市民の安全と子どもの尊厳を守る!あぐい初美議員の一般質問〔2026年第2回定例会〕2026.6.19

あぐい初美議員の一般質問〔2026年第2回定例会〕2026.6.19
あぐい議員の質問<1回目>
1.公園の管理について
(1)トイレの快適化
本市はR6年8月に身近な公園のトイレを対象として千葉市公園トイレ快適化計画を策定し、快適な利用環境の形成に向けた基本方針とともに今後概ね10年間で進める計画的な補修及び改築の方針を定めました。WEBアンケートで公園トイレに関する市民意識調査をしたところ、公園のトイレを利用しない人であっても利用する人でもどちらからも「汚く不衛生」「臭いが気になる」「建物内や周辺が暗く、防犯面や安全面で不安」という理由が挙げられており、一般的に3K(汚い、臭い、暗い)と呼ばれている環境の改善が必要だと述べられています。
公園トイレの「汚い、臭い」を解消するための改善策として市民が期待していることとして、回答者の半数以上が「清掃回数を増やす」と答えています。この他、「高圧洗浄や薬剤によるにおいの原因の尿石除去」や便器や手洗いの「自動洗浄機能の導入」が望まれています。
公園トイレの「暗さ」を解消するための改善策としては回答者の半数以上が「照明のLED化などによる明るさの改善」を期待しており、この他、「出入り口付近や人の目につきやすい場所へのトイレの設置」や「トイレ付近に照明灯を設置」「内装や内壁を明るい色に変更する」「周辺樹木の剪定・伐採による見通しの改善」などが対策として望まれています。
現計画の中では「汚い、臭い、暗い」の3Kの改善のための快適化対策メニューとしてほぼすべての公園を対象とするベースアップ対策と、老朽化が進んだ公園トイレで実施する個別対策に区分されています。そのうちベースアップ対策は、清掃頻度アップ、尿石除去等の特殊清掃などと、便器洋式化、手洗いの自動水栓化、照明灯のLED化、トイレまわりの樹木剪定といった対策を実施していくとされています。
- ベースアップ対策の進捗状況についてお示しください。
- トイレの清掃は委託事業者が行っていますが、清掃の内容、業者からの報告の内容、頻度についてお示しください。また、市のチェック体制はどうなっていますか。
- トイレに照明がない箇所数と割合についてお示しください。
- トイレの快適化の実施には利用者のマナーの向上も必要だと思いますが、公園のトイレ利用者への啓発はどのように行っていますか。
(2)樹木の点検
公園が設置されてから30年以上が経過している公園が多数を占め、樹木が成長して巨木となっています。公園の樹木は街中にある緑として貴重であり、木陰を作り公園を利用する方たちを癒すとともに、樹木が二酸化炭素を吸収して地球温暖化を抑制する役割も担っており、樹木を大事に育てていくことが必要だと考えます。一方で枝が伸び過ぎたことで公園全体が薄暗くなっている、枝が歩道に張り出し歩道に影ができ暗くなっている、樹木が街灯の光を遮っているなど樹木が及ぼすマイナスの影響について改善してほしいとの声が寄せられています。また、全国各地で倒木や落枝による事故が相次いで発生しており、樹木の老齢化に加え、周辺環境や気候条件の変化などにより、倒木のリスクが高まることが懸念されます。2019年の台風では倒木による被害が大きかったことはまだ記憶に新しいところです。
現在公園で管理している樹木の点検、剪定、伐採はどのように行われていますか。
(3)清掃
今の時期は草がどんどん伸びるため、草刈りをしても1か月ですぐに草が伸びて草に覆われてしまい、小さな子どもたちは公園で遊ぶことができない状況になります。また、大雨が降ったり、風が吹いたりした翌日は木の枝や葉が落ちしばらく放置されている状況も見受けられます。
- 現在の清掃や草刈りの回数についてお示しください。
- 公園付近の側溝に落ち葉がたまっていることが多く、それが原因となり道路冠水のリスクが高まるのではないかと考えられます。公園周辺の側溝の落ち葉等の除去はどこが責任をもって対応しているのか伺います。
- 清掃協力団体の効果と課題についてお示しください。
2.道路等のメンテナンスについて
