校通学路、大聖寺裏コンビニ前交差点は危険なため、信号機の改善を、八街の事故の直後から要望しているのに一向に進まない。警察に早期改善を迫ってほしいが。
【市民局長答弁】
当該交差点については、ご要望を受け、令和3年9月と12月に、信号機の歩車分離式や歩行者先出し信号機、信号サイクルの変更を所轄の警察署へ要望しております。今年度は、再度ご要望がありましたことから、5月と9月に警察署へ要望しておりますが、新たに押しボタン式の信号機の設置を加え、あらためて警察署へ要望して参ります。
【野本信正議員】
(3) 横断歩道劣化の速やかな改善
① 横断歩道の劣化は、横断する歩行者の発見・見極めが遅れる原因になる。
先に横断歩道の白線塗り直しを、市を通じて警察に依頼したが、実施まで1年も係った。交通事故をふせぐために速やかな改善を警察に求めてほしいが。
【市民局長答弁】
千葉県警察に対して速やかな対応を改めて要望するとともに、都度求めて参ります。
【野本信正議員】
② 次に御成街道の金親町・長屋門の有る集落の幅員6メートル程度の道路は、たくさんの通過車両が結構なスピードで走るため、横断する高齢者など住民は、危険にさらされている。住民らは若葉消防署前に多額の予算を使い広い新しい道路を作ったのに役に立っていない。
【市民局長答弁】
新保育園横の交差点に横断歩道を設置することについて、速やかに所轄の警察署に要望して参ります。
【野本信正議員】
③ せめて「住宅地につき時速30キロ」のスピード規制や、大型車の進入禁止等、対策を取るべきではないか。等の強い要求が出ている。千葉市は警察も動かし、安全対策を急いで実施することを求めるが、明快な答弁をされたい。
【こども未来局長答弁】
警察への要望にあたっては、新保育園の整備・運営法人、保護者、本市の連名で、横断歩道の設置に関する要望書を提供する予定であり、今後とも保護者等のご意見も踏まえつつ、児童の安全対策に取り組んで参ります。
【野本信正議員】
④ 建設局長に質問するが、土木事務所および若葉消防署前の道路は、過去に新しく作ったものであるが、県道から御成街道接続までの距離、車道と歩道の幅員、道路を新設した事業費について示されたい。
【建設局長答弁】
距離は、約720メートル、幅員は9メートルの車道、2.5メートルの両側歩道の14メートルで、道路新設に要した事業費は、約12億円となっております。
【市民局長答弁】
当該道路に対して速度制限や大型車の進入禁止等の交通規制を行うことについて所轄の警察署に要望して参ります。なお、千葉県警察では、これらの規制要望を受けた際には、通常、交通量調査等を行い、交通規制の必要性を判断し、必要に応じて地域住民の同意が得られることを要件としていると聞いております。
【野本信正議員】
⑤ 立派な道路が土木事務所および若葉消防署の機能に役立っていることはわかるが、車道9メートル、歩道2.5メートルで両側に整備された立派な道路を一般の車両は利用しないで、狭い御成街道を走り住民を危険にさらされている。道路新設費用12億円の費用対効果からしても改善が必要と思うがどうか。
【建設局長答弁】
通行車両を、新設した金親町69号線などへ誘導し、当該区間に流入する交通量を減らすため、これまで、交差点改良や道路案内標識の表示変更などを行なって参りましたが、さらなる対策の必要性について、地元や警察と調整して参ります。
3.公園の整備について
【野本信正議員】
① 財政健全化・大型開発優先により予算が削られ、公園の維持管理や街路樹整備が遅れてきたが、私ども予算の増額を一貫して求めてきた。ここ10数年でどのくらい予算が増えて、公園の整備、トイレの改善、街路樹の剪定などがどのくらい前進したのか。また、今後も予算を増額すべきと考えるが、見解を伺う。
【都市局長答弁】
公園や街路樹の維持管理及び公園整備予算については、平成23年度に約19億円であったところ、令和元年度、主に維持管理費を増額して以降、今年度までの4年間の平均は約37億円となっております。公園等の整備については、平成23年度以降、昨年度末までに蘇我スポーツ公園整備等が完了、身近な公園を10か所、2.6ヘクタール整備したほか、692基の遊具交換を実施、令和元年度から取り組んでいる大規模公園のトイレの建替え14棟は、来年度完了する予定です。街路樹に関しては、「千葉市街路樹のあり方」に基づき、安全確保のための交差点付近の樹木伐採及び樹高抑制の剪定などの取り組みを進めております。今後も、施設の老朽化や樹木の大径木化等に伴い、維持管理経費の増大等も見込まれ、コスト縮減を図りつつ、安全・安心のまちづくりに向け、必要に予算の確保に努めて参ります。
【野本信正議員】
② みつわ台第2公園はみつわ台地域の水害対策のため、雨水貯留槽の設置が進められているため土木工事がされていて、住民からは緑豊かな公園が何時復元するのかの声が聞こえている。何時頃になるのか。
【建設局長答弁】
現在、掘削工事を行なっており、今後、貯留槽の設置及び取水管渠などの工事を行い、来年度末の完成を予定しております。
【野本信正議員】
③ 雨水貯留槽の完成は何時で、これによってみつわ台地域の水害対策はどのように進み、水害被害はどの地域までどのように改善するのか。
【建設局長答弁】
みつわ台2丁目・4丁目付近は、これまでも度々、浸水被害を受けており、平成28年9月及び令和3年7月の大雨では、家屋への被害が発生している状況です。当該地区は、「千葉市雨水対策重点地区整備基本方針」において重点地区に位置づけ、1時間当たり65.1ミリメートルの降雨に対する整備を行っており、貯留槽工事の完成によって、浸水被害の軽減が図れるものと考えております。
