「お出かけ支援パス」の実現で公共交通を守り発展させよ!野本信正議員の一般質問および答弁〔2026年第3回定例会〕

野本信正議員の一般質問および答弁 2026.10.1
1 公共交通の充実について
【野本信正議員】
市民の足として重要な役割を果たしているバス路線の廃止や減便があり、直近では千葉シーサイドバスが路線の一部を廃止することになった。バスドライバーの不足が深刻であり改善がもとめられているが、令和6年4月からの改善告示以降千葉市内で廃止や減便になった便数は何便か。
【都市局長答弁】
本年4月に本市が実施した調査では、改善告示がなされる直前の令和6年3月末時点と本年3月末時点との比較で、減便数は約300便、全体の約4パーセントとなっております。
【野本信正議員】
若葉区では、都賀駅から鎌取行きのバス路線が廃止されて、若葉区からがんセンターなどへ通院する住民などから復活の声があがった。市は、大宮台から千城台までのコミュニティバスの運行を図り、それは評価されている。しかし、都賀駅までは行かないため大宮台の住民から苦情が出ている。とりわけ、大宮台連絡所では交付されない証明書などを若葉区役所まで取りに行けないと高齢者などが困っている。そこで質問するが、
減便等の結果、通勤や通学及び買い物や通院などで影響を受けた住民は多数にわたるが、減便等による影響が大きいため、対処をした事例があればその取組みの概要は。
【都市局長答弁】
令和6年4月に大椎台から土気駅を結ぶ路線バスが廃止となったことを受け、買い物や通院などの日中の移動手段としてデマンド型タクシーの運行を社会実験として取り組んでおります。また、朝晩の通勤・通学時間帯の移動手段の確保が課題となっていたことから、地元交通対策協議会、バス事業者、本市の3者が連携し、復便に向けて調整を進めた結果、企業送迎バスなどを活用し、本年7月に復便がなされたものです。
【野本信正議員】
バス路線の廃止や減便の主な原因は、バスドライバーの不足と市は説明している。各バス会社の不足数の計はおよそ1,000人と聞くがそのとおりなのか。
【都市局長答弁】
市内バス事業者に聞き取りなどをしておりますが、運転手の働き方は各バス会社で異なり、正社員以外にパートタイムを導入するなど多様化しているため、バス関係者においても一概に不足する運転手を人数で表すことは困難です。
【野本信正議員】
千葉市はドライバー不足の改善支援として、バス会社に対して大型二種免許取得のため補助制度を設けているが、普通免許取得者で大型二種免許取得に要する費用は一人分いくらか。
【都市局長答弁】
バス事業者に確認したところ、指定自動車教習所を利用して大型二種免許を取得する場合は、概ね40万円から50万円程度と聞いております。
【野本信正議員】
答弁ではバスドライバー不足、およそ1,000人について否定をしなかった。これだけの人数を確保するためには思い切った取り組みが必要である。現在のバス会社への支援から行政がもっと前面に出ての対応を求めたい。
その提案として、運転手養成支援として令和6年度は9社54人、令和7年度は6社63人の実績と聞く。各バス会社がドライバーを募集するときに、「千葉市が大型2種免許取得に補助金を出しています」「市民の足を守る誇りある仕事。正社員になりませんか」と明記して、もっと多くの市民にPRするようにしたら応募者が増え、支援実績もアップするのではないか。バス会社と相談して実施することを提案するが。
【都市局長答弁】
運転手不足など路線バスを取り巻く厳しい状況を踏まえつつ、今後の対応などを協議する場として、市内6社のバス事業者とワーキンググループを設定し、これまでも運転手の確保や路線維持など様々な観点から議論をしてきております。今後も引き続きこの場を活用し、運転手確保につながる具体策を検討して参ります。
【野本信正議員】
バス路線の継続と維持は全国的にも厳しい問題であり、各自治体が様々な努力をしている。バスドライバーの確保は、市原市が実施している運転手確保支援金30万円とか、横浜市ではバス運転手への家賃支援を行っている。