6月3日に台風6号の影響で大雨が降り、千葉市に大雨警報が発令されました。今後も台風やゲリラ豪雨などで道路の冠水被害が出てくる恐れがあります。道路の排水をよくするために集水桝が設置されていますが、グレーチングの上に落ち葉やごみがたまっていたり、またグレーチングに泥が固まって目詰まりをしていたりなど集水桝の機能が生かされていない状況があります。機能が生かされなければ被害が発生する恐れが十分考えられます。
- 集水桝の点検はどのように行っていますか。
次に視覚障害者が安全に歩行するための「視覚障害者誘導用ブロック」いわゆる点字ブロックは大変重要な設備となっています。しかし、経年劣化により凸凹がなくなり、点字ブロックとしての役割を果たしていないものや、一部がはがれて躓く危険がある箇所などが見受けられます。こちらは稲毛区の京成みどり台駅からラウンドアバウトに通じる点字ブロックですが、私が実際に歩いてみましたが、突起が摩耗し表面が平らになってしまって点字ブロックとしての用をなしていない実態がありました。また、稲毛区小仲台2丁目6番周辺の横断歩道に設置されているエスコートゾーンも経年劣化が進んでいる箇所もあり、視覚障害者の団体から改修を求める要望が寄せられています。
- 点字ブロックの維持管理はどのように行われていますか。
- 点字ブロックの一斉点検を実施するよう求めますが見解を伺います。
- 傷んでいるエスコートゾーンの改修を求めますが見解を伺います。
3.不適切保育について
子どもの安全・安心が最も配慮される場所であり、子どもの最善の利益の保障と人権・人格が尊重されるべき保育所で虐待や不適切な保育があってはなりません。国は2021年3月に「不適切な保育の未然防止及び発生時の対応についての手引き」を作成し、周知しました。
ところが、2022年11月静岡県裾野市で1歳児のクラスの園児に対し、足をもって宙づりにする、バインダーで頭をたたいて泣かせる、容姿をばかにした呼びかけや暴言を浴びせる、昼食時に園児を怒鳴りつけ、ほほをつねるなど不適切な保育をしていたとして保育士3人が暴行容疑で逮捕される事件があり、虐待や不適切な保育が大きく取り上げられることとなりました。こども家庭庁はこの事件をはじめ、虐待事案が相次いだため、2022年12月に虐待や不適切な保育について調査をしましが、自治体によって事案の取り扱いに差があり、十分な調査とは言えず、実態を正確に把握するまでに至りませんでした。2023年5月に「保育所や幼稚園における虐待の防止及び発生時の対応等に関するガイドライン」を作成し、2025年8月に改訂を行っています。
このように不適切保育について国の対応が図られてきている中、今回千葉市でも不適切保育の事案が確認されたとして報道されています。報道によると若葉区の民間保育園で大縄跳びの際に、保育士が園児を強く押し出して転倒させたことが不適切保育にあたるとされ、さらにその様子を撮影した動画を、私用のスマートフォンに取り込み、自身のアカウントでインスタグラムに投稿した事案に続き、中央区の民間保育園でも園児3人に対し、昼寝用の簡易ベッドに抱えて落とすなどしたことが不適切保育にあたるとして園に改善を求めているとのことです。若葉区の事例では子どもの画像を勝手に投稿するという個人情報保護の意味でもやってはいけない二重の問題点を指摘しなければなりません。
①市の不適切な保育の定義とは何か見解を伺います。
②不適切保育の要因について見解を伺います。
③今回の事案についての受け止めについてお聞かせください。
④今回の事案に対してどのような対応がされたのかお聞かせください。
⑤民間移管した保育園で不適切保育が続いたのは、民間移管に問題があるからではないのか。
1、公園の管理について
【都市局長答弁】
公園の管理についてお答えします。
まず、公園トイレ快適化計画におけるベースアップ対策の進捗状況についてですが、
