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日本共産党東京都議会議員団

地域と調和した適正な再生可能エネルギーの導入促進を―ふくなが洋市議の条例提案の理由説明〔2022年第4回定例会〕

条例提案の説明を行うふくなが洋市議(11月29日・火)

 発議第11号「千葉市適正な再生可能エネルギーの導入等の促進に関する条例の制定」について、提案理由の説明を行います。エネルギー自給率の向上と脱炭素社会の実現は人類共通の課題であり、再生可能エネルギーの導入は欠かせない手段です。

 しかし、山梨県北斗市では太陽光発電施設の設置をめぐり、事業者が住民説明会の場で横暴な態度をとったことが市民に大きな不安をもたらしました。こうした事業者の態度は問題外ですが、地域との調和抜きに再生可能エネルギーの導入は考えられません。

 現状、千葉市の再生可能エネルギーの活用は太陽光発電が中心です。今回の条例提案はその太陽光発電事業について、届け出の義務化や近隣関係者への周知等に焦点を当てつつ、多様な再生可能エネルギーの活用の可能性を検討・実施し、地域と調和した適正な再生可能エネルギーの導入等の促進を図ることとするものです。

 なお、この太陽光発電事業に係る箇所については、資源エネルギー庁の「事業計画策定ガイドライン」、環境省の「太陽光発電の環境配慮ガイドライン」及び「太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン」を踏まえたものとしています。

 今回、千葉市の計画提案が環境省の実施する脱炭素先行地域に選定されました。これは議会でも求めてきたところであるため評価できるものです。

 今後も、千葉市の脱炭素政策を進めるうえで具体的な取り組みが求められます。それをさらに推し進めるものとして必要な条例制定です。

 同僚議員のご賛同をお願いして提案理由の説明をおわります。

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