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日本共産党東京都議会議員団

下水道料金値上げしない対応を! もりた真弓議員が議案質疑〔2023年第3回定例会〕

もりた真弓議員の議案質疑               2023.9.11

【もりた真弓議員】

はじめに補正予算の議案について質問します。

物価高騰の影響が市民生活に暗い影を落としています。東京都杉並区の岸本聡子区長は、区議会定例会で学校給食費無償化や補聴器購入補助金、気候変動対策費などを含む補正予算案を発表しました。そこでうかがいます。

千葉市は今議会の補正予算で、国や県の制度待ちでない千葉市独自の物価高騰対策を検討しなかったのか。お答えください。

【財政局長答弁】

本市としましては、これまで編成した当初予算及び補正予算の中で、物価高騰の影響の大きい低所得世帯や子育て世帯等への給付金の支給や、学校・保育施設等の給食費支援のほか、市民生活の下支えと地域経済の活性化のためにキャッシュレス決済によるポイント還元キャンペーンなどの事業化を図って参りました。また、コスト増加の影響が継続する中小企業者に加え、利用者への価格転嫁が困難な地域公共交通事業者や社会福祉施設等への更なる支援など、国・県の取り組みとの整合性を図りながら、できる限りの対策を講じたところであり、順次、支給や申請の受付を開始したところです。このような中、国により、物価高騰対策の第一弾としてガソリン価格の高騰対策が示されるとともに、今後、電気・ガス料金の負担軽減措置を含む経済対策が示される方針であることから、本市としましては、こうした国や県の動向を注視しつつ、明らかになり次第、迅速な対応を図って参ります。

【もりた真弓議員】

次に、議案第89号・一般会計補正予算について質問します。

新庁舎整備についてです。令和5年及び令和6年に予定している事業内容について、おたずねします。

【財政局長答弁】

 現在進めておりますモノレール連絡通路、議事堂棟及び旧本庁舎の解体工事の他、モノレール連絡通路の再整備工事、公用車車庫や倉庫などの付属施設整備工事、駐車場や駐輪場、植栽等の外構工事を予定しております。

【もりた真弓議員】

今後のスケジュールについてお示しください。

【財政局長答弁】

 現時点の工程では、旧本庁舎の解体工事及びモノレール連絡通路の再整備を令和6年6月末までに終了させ、その後、順次、付属施設整備工事や外構工事を実施し、7年1月末に全体竣工を予定しております。

【もりた真弓議員】

次に、出産・子育て応援プラン事業についてです。

事業の詳細と利用者の声についてうかがいます。

【保健福祉局長答弁】

 この事業は、妊娠から出産・子育て期までの一貫した伴走型相談支援と、経済的支援として給付金を支給するものです。母子健康包括支援センターで、妊娠届を行った妊婦と面談を行い、一人ひとりに応じた支援プランを立てるとともに、出産や育児の準備のための給付金5万円を支給します。出産が近くなる妊娠8か月頃に妊娠後期面談を行い、出産について一緒にイメージづくりをするとともに、出産後利用できる育児サービスの情報提供や産後ケアの事前登録などを行います。出産後は、新生児訪問を行い、育児に関する不安や相談への対応や、育児サービス等を利用するための経済的支援として5万円を支給します。その後も、育児に関する継続的な情報発信を行い、特に0歳から2歳の低年齢の子育て家庭に寄り添った支援を行います。利用者からは、出産や子育て期の経済的支援はありがたいという声が聞かれております。また、面接などで不安なことや困っていることなどを把握し、タイムリーな支援に繋げらるよう努めております。

【もりた真弓議員】

出産・子育て応援という目的からすれば、恒常的な事業としての置づけが必要ではないのか、おたずねします。

【保健福祉局長答弁】

 国は今後、恒久的な事業とするための法整備について、議論を進めることとしており、本市としては大都市民生主幹局長会議などを通じて、制度の継続的かつ効率的な実施のための措置について国に要望しております。