清掃については、一定の利用頻度があるトイレについて、令和5年度まで週2回行っていたものを、6年度より週3回に増やしております。また、1公園につき1箇所以上のトイレの便器の洋式化が、昨年度までに完了し、今年度からは、多目的トイレが設置されているトイレの男女別個室等の洋式化を進めております。手洗いの自動水洗化については、昨年度末で対象となる163棟のうち32棟が完了しており、同様に、照明のLED化については、対象となる165棟のうち86棟が完了しております。
次に、トイレの清掃内容や業者からの報告などについてですが、清掃内容は、床面や便器、手洗い場等の水洗い清掃、ごみの回収やトイレットペーパーの補充です。このほか、設備の故障や詰まり等の異常が確認された場合は、本市へ報告するとともに、適宜使用禁止の措置を行っております。業者から本市への作業の報告については、作業の翌月に提出される作業日報と、作業の前後を記録した写真を本市の監督職員が確認するほか、年3回、委託業務の履行状況について、対面による検査を実施しています。
次に、照明がないトイレの箇所数と割合についてですが、身近な公園のトイレ248棟のうち、照明がないトイレは63棟あり、割合は約25パーセントとなっております。
次に、トイレ利用者へのマナー向上に向けた啓発についてですが、トイレの衛生環境を維持するためには、利用者のマナー向上のための啓発が重要であると認識しており、これまでも、トイレをきれいに使っていただくよう呼びかける掲示を行っております。今後とも、トイレの衛生的な使い方をわかりやすく視覚的に伝えるイラストの設置など、更なる利用者のマナー向上に向けて、工夫して参ります。
次に、樹木の点検、剪定、伐採についてですが、点検は、定期的な目視による確認のほか、状況に応じて打診や樹木を揺らして異常がないかを確認するとともに、必要な場合は樹木医による診断も活用しております。また、選定や伐採については、それぞれの樹木が本来持つ自然の樹形を活かすことを基本としながら、繁茂した枝葉の剪定や、過密となり生育不良となった高木の間伐、枯損木や倒木の恐れのある樹木の伐採を行っております。
次に、公園の清掃や草刈りの回数についてですが、月1回を標準とし、落ち葉が多くなる11月、12月につきましては、月2回に回数を増やして清掃を実施しております。清掃協力団体が活動している公園では、1年を通じて月に2回以上団体に清掃していただいております。草刈りについては、年3回を基本としており、地域の行事予定や、草の繫茂状況等を踏まえ、必要に応じて、実施時期の調整や追加作業を行っております。
次に、公園周辺の側溝の落ち葉等の除去についてですが、公園緑地事務所及び土木事務所が連携し、出水期前や台風接近時などに、大雨等で冠水が起きやすい箇所を中心に、側溝の点検や清掃をしております。また、公園の清掃協力団体に、側溝の清掃を協力いただいている箇所もあります。
最後に、清掃協力団体についてですが、清掃協力団体の活動により、地域の方々による公園のきめ細かな管理や、破損した施設等の早期発見につながっていると考えております。また、近隣の皆様が公園に愛着を持っていただくとともに、活動を通じて地域コミュニティの活性化にも寄与しているものと考えております。課題としては、団体を構成する方々の高齢化や人数の減少、近年の猛暑による夏場の作業への支障等があげられます。以上でございます。
2、道路等のメンテナンスについて
【建設局長答弁】
道路等にメンテナンスについてのうち、所管についてお答えします。
まず、集水桝の点検についてですが、日常の道路パトロールによる点検に加え、台風など大雨が予測された場合には、事前に地下道や冠水が起きやすい箇所を中心に、集水桝などの点検を行っております。
次に、視覚障碍者誘導用ブロックの維持管理についてですが、自転車や徒歩などによる道路パトロールのほか、通勤時や現場に行く際などに日々点検を行っております。 さらに、「ちばレポ」をはじめ、市民の皆様からの通報により不具合などを把握しているところです。破損や摩耗しているブロックを確認した際には、適宜補修を行っております。
最後に、視覚障害者誘導用ブロックの一斉点検についてですが、駅や公共施設の相互間を結ぶ生活関連経路においては、今年度、点検を行うこととしております。また、その他の道路は、引き続き、道路パトロールなどの日々の点検により把握に努めております。以上でございます。
