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日本共産党東京都議会議員団

市民が主役で観光施策の推進を—もりた真弓市議が条例提案〔2020年第3回定例会〕

観光振興あり方検討委員会設置条例の提案理由説明を行なうもりた真弓市議(花見川区)

発議第9号「千葉市観光振興あり方検討委員会設置条例」の制定について、提案理由の説明を行います。

 この条例提案は、千葉市の観光に係る施策及び計画に関する事項について調査審議し、市長に意見を述べるものです。

 現在、全国の自治体で観光振興に関する条例を制定して都市の魅力発信を初め、市民が誇れるまちづくり、観光資源の発掘、活力ある地域づくり、地域経済の活性化などに寄与しています。千葉県ではすでに、「千葉県観光立県の推進に関する条例」を平成20年3月に制定しており、地域と連携し、観光立県の実現に向け取り組んでいます。

 千葉市においても、特色を生かした観光の推進に取り組むことが重要です。千葉市における観光理念や定義を明確にし、ふるさと千葉市の歴史や文化を再確認することが誇りを育むことにつながります。さらにコロナ禍のもと、地域経済活性化へつなげることも必要と考えます。千葉市においては加曽利貝塚・千葉市動物公園・千葉市美術館・郷土博物館などの施設を活かした観光の推進が求められていると考えられます。

 一方で、魅力ある千葉市づくりも求められます。そのために街並みの保全や千葉市を代表する名産品、グルメなど市民の多様な参加で実現をすることが求められます。先行する他自治体の観光条例には様々な内容があり、独自性をもっています。そうした中で、千葉市が観光条例を制定する際には、市民が主役で推進することが基本です。「観光振興」をキーワードに、千葉市の再発見・地域の活性化を図ろうとするものです。

 同僚議員の賛同をお願いしまして提案理由の説明を終わります。

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