【野本信正議員】
④ どんな公園に復元するのか。 完成後の公園のイメージについて示されたい。
【建設局長答弁】
地域の皆様や公園利用者にご理解をいただき、憩いの場である公園を、長期間、工事用地として借用していることから、公園の復旧に際しては、工事着手前にあった樹木や遊具、駐車場などを復元することを基本とし、安全で、より快適に利用できる公園となるよう、地域の皆様などのご意見を伺いながら、公園管理者と調整を図り、早期の完成に努めて参ります。なお、工事に伴う斜面地の植生回復にあたっては、クヌギ、コナラなどの植栽により多様な生き物の育成にも配慮した雑木林の育成を目指して参ります。
4.国民健康保険について
【野本信正議員】
コロナ禍と物価高騰の影響などで、高すぎる国民健康保険料を払いたくても払えない被保険者が増えている。減免申請をしても規則に該当しないからと却下されたり、督促されても払えないため差し押さえ件数も増えている。
① 資力があるのに納付しない被保険者には、厳しい聴取を求めることは当然だが、仕事や事業が立ちいかず、払いたくても払えない善意の滞納者には、親切な対応すべきである。差し押さえられれば、仕事や営業がストップしてしまい、保険証がなければ医者にもかかれない事態にもなる。
このようなケースには、減免などをして仕事が継続出来るようにして、被保険者が立ち直れば、保険料の納付もできて、市民が生活を維持していけるようにすべきではないのか。
【保健福祉局長答弁】
様々な事情で保険料の納付が難しい状況にある方については、納付相談により世帯の状況等の把握を行い、失業などで所得が大幅に減少した場合には、減免申請を促したり、滞納処分を行う場合にも、徴収猶予や換価猶予の対応が可能か検討するほか、滞納処分をすることができる財産がない場合には、処分停止を行なっております。
【野本信正議員】
② 差し押さえ件数は、平成30年度1,276人であったものが、令和3年度は4,706人へと激増している原因は何か。
【保健福祉局長答弁】
令和2年10月から、統一滞納管理システムが稼働し、市税や国民健康保険料など、強制徴収6債権を滞納している方に対しては、市税事務所において、国民健康保険料の滞納整理事務が行なわれるようになりました。徴収部門の職員により、効率的・効果的な滞納整理を行うことが可能となり、増加したものと認識しております。
【野本信正議員】
③ 国保料と市民税の両方を滞納した人は、税務が担当して差し押さえしているのか。いずれにしても3年間で3.7倍に増えたことはそれだけ徴収強化され、次の営業に回す資金まで差し押さえられる人も出てくる。国税徴収法は差し押さえについて慎重に行うことを示唆していると思うがどうか。
統一滞納整理組織では、6月1日時点で前年度以前の国民健康保険料の及び市税の滞納がある方については、現年度分を含め、税務部において、催告や差し押さえなどの事務を行なっております。差し押さえについては、財産があるにもかかわらず、納付いただけない方や、納付相談に応じていただけない方などに対して行なっており、保険料への充当については、生活状況などを考慮した上で行うこととしております。
また、国税徴収法等関係規定に基づく事務マニュアルを作成し、滞納整理事務にたっての折衝のあり方などについて、職員に周知徹底を図り、適切な対応に努めております。
【野本信正議員】
④ 保険福祉局長は、被保険者の厳しい実態を承知しているのか。差し押さえは納税相談をしない被保険者に行っているというが事実なのか。
コロナ禍、物価高騰で国保被保険者の多い自営業者は、休業や時間短縮営業を行い、飲食店などは通常営業に復活したが、お客が戻らず見通しが立たない店が多い。国保料を払いたくても払えない人が続出して、区役所に減免相談に何回も出かけたが、基準に外れているからと却下されている。私も何人かの被保険者と共に市役所担当課と話し合い、「今減免して少しでも払い、その結果立ち直っていけば営業も継続し、国保料も満額払えるようになるので、納付者に寄り添った対応を」とお願いした。しかし結果は拒否され、少なくない被保険者が国保料を納付できずに滞納が続き、督促、催告、差し押さえになっていく被保険者もいる。その結果休業、廃業に追い込まれた事業者はかなりいる。
このように、納付相談をしても却下されて路頭に迷っている被保険者がいることを認識すべきだがどうか。国保料の減免などの基準を緩和して、営業や生活が継続して、そのとき国保料を払えるように、もっと心の通う国保行政を行うよう求めるがどうか。
【保健福祉局長答弁】
減免については、「倒産・廃業・失業・一定期間以上の休業・事業の廃止・休止」等の要件があり、ご相談いただいた結果、この条件にあたる場合に適用となります。このため、減免基準に合致しない場合は、納付相談により、生活状況や経営状況をお伺いしながら、徴収猶予など状況に応じた対応を図っているところです。
【野本信正議員】
⑤ 国税徴収法の理念に沿って対応を求めるがどうか。
【保健福祉局長答弁】
強制徴収公債権の債権管理及び徴収事務においては、慎重な運用が求められているものと理解しております。このことから、差し押さえの判断に限らず、滞納処分をすることで、生活が窮迫する恐れのある場合には、徴収猶予など、個々の状況に応じた適切な対応に努めて参ります。