また、バスの乗客を増やしてバス会社の経営を向上させるため、東京都ではシルバーパスを配り、大阪堺市では65歳以上は100円でバスに乗れる制度を作り、高齢者の外出を支援して、経営効果も上がっている。千葉市では大幅減便後に復便した事例もあるが、全国の先進例のような公共交通の利用促進策や公共交通を守り発展させる千葉方式を創るよう提案する。
千葉方式とは、全国の先進例を取り入れて、〇大型免許取得支援・バス運転手に支援金支給・家賃補助などを行い、広く市民に呼び掛けて、“市民の足を守る正社員として働きませんか”とPRをする。〇65歳以上の高齢者は100円でバスに乗れる「お出かけ支援バス」の実現でバスの乗客も増え、運転手も確保できる。公共交通を守り発展させる「千葉方式」を創るよう提案するがどうか。
【都市局長答弁】
復便に至った事例では、地域の交通課題や利用者数、収支などの路線バス事業の現状や課題を、地域住民と交通事業者、行政の3者で共有し、関係者が一体となって解決策を協議・検討してきた経緯があり、このように協力して取り組むことが重要であると考えています。本市としては、地域交通課題に応じてこのような先進的な手法を適用しながら、公共交通の維持に取り組んで参ります。
【野本信正議員】
同じく定年を迎える千葉市職員の中で、路線バスドライバーを希望する職員に、資格取得支援をすることを提案するがどうか。定年後市民の足を守る路線バスドライバーとして活躍することを望んでいる職員もいると思うが。
【都市局長答弁】
定年を迎える職員が路線バスの運転手を希望する場合には、既に実施している運転手養成支援などの資格取得のための支援制度等の活用が可能であることから、適時適切に制度等の周知に努めて参ります。
2 JR都賀駅東口エレベーター設置の促進について
【野本信正議員】
都賀駅東口にエレベーターを設置して、バリアフリーの駅にすることは若葉区住民の強い願いである。私は平成30年第2回定例会一般質問で「駅利用者の要望は強い」と実現を求めた。
当時の建設局長は、「東口にエレベーターの設置計画はございません。維持管理費を含めてコスト面からも厳しいと考えています」と答弁をした。しかし、私は諦めず本会議の質問や毎年の予算要求で粘り、令和4年、当時の建設局長に駅の実態を見てほしいと言って、早朝の都賀駅を視察してもらい、通勤客が階段を上り下りする姿を見た後「東口にエレベーターは必要ですね」と言ってくれた。
続いて令和5年に新しい建設局長が早朝の都賀駅を視察してくれて、乗降客の皆さんと対話をし、「エレベーターを早くお願いします」等の声を聴いてくれた。
この中で両足に障害があり松葉杖で階段やスロープを苦労しながら登っているSさんが、「私は身体障害者と視覚障害者の1級で両足が不自由なため松葉杖で歩行しています。都賀駅東口は階段なので苦労しています。エレベーターの設置を心から期待しています。お願いします」と話しました。建設局長は「お話は理解できます」と応じました。これらの経過を経て令和8年度に予算が計上された。
駅利用者から長い間の要望が実現して今年度予算が決まったが、予算額と事業内容及び現在までの到達点について問う。
【建設局長答弁】
今年度予算額は、2,700万円で、測量と設計を行う予定としております。現在、エレベーターと駅前広場影響部分にいて、工事発注に向けた設計を行なっているところです。
【野本信正議員】
設置場所はモノレール通路の東側になるようだがどうか。
【建設局長答弁】
ご指摘のとおり、モノレール連絡通路東側のJR駅舎との接続部分を検討しているところです。
【野本信正議員】
総事業費の想定額は。また、実施計画事業になるのか。その場合計画のどこに位置づけされているのか。
【建設局長答弁】
現在、設計中であるため、総事業費はお示しすることができません。本事業は第2次実施計画のうち、政策体系「安全・安心」の中の、「安全で安心な道路環境の整備」事業における、バリアフリー整備として位置づけております。
【野本信正議員】
完成見込みはいつごろか
【建設局長答弁】
令和10年度末の設置完了を目指しております。
【野本信正議員】
資材高騰などの影響はどうか。また何人乗りのエレベーターを考えているのか
【建設局長答弁】
近年、建設資材の価格高騰に伴い、建設費が大幅に上昇しております。エレベーターの定員は11人以上を確保することに加え、車いす利用者が円滑に乗降できる仕様となるよう検討しているところです。
