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中村きみえ議員の反対討論 |
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2002年9月24日 | |
日本共産党を代表して、議案25件中議案第84号、88号の2件について反対討論を行います。
議案第84号・補正予算、債務負担行為の追加について まず、議案第84号・補正予算の中の債務負担行為の追加についてです。 スーパーサイエンスハイスクール研究開発事業について つぎは、スーパーサイエンスハイスクール研究開発事業についてです。 議案第88号・老人医療費の助成に関する条例の一部改正に係わる専決処分について つぎに、議案第88号・老人医療費の助成に関する条例の一部改正に係わる専決処分についてです。これは、68歳・69歳の全ての方に実施してきた医療費の助成制度に所得制限を加える制度改悪です。31年前から市独自に実施した医療費助成を国の医療制度の改悪に合わせて行われるものです。68・69歳の該当者15,500人のうち、6,200人が市民税課税者で本人負担が3割になってしまい、市民に負担を強いるものです。千葉市は、1億7,700万円で継続できるのですから努力すべきです。今回の医療改悪は、「わが国の階保険制度を維持していくために必要な制度」と当局は答弁していますが、日本医師会、日本歯科医師会などの医療関係者なども反対し、2,900万人の反対署名、600もの地方自治体から反対の意見書が提出されていました。国民に、1兆5,000億円の負担を強いるより、欧米に比べて高い薬価の引き下げ、後発薬品の使用や医療費の無料化で早期発見・早期治療を行う保健予防の充実を図かれば、医療改悪を強行せずに住んだはずです。本来、市は市民の健康を守るため、国に制度改悪の中止を求めるべきだと思います。 工事請負契約について 最後に、今議会では7件の工事請負契約が提案されました。98.79%の高い入札率がある一方で、66.4%の落札率を含め、基準価格を大幅に下回る入札が5件もあったことは、きわめて異例・不自然に思えます。市として、公正で適切な入札が保障されるように改めて申し上げて、反対討論を終わります。
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