【もりた真弓議員】

次に、塵芥収集運搬事業、繰越明許についておたずねします。

千葉市はディーゼルエンジンを搭載した塵芥収集車を何台所有していますか。

【環境局長答弁】

 市内3つの環境事業所の塵芥収集車の総台数は14台であり、うちディーゼル社が12台、天然ガス車が2台となっております。

【もりた真弓議員】

今後の車両更新のスケジュールについてうかがいます。

【環境局長答弁】

 車両の劣化や不具合等の状況に応じて、更新を進めてまいります。

【もりた真弓議員】

 次に、企業立地促進事業・オフィス環境整備補助金についておたずねします。

賃借型として14件の新規立地企業にオフィス環境整備等の費用に対して、1事業者に1千万円の限度額で補助金を出すとのことです。補助金の対象となる環境整備の内容についてお示しください。

【経済農政局長答弁】

 新たに市内に進出する拠点の整備に必要な内装工事費や、什器・備品等の設備購入費の他、引越し費用など移転に際して係る経費を対象としています。

【もりた真弓議員】

今回の補助金は、すでに千葉市が実施している賃借型企業立地補助金に追加で行う補助金となるのかうかがいます。

【経済農政局長答弁】

 賃貸型企業立地補助金の対象となる市外からの新規進出企業であれば、追加で利用できる補助金となっております。

【もりた真弓議員】

所有型企業立地補助金についておたずねします。

所有型企業立地補助金の対象を投資額2億円以上などの企業にしている理由はについてうかがいます。

【経済農政局長答弁】

 本補助制度は、市内において特に税源の涵養や雇用の創出効果が高い一定規模以上の投資を行った企業に対し、操業を開始してから事業が安定するまで、円滑に事業を展開できるよう取得した土地・建物・償却資産にかかる固定資産税・都市計画税相当額などを補助金として交付しています。支援対象とする「一定規模以上の投資規模」については、他都市の類似制度の動向なども踏まえ、支援対象とする投資規模の下限を2億円としています。

【もりた真弓議員】

対象から外れる小規模事業者もアフターコロナで経済活動が厳しくなっています。一定の企業にのみ大型特例等も設けて補助率や上限額を引き上げるのはなぜか、お答えください。

【経済農政局長答弁】

 大規模な投資を検討している企業は、複数の都市を進出先の候補とされており、特に都市間競争が厳しいことから、大型特例など企業の投資先として選ばれる都市となるよう努めているところです。大型特例の対象となる大規模な投資計画は、進出までの準備を含め、操業開始から事業が軌道に乗り定着するまで相応の時間とコストがかかるため、市内拠点における円滑な事業遂行が可能となるよう、投資規模から見込まれる税源涵養や雇用の創出効果に見合う水準において、補助率や上限額を引き上げております。なお、投資を分割して計画的に行う中小企業を支援する「累積投資型」など様々な規模の企業に対応した補助メニューを用意し、市内企業の持続的成長や経営の安定化にも努めています。

【もりた真弓議員】

 次に、千葉マリンスタジアム屋根梁等塗装修繕についてです。

塩害による腐食の進行で塗膜の剥落が発生している状況についてうかがいます。

【都市局長答弁】

 本年5月に、外野中央にあるバックスクリーンのレフト側の屋根の梁から塗膜が剥離しました。発生個所は、スタジアム内の風の流れを整えるために設置している海側の外壁の開口部付近で、塩害による影響を受けやすい箇所となります。また、現在塗装修繕が必要と確認のできている個所は、バックスクリーン両側の開口部付近の他、内野1塁側と3塁側のスタンド上部の屋根の梁で、いずれも錆の発生が顕著な個所となっております。

【もりた真弓議員】

令和5年12月から約3か月間塗装修繕を行う予定ですが、その後の修繕の見通しをお示しください。

【都市局長答弁】

 今回の補正予算の対象に含めていない内野3塁側のスタンド上部については、来年度に実施する予定です。

【もりた真弓議員】

現在の千葉マリンスタジアムの施設について、屋根塗装以外の修繕や、今後の大規模改修や建替えなどの予定はどうか、お答えください。

【都市局長答弁】

 現在、ZOZOマリンスタジアムのあり方について検討を進めておりますが、現スタジアムの機能維持と安全確保のため、今後、現地調査を行ったうえで、必要な修繕を適宜実施して参ります。なお、現スタアジアムの改修か、あるいは建て替えかについては、昨年度の基礎調査を踏まえて今年度から着手する基本構想の中で検討することとしております。