【市民局長答弁】
道路等のメンテナンスについて、所管についてお答えします。
稲毛区小中台2丁目6番周辺の傷んでいるエスコートゾーンの回収に関する見解についてですが、横断歩道に設置されているエスコートゾーンの管理は千葉県警察が行っておりますことから、当該区域を管轄します千葉西警察署に要望して参ります。
以上でございます。
3、不適切保育について
【こども未来局長答弁】
不適切保育についてお答えします。
まず、不適切保育の定義についてですが、保育施設での保育者による子どもへの関わりにおいて、保育所保育指針に示す子どもの人権・人格の尊重の観点に照らし、改善を要すると判断されるもののうち、当該行為が継続・発展することにより虐待に繫がりうる行為が不適切な保育であると捉えております。
次に、不適切保育が発生する主な要因についてですが、保育者及び組織の認識・知識不足のほか、施設における職員の不足や、保育者の心身の疲労からくる余裕のなさなどが、子どもとの気持ちを無視した対応につながるものと考えております。
次に、今回の事案に対する受け止めについてですが、確認された不適切な行為、動画等の流出については、当該園の保護者や園児に強い不安や不信感を与えたことはもとより、それ以外の市民に対する不安や不信感にもつながり得るものであり、大きなご心配をおかけしたことと重く受け止めております。
次に、今回の事案に対しての対応についてですが、若葉区の事案については、事案認知後、現地で法人及び園職員への聞き取りを実施し、当該保育士の行為が不適切保育に該当するとともに、動画等の流出の過程で情報管理に問題があったものと判断したことから、現在、経緯や事実関係、情報管理体制等を調査するため、特別指導監査を実施しているところです。今後、調査結果に応じ、法人に対して要改善事項を指摘し、具体的な改善策の提出を求めて参ります。また、中央区の事案については、事案認知後、現地で法人及び園職員への聞き取りを実施し、聞き取り結果を踏まえた要改善事項を通知し、書面での回答を求めているところです。
最後に、民間移管した保育園での不適切保育についてですが、民間移管園に限らず、不適切保育はあってはならないものであることから、本市としては、引き続き保育士確保に取組むと共に、本市主催の各研修の実施及び受講勧奨を行い、保育者及び組織の意識の醸成を図り、不適切保育の未然防止に努めて参ります。以上でございます。
あぐい議員の質問<2回目>
- 公園の管理について
市民の方から「公園のトイレは週何回くらい掃除をしているの」と聞かれることがあります。週2~3回行っているということやいつ掃除をしたのかがわかれば安心して使えることにつながるのではないでしょうか。
①いつ掃除をしたのかがわかるように見える化をしてはどうか。
公園のトイレをいくつか見てきたところ、便器は比較的きれいになっており臭いを感じるところは少なかったのですが、手洗い場が汚れているところが多いと感じました。中には苔が生えているところもあり、週2~3回掃除をしているのになぜなのかと疑問に思います。公園緑地維持標準仕様書には、トイレ清掃について「大便器・小便器、手洗い場の清掃については、適切な清掃用具及び洗剤を用い、洗浄すること、また、美観を保つために必要な作業は併せて行うこと」と示されています。仕様書に沿った業務が行われていないのは問題です。
②委託業務の履行状況について年3回検査を実施しているとのことですが、仕様書に沿った業務が行われるよう指導すべきではありませんか。
照明がないトイレは全体の4分の1であることがわかりました。照明がなければ夜は使用することができず、トイレがある意味をなさないうえ、防犯上も問題があり改善が必要です。
③照明がないトイレに早急に照明の整備を進めるべきではありませんか。
公園で遊ぶ機会の多い子どもにとっても快適にトイレを使うことができるようにしていくことが必要です。園庭がない保育園の子どもたちは公園を園庭代わりにして毎日遊んでいるため、公園のトイレを利用しますが、大人用の便座しかないと幼児では安定して座ることができないため、保育士が子どもの体を支えて排泄の介助が必要になり、子どもにとっても保育士にとっても公園でのトイレ利用は負担が大きく改善が求められます。
