【抗議声明】一般質問を制限することへの抗議声明
2021年9月10日
一般質問を制限することへの抗議声明
日本共産党千葉市議団
昨日、幹事長会議にて、緊急事態宣言の延長に伴い、今議会では「災害級だ」として、一般質問を取り下げるよう求められました。
そもそも、コロナの問題では、自宅療養中の男性が亡くなるなど市が命を守れない事態が起きています。状況が刻々と変化するもとで、一般質問は、行政の対応を質していく機会になります。議案質疑、代表質疑、常任委員会、決算分科会は予定通り実施するにもかかわらず、一般質問だけは、緊急時、災害時に文書質問に代わることができるとの理由から、制限を受け、会派ではわずか一人から二人、無所属は発言もできません。
議員の質問権を封じることがあってはなりません。多様な意見を取り入れ、コロナから市民の暮らしを守るために必要な質問の保障をすべきです。感染拡大には注意を払いつつ、市民の切実な声を代弁するために重要な質問を保障するのが議会の役割です。
党市議団は、質問時間をきちんと保障されるように求め続けていくと同時に、現状の権能を活かして最大限市民の命、暮らし優先の政治となるよう求めていきます。