【もりた真弓議員】

 次に、高等学校入試デジタル採点システム導入についてうかがいます。

令和5年度千葉県公立高等学校入学者選抜において発生した採点誤りの概要についてお示しください。

【教育次長答弁】

 市立高等学校2校については、合計11件の祭典誤りが判明し、その原因は人為的ミスによるものでした。修正した特典により、改めて合否の判定を行ったところ、稲毛高等学校で本来合格とすべき受験者1人を不合格としていたことが明らかとなったため、この受験者を入学許可候補者としました。

【もりた真弓議員】

マークシート・デジタル採点システムの導入でどう変わるのかおたずねします。

【教育次長答弁】

 選択問題については、マークシート式の採用により、自動採点となります。また、記述問題については、採点者2人がそれぞれのパソコンの画面上で採点を行った後、その結果を突き合わせて不一致がないか、システムにより自動で確認が行われます。その上で、選択問題と記述問題の採点結果を自動集計することにより、人為的ミスを防ぐものです。このほか、合否のボーダーライン付近の受験者の答案を再点検するなど、採点や点検の改善に努めて参ります。

【もりた真弓議員】

次に、関連がありますので、議案第89号・一般会計補正予算、議案第92号・千葉市動物公園事業特別会計補正予算、議案第103号・製造委託契約、動物科学館設備改修についてうかがいます。

動物科学館の空調等の設備改修の工期が14か月必要な理由をお示しください。

【都市局長答弁】

 設備改修については、来年度当初予算での対応を念頭に、昨年度に設計を進めてきましたが、その過程において同時期に行う学習展示施設改修との工程調整の結果、各展示室や通路等の天井の空調、消防、展示に係る配線の引き直しや設備の入替など、工程を合わせるべき作業が明らかとなり、最も後期が必要となる空調設備の改修について、単独で11カ月と見ていたところ、14か月必要となったものです。

【もりた真弓議員】

動物科学館のリニューアルオープンのテーマ・内容についておたずねします。

【都市局長答弁】

 今回のリニューアルにおいては、生物多様性の宝庫であるとともに地球環境に対しても大変重要な存在である「熱帯雨林」を取り上げ、「熱帯雨林を知り、学び、ともに共存する」をテーマとしました。人類は熱帯雨林から多くの恩恵を受け、文明の発展の元となってきましたが、近年深刻な環境破壊が指摘されており、動物園で保全に取り組む絶滅危惧種の多くも、そこで暮らす動物たちとなっています。このため、動物に対する保全活動と動物たちの現状について、より理解を深めることができるよう、この展示を通し、熱帯雨林の歴史や仕組み、環境破壊の現状、自然保護の課題などを学べる内容としています。展示構成としては、パネル展示に加え模型や映像などを駆使した展示とし、「熱帯雨林のエコツアー」に見立てて館内をめぐる演出となっています。

【もりた真弓議員】

業務委託先の受託者のこれまでの事業実績についてお答えください。

【都市局長答弁】

 受託者は、令和元年度から3年度に実施した徳島県立博物館の展示リニューアル。2年度から昨年度に実施した静岡市歴史博物館の新規展示施設の制作設置。3年度から昨年度に実施した千葉市科学館の展示リニューアルなど、全国各地の博物館等での類似業務の実績を有しております。

【もりた真弓議員】

 次に、議案第93号:千葉市下水道事業会計補正予算についてです。

浄化センター等包括的維持管理業務委託の第4期の運転管理状況についてうかがいます。

【建設局長答弁】

 包括的維持管理業務委託においては、運転管理や施設管理、薬品などの調達管理について、適切に維持管理しております。また、業務委託の発注に当たっては、放流水質の基準を設けた性能発注方式を採用していることから、基準内の水質が確保されております。