④こども未来局と連携をして保育園の子どもたちが園庭代わりにしている公園のトイレに幼児用便座を設置するよう求めますが、見解を伺います。
つい先日京都下鴨神社の御神木が風が強くもないのに根元から折れ倒木する事案があり、老木には注意が必要だと改めて感じたところです。樹木の点検は職員や樹木医によって行われているとのご答弁でした。
⑤何万本もの樹木を点検することは大変であると思いますが、どのくらいの頻度で実施されているのかお聞かせください。
⑥清掃協力団体が清掃を行っている公園とそうでない公園とではやはり公園のきれいさが違います。気持ちよく公園を利用することができるように少なくとも清掃協力団体並みの回数の清掃を行うべきではありませんか。
⑦公園の周りの側溝は公園由来の落ち葉や土が堆積しやすいため、日常的に点検・管理をしていくことが冠水の予防になると考えます。側溝の落ち葉の除去は公園緑地事務所と土木事務所が連携して行うとの答弁ですが、責任があいまいにならないでしょうか。公園緑地事務所がまず日常的にチェックをする体制が必要だと思いますが見解を伺います。
- 道路等のメンテナンスについて
- 集水桝の点検については日常の道路パトロールによる点検が行われているというお答えでした。日常の道路パトロールの点検頻度など具体的な内容についてお示しください。
- 公民館や学校、保育所など市の施設の周りの道路の集水桝の上のごみを施設の職員が除去するだけでも道路部局の負担が減るのではないかと考えます。また、商業施設や工場などにも協力をお願いすることも必要ではないでしょうか。市民みんなで少し協力をすることで、町の安全を維持していけるのではないでしょうか。
市の施設と協議をし、市の施設の周りの集水桝の上に溜まったごみの除去を行うよう位置付けられないか伺います。
③点字ブロックの点検については道路パトロールのほか、職員の通勤時や現場に行く際に日々点検を行っているとの答弁でしたが、当事者でなければ気づかないこともあるのではないでしょうか。点字ブロックを安心して使えるようにするために、障害者団体等と定期的に懇談会などを行い、意見、要望を聞くことが必要ではありませんか。
- 不適切保育について
①今回の両事案は法人からの通報があったとのことですが、職員や保護者が職員による不適切保育や虐待を疑う事案に気づいた際、相談・通報する窓口はどこか。直近3年間での通報・相談件数はいくつか。
②子どもの心のケアや保護者への説明は適切に行われたのか伺います。
③今回の事案に対して市が不適切保育と判断した後、子どもへの対応や保護者への説明、保育士の処分などが行われています。こういった事態に備え、各園で不適切保育の対応マニュアルを作成することを進めるべきだと考えますが、見解を伺います。
④市は法人及び園に調査をして要改善事項を通知し、書面での回答を求めているとのことです。不適切保育が再発しないように一刻も早く改善を行っていくことが必要だと思います。
書面の回答期限はいつまでなのか。また、要改善事項が実施されているかどのようにチェックしていくのか伺います。
⑤不適切保育が発生する要因の一つとして保育者及び組織の認識・知識不足が挙げられていました。保育の質の向上のための取り組みに力を入れていくべきと考えます。虐待や不適切保育を防ぐためには保育士が子どもの人権を尊重する意識を持ち、日々の保育の振り返りの中で常にチェックをしていくことが必要であると考えます。千葉市では国のガイドラインや全国保育士会の人権擁護のためのセルフチェックリストを使っているとのことですが、有効活用がされているでしょうか。また、各種研修が実施されているとのことですが、受講する人は限られており、その他の人は報告を聞くだけになり、研修の内容が十分つかめないのではないかと思います。
セルフチェックリストの活用状況及び、動画配信を使った研修の実施について見解を伺います。
