千葉市の農業振興における地産地消の推進に関する条例を提案!
千葉市の農業振興における地産地消の推進に関する条例
千葉市の農業は、市街地の後背部に広大な優良農地を有し、大消費地に隣接する恵まれた立地条件を備えており、地域の特色を活かし、さまざまな農畜産物の生産活動が展開されている。
しかしながら、農業従事者の高齢化、担い手の不足、耕作放棄地の増加、経済のグローバル化が進展し、輸入農畜産物の増加による価格の低迷など、農業を取り巻く環境は大きな転換期を迎えている。
千葉市の農業の持続的発展、市内産農畜産物の消費の拡大及び農業経営の安定化に向けた農業の振興を図るとともに、市内産農畜産物の付加価値の向上及び観光資源としての活用を促進することが必要とされている。
このようなことから、千葉市の農業振興における地産地消の推進に関する基本的事項を定め、市、生産者、事業者及び消費者が協力して地産地消に取り組むため、この条例を制定する。