【もりた真弓議員】

物価変動等の理由で第4期と比べ、5期の業務委託費が増加していますが、どの時点の単価を採用したのかお示しください。

【建設局長答弁】

 債務負担行為の設定に当たり、本年6月時点の労務費や電気料金などを採用しております。

【もりた真弓議員】

包括的維持管理業務委託の導入から16年となるが、職員の技術力の継承・向上に問題はないのかお答えください。

【建設局長答弁】

包括的維持管理業務委託において、汚水の流入量や水質の変動に対応した水処理施設などの運転方法や、緊急修繕が発生した場合の修繕方法について、受注者と協議調整しております。また、委託に含まれていない大規模な設備の修繕業務の設計や施工監理を職員自ら行うことなどにより、技術は継承されていると考えております。

【もりた真弓議員】

 次に、議案第95号:千葉市国民健康保険条例の一部改正についてです。

産前産後期間については、これまで国民年金保険料で、出産日が2019年2月1日以降の国民年金の第1号被保険者の免除期間が設けられています。

今回の条例改定の内容は、国民年金保険料の免除内容と同様かうかがいます。

【保健福祉局長答弁】

 国民健康保険料においても、国民年金保険料と同様に子育て世帯の負担軽減を図るため、同じ対象期間で保険料を免除するものです。

【もりた真弓議員】

対象となる人数は年間どの程度となるのかお示しください。

【保健福祉局長答弁】

 対象となる人数は、年間480人と推計しております。

【もりた真弓議員】

システム改修の必要性についておたずねします。

【保健福祉局長答弁】

 保険料を免除するためには、世帯のうち出産する被保険者の所得を把握し、保険料を計算し直す必要があります。今後、適切に保険料の算定を行うため、システム改修を行うものです。

【もりた真弓議員】

申請方法や届け出の詳細について周知はどのように行うのかうかがいます。

【保健福祉局長答弁】

 出産予定日を把握する必要があることから、基本は届け出が必要となりますが、届け出がなくても本市が出産予定日等を把握できる場合は、免除の手続きを進めることができます。妊娠届を受け付ける各区健康課と受付や周知の方法について協議し、対象となる方に情報が行き届くよう検討して参ります。

【もりた真弓議員】

次に、議案第96号・千葉市衛生関係手数料条例及び千葉市旅館業法施行条例の一部改正についてです。

旅館業法に基づく営業許可についてこれまでとどう変わるのかお示しください。

【都市局長答弁】

 現在、営業者が第三者に譲渡する場合などには、譲渡する営業者は「廃業届」を、譲り受ける者は許可の申請を行う必要があります。今回の法改正により手続きが一本化され、事業の継続の承認申請のみとなり、手続きや費用面での負担が軽減されます。

【もりた真弓議員】

手続きの簡素化による効果はどの程度見込めるのかおたずねします。

【都市局長答弁】

 これまで新規の許可申請の際に求めていた施設の構造設備、配置、立面図などの書類の添付が省略可能となること。また、審査にかかる期間が短縮されるなど一定の効果があるものと考えております。

【もりた真弓議員】

次に、議案第99号・千葉市都市公園条例の一部改正についてです。

千葉公園の「賑わいエリア」の整備に伴い有料公園施設から除外される千葉公園集会所(好日亭)のこれまでの利用実態をお示しください。

【都市局長答弁】

 平成30年度から昨年度までの過去5年間における利用実績ですが、利用目的はコスプレイヤー撮影が概ね50%で最も多く、次いでお茶会が概ね30%となっており、その他、お香会や舞などの利用がありました。また、年間稼働率は、平成30年度と令和元年度が概ね30%、新型コロナウイルス感染症の影響があった令和2年度から昨年度が概ね20%となっております。

【もりた真弓議員】

今後、好日亭は飲食店カフェ&ベーカリーとして運用を予定していますが、どこが運営するのか。また施設の外観等はどうなるのかうかがいます。

【都市局長答弁】

 好日亭については、千葉公園「賑わいエリア」「ドーム前広場」整備・運営事業者である大和リースグループが、カフェ&ベーカリー運営事業者を選定することとなっております。また、施設の外観や構造については、現状を極力生かす形を考えており、緑に囲まれた木造平屋建ての和の雰囲気を残しつつ、飲食を楽しむことのできる店舗となる予定です。

【もりた真弓議員】

好日亭の利用計画について住民から意見を聞く機会はあったのかお答えください。

【都市局長答弁】

 本年の3月30日に、千葉市生涯学習センターで千葉公園の賑わいエリアに関する地域住民説明会を開催しており、その中で好日亭のカフェ&ベーカリーの利用計画についてもお知らせしております。