⑥施設の職員不足も不適切保育の発生の要因だとのことですが、配置基準通りに人員が配置されていてもトイレに自由に行く時間もないほど忙しく、不足であればなおさら長時間過密労働にならざるを得ません。日々の厳しい働き方の中で心身の疲労が蓄積して余裕のなさにつながっていると考えます。
不適切保育を未然に防ぐため、保育士の配置基準を引き上げ、気持ちにゆとりを持ち子どもたち一人ひとりに丁寧にかかわることができる体制づくりを求めるが、見解を伺います。
1、公園の管理について
【都市局長答弁】
公園の管理についてお答えします。
まず、トイレ掃除をした際の見える化についてですが、表示する内容や効果など他の公衆トイレの取組を参考にして参ります。
次に、トイレ清掃業務の指導についてですが、毎月の作業報告を確認するとともに、必要に応じて現地確認も行うなど対応しております。トイレの衛生環境を維持するため、引き続き清掃業者への指導を行って参ります。
次に、正面がないトイレについてですが、こうしたトイレに照明を設置することは、公園の利用状況や地域のご意見、さらには整備に要する費用なども踏まえ、個別の検討が必要と考えております。
次に、公園のトイレの幼児用便座の設置についてですが、公園は小さな子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層の方が利用しておりますので、引き続き、様々な利用状況を把握の上、関係部局とも連携しながら、保育園児にも利用しやすい環境となるよう努めて参ります。
次に、樹木の点検の頻度についてですが、年3回、本市職員の目視による確認を実施しており、また、年間管理業務委託の受託者や指定管理者等による作業に際に、樹木に異常がないかを確認しております。
次に、清掃協力団体が清掃を行っていない公園の清掃についてですが、公園の清掃については、個々の公園の利用状況などを踏まえ、適切な対応を図っているところです。市民の皆様との連携を進めることにより、公園の利用環境の更なる向上が図れると考えており、引き続き、清掃協力団体が活動する公園の拡大も図って参りたいと考えております。更に、公園を快適な状態に保つためには、一人ひとりの適切な行動も重要であり、利用者のマナー向上に向けた啓発についても、引き続き進めて参ります。
最後に、公園の周りの側溝の公園緑地事務所によるチェックについてですが、大雨時に冠水が起きやすい側溝を中心に、出水期前や台風接近時などに、公園緑地事務所と土木事務所とが連携し、点検や清掃を実施しております。このうち公園の樹木の落ち葉等による影響が大きい箇所については、公園緑地事務所が行うこととしており、あらかじめ具体の箇所を建設局と定めております。以上でございます。
2、道路等のメンテナンスについて
【建設局長答弁】
道路のメンテナンスについてお答えします。
まず、日常の道路パトロールの具体的な内容についてですが、週1回程度、国道・県道・幹線市道を対象に、路面や排水施設などの状況について、目視による点検を行っております。
次に、市の施設の周りの集水桝の上にたまったごみの除去を行うことについてですが、各管理者が、施設を円滑に運営できるよう日常の清掃時などで自主的に行っているものと認識しております。
最後に、障害者団体等に定期的に意見を聞くことについてですが、道路は多様な利用者が、安全かつ円滑に利用できることが求められているため、整備にあたりましては、幅広い利用者のご意見を伺いながら、そのニーズを的確に反映した道路空間を構築していくこととしております。このため、以前から「まち歩き点検」や「アンケート調査」を実施するなど、各障害者団体を含めた多様な方々と意見交換を行ったうえで、整備を行っております。以上でございます。
3、不適切保育について
【こども未来局長答弁】
不適切保育についてお答えします。
まず、不適切保育や虐待を疑う事案に気付いた際、相談・通報する窓口についてですが、各園に設置している苦情解決第三者委員会や不適切な保育等が疑われる事例があったときに通報できるよう、本市ホームページ上に設けた「通報受付フォーム」のほか、所管課においても相談や通報を受け付けており、直近3年間の相談・通報件数は、令和5年度が26件、6年度が42件、7年度が26件となっております。