【野本信正議員】
利用者は期待している。早期実現を求めるが
【建設局長答弁】
利用者の利便性の向上を図るため、一日も早い整備実現に向けて努めてまいります。
3 千城台コミュニティセンターと若葉文化ホールについて
【野本信正議員】
千城台コミュニティセンターと若葉文化ホールは住民の集いと文化活動に幅広く活用されて喜ばれている。合わせて最近自然災害が頻発する下で避難所にも利用されている。築35年たった施設の改善修理や環境整備が求められている。
まずトイレの改善であるが、それぞれのトイレについて、女子用と男・大便用トイレ何基あるのか。そのうち和式トイレは何基あるのか。また温水トイレは何基あるのか
【若葉区長答弁】
千城台コミュニティセンターのトイレについては、女性用が24基、男性用が10基であり、そのうち和式トイレは女性用9基、男性用3基でございます。若葉文化ホールのトイレについては、女性用が14基、男性用が4基で、そのうち和式トイレは女性用9基、男性用2基でございます。両施設とも温水トイレはございません。
【野本信正議員】
区長はコミュニティセンターや文化ホール利用者の声を聴いたことがあるのでしょうか。コミュニティセンターに集うサークル数は、世代を超えて賑わい、交流を深めている。毎月歌声サークルに参加する人から、「こんな立派なセンターに温水トイレが一か所もないのは残念だ」「議員さん何とかしてくださいよ」と言われました。また、文化ホールは音楽から学生の発表会・落語など幅広いイベントが行われて、遠くまで行かないで地元若葉区で楽しめることは素晴らしい。だけどトイレ、中でも女性トイレの半分近くが和式なので、「できるだけ我慢をしている。せっかくの文化イベントを楽しんでいるのにトイレに行くと高揚した気分が落ち込んでしまう」等の声が多数寄せられている。施設を利用されて盛り上げてくれている皆さんに、気持ち良く利用してもらうため、最善の努力をすることが管理者の仕事だと思う。千城台コミュニティセンターと若葉文化ホールの男性大トイレと女性トイレの合計52基そのうち洋式が29基、和式が23基である。今家庭でも、市役所など公共施設でも洋式トイレは当たり前になっている。とりわけコミュニティセンターと文化ホールは多数の利用者があり高齢者は和式トイレでは立ち上がれないと悲鳴が聞こえている。和式を洋式トイレに改善することを求めるが。
【若葉区長答弁】
快適で使い勝手の良い施設環境は大切であり、トイレ洋式化については、施設利用者からの要望もあることは認識しております。施設利用者には高齢者も多いことから、引き続き関係部局と検討して参ります。
【野本信正議員】
次に両施設とも温水トイレがゼロであるが、利用しやすいトイレという面からも、衛生面からも、また体の調子が悪い時など考慮することと、災害の避難所に活用されることが多くなったことからも、温水トイレの設置は、急ぐべきだがどうか。
【若葉区長答弁】
温水トイレの設置については、衛生面や最適性の向上につながるものと考えておりますが、限られた財源の中で施設の老朽化に伴う改修などとの優先順位を考慮しながら、関係部局と検討して参ります。
【野本信正議員】
続いて、質問冒頭にも示したように、災害時の避難所の役割にこたえることが求められています。先の千葉豪雨では電車が止まり、多くの帰宅困難者千葉駅や都賀駅に溢れました。電車は架線が雨に直接ぬれますが、懸垂型のモノレールは鉄のレールの中に電線があるので順調に走行できて、終電過ぎても遅くまで運行してくれました。そのためモノレール終着駅の千城台駅、そしてコミュニティセンターまで、若葉区以外の帰宅困難者が来られ、安全に過ごすことができました。と言っている。
大規模改造の時にという見解もあるが、それを待つとあと何年もかかってしまう。洋式トイレと温水トイレの改善は何年も先に延ばす問題ではないので、速やかに実施することを強く求めるが。
【若葉区長答弁】
千城台コミュニティセンターは災害時の避難所の役割も担っていることから、利用者の利便性の向上を図るうえで、トイレの改善は課題の一つと考えております。一方で、両施設の老朽化が進んでいることから、利用者の安全面などを考慮しながら、検討して参ります。