【もりた真弓議員】

 次に、議案第100号・千葉市下水道条例の一部改正についてです。

令和3年度から令和14年度までの中長期経営計画で、資金不足を賄うため約4%の改定としていましたが、さらなる資金不足が見込まれるため、使用料算定期間を令和6年度から令和7年度の2年間として下水道使用料の改定を行うとしています。

なぜ使用料算定期間を2年間で設定したのかおたずねします。

【建設局長答弁】

 従来の算定期間である4年間では、使用水量や電力価格、企業債金利の動向など、先が見通せない状況であることから、使用料算定期間を2年間に短縮したものであります。

【もりた真弓議員】

約4%の改定を平均改定率5.40%に改定することは市民生活への負担と考えないか、お答えください。

【建設局長答弁】

 令和2年度に策定した千葉市下水道事業中長期経営計画においては、下水道施設の耐震化や老朽化に伴う維持管理費用の増加により、14年度までの計画期間中に生じる資金不足を賄うため、約4%の改定を予定しておりましたが、計画策定時に見込んでいなかった新型コロナウイルス感染症の影響による使用料の減収や、企業債借入金利の上昇による支払利息の増加、燃料価格をはじめとする世界的な物価高騰などにより、大幅な資金不足が見込まれております。このため、さらなるコスト縮減を行うとともに、市民生活への影響を考慮し、一般会計からの繰り入れを行うことにより、できるだけ改定率を抑えた上で、必要最小限の負担をお願いするものであります。

【もりた真弓議員】

今回、一般会計からの繰り入れで下水道料金の値上げ幅を減少するなど一定の努力が認められます。しかし、なお厳しい市民生活を応援するために、全額一般会計からの繰り入れで下水道料金の値上げをしないという選択をしないのはなぜか、うかがいます。

【建設局長答弁】

 下水道事業は公営企業会計であり、独立採算制を原則としていることから、資金不足は下水道使用料で賄うべきものですが、近年の物価高騰における市民生活への影響を考慮し、電力価格高騰による影響分については、一般会計から繰り入れを行い、改定率を抑制することとしました。なお、今回の繰り入れは資金不足を賄う使用料改定において、初めて改定率の抑制を目的として行うものです。

【もりた真弓議員】

 次に、議案第101号・工事請負契約(千葉市立稲毛国際中等教育学校大規模改造工事についてです。

稲毛国際中等教育学校の校舎及び屋内運動場の老朽化の状態についてお示しください。

【教育次長答弁】

 昭和54年の竣工から、築40年以上が経過しており、床・壁・天井等の内外装や電気設備・機械設備等の劣化が進んでいる状況です。

【もりた真弓議員】

3つの企業体が応札していますが、うち1企業体は技術提案等の審査で欠格となり無効となっています。その主な理由は何か、お答えください。

【都市局長答弁】

 本市の総合評価落札方式の入札参加に際しては、企業や配置予定技術者の施工能力、実績等をあらかじめ評価するため、基礎点制度申請が必須となります。応札のあった1企業体においては、配置予定技術者の基礎点制度申請に関する資料の提出が期限内になされなかったことから、欠格となったものです。

【もりた真弓議員】

 最後に、についてです議案第102号・工事請負契約(千葉市立稲毛国際中等教育学校大規模改造電気設備工事。

大規模改造電気設備工事の内容の詳細についてうかがいます。

【教育次長答弁】

 主に受変電設備、電力供給配線、電灯設備、火災報知設備の更新等を行います。

【もりた真弓議員】

2つの企業体が応札していますが、一方は4億円で予定価格超過、片や3億円で落札と1億円の差があります。電気設備工事でこのような金額の差はあるものなのか。不自然ではないのかお答えください。 

【財政局長答弁】

 入札価格につきましては、それぞれの入札参加者が配布された設計図書に基づき、積算した結果であると認識しております。過去の入札においても、結果として入札参加者の入札価格の差が大きく開いた例もあり、不自然であるとは考えておりません。

【もりた真弓議員】

 それぞれの詳細については、明日の委員会審査で行います。

以上で議案質疑を終わります。

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