次に、子どもの心のケアについてですが、両事案において、被害に遭われた児童の様子を確認のうえ、園から保護者に対して、気づいたこと・気になることがあれば連絡をいただけるようお伝えしています。保護者への説明については、事案の確認後、まずは被害に遭われた児童の保護者に説明したのち、保護者全体への周知を行った上で、本市職員同席で保護者説明会を開催し、事案の詳細及び今後の対応についてご説明しております。
次に、各園で不適切保育の対応マニュアルを作成することについてですが、本市では、国が策定した「保育所や幼稚園等における虐待の防止及び発生時の対応等に関するガイドライン」を定期的に市内全園に周知しており、事案発生時にはこれに沿った対応をするよう指導しております。
次に、要改善事項の回答期限登そのチェックについてですが、中央区の事案については、今月5日に要改善事項を通知し、来月6日までに、取組状況に関する報告を求めています。その後も、巡回指導や必要な報告を求めるなどにより、取組状況について確認を行って参ります。若葉区の事案については、今後、特別指導監査の調査結果に基づき、法人に対して要改善事項を指摘し、具体的な改善策の提出を求め、取組状況について確認を行って参ります。
次に、人権擁護のためのセルフチェックリストの活用状況についてですが、市の巡回指導員による巡回の際に、不適切保育に関する各園での取り組みを確認しており、保育の振返りの際にセルフチェックリストも活用するよう指導しております。動画配信による研修については、受講場所の制限を受けず、短期間に多くの保育者の知識が更新できる点において動画配信の活用は有効と考えており、国などが作成した研修動画を活用し、研修内容の応じて、対面での研修方式と適切に組み合わせ、保育者の知識・経験の向上に努めております。 最後に、不適切保育を未然に防ぐための保育士の配置基準の引き上げについてですが、ご質問いただいた趣旨の配置基準の引き上げは現在検討しておりませんが、本市としては、引き続き保育士確保に取り組むとともに、本市主催の各種研修の実施及び受講勧奨を行い、保育者及び組織の意識の醸成を図り、不適切保育がなくなるよう取り組んでまいります。以上でございます。
あぐい議員の質問<3回目>
3回目は意見要望を申し上げます。
初めに公園の管理についてです。トイレの快適化計画に基づき改善が進められていることが確認された一方、現状はまだ汚れているところが存在しています。壁面の汚れを除去したり、蜘蛛の巣を払ったりするだけで、汚れの感じ方は違います。委託事業者の清掃実施状況のチェック体制をしっかり行い、トイレの空間すべてをきれいにしていくよう要望します。照明がないトイレについては、地元の要望には配慮しながらもやはり必要なところには整備をしていくべきと考えます。
道路等のメンテナンスについてです。集水桝に溜まった落ち葉等の除去は、樹木の多い大きな公園の周りについては公園緑地事務所と土木事務所で役割分担をして対応していることがわかりました。これからの季節はゲリラ豪雨への対策が必要になってくると思いますので、役割分担に基づいて点検と整備を徹底していくよう要望します。
最期に不適切保育についてです。今回の事案について検証をしっかり行い、改善策を明らかにして二度と起こらないように対策をしていくことが求められます。保育士の確保、研修の充実、人権への意識向上など未然防止のための取り組み強化を要望します。子どもの心のケアについて児童精神科や臨床心理士など外部の専門家を活用していくことも求めておきます。また、仮に起きてしまった際の対応マニュアルは不可欠ですので、各園での作成を位置付けることが必要だと考えます。不適切保育の最大の要因は保育士一人当たりの子どもの人数が多く、個別配慮が行き届かないこと、ストレスや負担があり余裕がないことではないでしょうか。横浜市は1歳児は4対1、4歳以上児は24対1と自治体独自の配置基準で運用し、保育士の負担軽減を図っています。本市も1歳児は国基準を上回っていますが、まだ十分とは言えません。さらなる配置基準の改善を要望して一般質問を終わります。







