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日本共産党東京都議会議員団

まちづくり条例に市と市民が「対等の立場」を盛り込み、市民自治の推進を―ふくなが洋市議が条例改正を提案【2021年第4回定例会】

条例提案の理由説明を行なうふくなが洋市議(2021年11月26日・本会議場)

 発議16号 「千葉市市民自治によるまちづくり条例の一部改正」について条例提案理由の説明を行います。

 今回の条例提案は「市民の多様な思いを生かしたまちづくりの実現に向け市民と市が対等な立場で級力して共通の目的を達成できるように条例の一部を改正」する提案です。

 この件については先の9月議会の代表質疑で改正を求めたところです。特に協働に関わる点について市と市民は対等平等の立場で連携協力することを提案しました。しかし市は「協働とは市民と市が共通の目的を達成するために、それぞれの果たす役割と責任を自覚し、相互に主体性をもち自主性を尊重しながら協力し、補完をすること」と実に曖昧な答弁をしました。

 令和元年6月に公布された千葉市市民自治によるまちづくり条例はそれまでの条例を全部改正し、制定しました。これまで市民自治によるまちづくりについては、1つの目標を同じ方向で実現をめざすことは多様性社会に反するのではないのかと関係者から意見が述べられていました。

 他市のまちづくり条例や自治基本条例の「協働」の定義を見ると、川崎市・新潟市・京都市・岡山市・熊本市では「対等な立場」が含まれています。市民自治の考えとして「対等な立場」とすることが今後のまちづくりのあり方を大いに発展させるものです。

 千葉市には自治基本条例はありませんが「市民自治によるまちづくり条例」は自治基本条例と同等の大事な条例です。市民と市の関係について「対等な立場」を書き込むことで市民と市の関係を明確して市民自治を推進する時です。

 議場の皆様の賛同を求めて条例提案の説明を終わります。

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