【野本信正議員】
併せて千城台コミュニテイセンターと若葉文化ホールの入り口にある正面広場は、舗装が劣化して歩行しづらいし、雨が降ると水たまりになり何年も前から改善が求められていた。昨年の9月議会での私の質問に対して当時の若葉区長は「トイレの洋式化は関係部局と検討していく。正面広場については、安全に利用していただけるよう対策を講じてまいります」と答え、今年度測量・設計を実施すると聞いたが、どこまで進みいつどのように改善するのか。10月にはコミュニテイ祭りがあり、広場で様々なイベントが行われるのでそれまでに、関係部署と協力して舗装整備するように求めるがどうか。
【若葉区長答弁】
施設利用者が安全に来館できる環境を整備していくことは重要と考えております。そのため、昨年度のコミュニティ祭りの開催前に、正面広場の痛みの激しい箇所の補修を緊急的に実施したところです。今年度はさらに正面広場全体の舗装回収に向け、測量及び実施設計を行います。この実施設計を踏まえ、今後の整備スケジュールを決めて参ります。
4 交差点の改善について
【野本信正議員】
国道126号線と市道が交差する大草交差点と宮田交差点はクランク状態のため危険で交通渋滞になり改善が急がれている。当局は直線の道路に改善する計画を決めたことは評価しいくつかの質問をする。
クランク型交差点は、市道が国道126号と交差する時、直線で横断することができないため、右折したり、左折してから進むため渋滞を起こし、特に宮田交差点は車の事故につながりかねない危険があり、長い間改善が望まれてきたので質問をする。
大草交差点の改善について、計画を決めた年月日とスタートは何時になるのか。
【建設局長答弁】
令和6年1月に事業内容をお伝えするための地元説明会を実施した上で、事業を行っております。
【野本信正議員】
用地買収の予定面積は。
【建設局長答弁】
約1万平方メートルを予定しております。
【野本信正議員】
都川に新しい橋を架ける計画課か。その際河川管理者の千葉県が計画している川幅に見合った橋にするのか。
この質問をする理由は。都川で雨が降るたびに冠水して、川沿いの住民はいつも被害を受けている。8月13日千葉豪雨の時は、床上浸水が人間の腰の上までになり家財は大変な被害を受けた。道路には多くの車が水没した。25号台風でも通行止めになった。平成29年に作った、千葉県都川河川整備計画は坂月川から祐左衛門橋間は、川幅22メートルにして河道拡幅、築堤、河道掘削を行おうとしている。交差点改善事業の際、新しく架ける橋がこの計画に見合った橋と築堤 などを行う必要があるからです。
【建設局長答弁】
千葉県の河川整備計画を考慮し、架設することとしております。
【野本信正議員】
予算の想定と完成の見通しは。
【建設局長答弁】
総事業費については、約14億円を想定しております。完成の見通しについては、用地取得を行っている段階であり、具体的にお示しすることができませんが、早期の完成を目指し取り組んでいるところです。
【野本信正議員】
自治会や住民への説明は。
【建設局長答弁】
令和6年1月、地元の皆様を対象に、事業内容をお伝えするための説明を行っております。
【野本信正議員】
その2は、宮田交差点の改善について、これまでの取組は。
【建設局長答弁】
国道と県道の食い違い公差を解消するため、令和3年度に周辺の地形を把握するための測量に着手し、その後に道路の線形を決定するための測量や設計を行い、昨年度道路の線形や交通規制について、千葉県警察との協議が完了したところです。
【野本信正議員】
用地買収の予定面積は。
【建設局長答弁】
取得面積を確定するための測量を今後行うこととしており、現時点で把握できておりません。
【野本信正議員】
予算額の想定と完成の見通しは。
【建設局長答弁】
測量等調査を行っている段階であり、現時点で予算額や完成の見通しをお示しすることができません。
【野本信正議員】
自治会や住民への説明会は。
【建設局長答弁】
昨年度末、千葉県警察との協議が完了したことから、現在、説明会の準備を進めており、今後、地元の、皆様と開催時期について調整した上で、行っていきたいと考えております。







