やなぎだ清議員の一般質問

 
2002年12月11日
 日本共産党のやなぎだ清です。通告に従い一般質問をおこないます。

○ 環境行政について

 まず、環境行政についてうかがいます。千葉市では、今年6月に環境基本計画を改定し、2010年までを目標年度として計画を策定しました。それは廃棄物の処理計画をはじめ、いま大きな社会問題になっている地球環境の問題まで論議され、千葉市としての今後の環境行政の在り方が明らかにされています。今回は、そうした上で、ごみ収集と減量、大気汚染対策の取り組みについてお尋ねいたします。この問題については、先の代表質問でもありましたが、私は、さらに深める立場で、具体的に質問いたします。
 1つは、ごみの収集と減量を目ざす取り組みについてうかがいます。
 ごみの収集は、市民の日常生活に欠かすことのできない事業として、どこの都市でもいろいろ工夫し努力が重ねられています。千葉市でも市民の協力のもとで、分別収集が徹底され、かつての大変な時代にくらべれば、一定のルールが確立されていますが、さらに今日の時代に則した改善が必要な問題も残されています。そこで、家庭ごみの収集についてまずうかがいます。
その1は、高齢化社会を迎えるなかで、高齢者や障害者世帯などで、ごみの排出に困っている家庭が増えているが、粗大ごみだけではなく、可燃物など一般ごみの個別収集を制度化することはできないか。うかがいます。
その2は、祝日、特に月曜日の休日が増えています。来年は月曜日の休日だけでも7日あるようです。休日の収集を始めるようですが、この7日をすべて収集するようにするのか。その際、休日作業の職員への手当や委託業者などへの対応は、どのようになるのか、うかがいます。
その3は、ごみの減量をすすめるために、可燃物の40%を占めているとされる新聞、雑誌、ダンボールなどを資源物として回収することが課題になっています。以前から問題になっているこれら「その他紙類」の収集を、集団回収に頼るだけではなく、市が責任をもってスティーション方式で収集し、資源物としてリサクルできるよう求めます。
その4は、生ごみの肥料化が、ごみの減量の1つとしていま全国的にも大きな問題になっています。千葉市でも各家庭での容器購入補助制度があったり、学校の給食残材の肥料化や地域での集団でおこなう容器の設置などがすすめられていますが、それによってどのくらいの減量がなされているか。その状況と今後の普及計画についてうかがいます。
 ごみ収集の2つ目は、粗大ごみについてです。ごみを減量し、リサイクルを促進するためにうかがいます。
1に、粗大ごみとして出される物のうち、使える自転車や家具類のリサイクルを促進するために、平ボデー車の導入など、その収集方法をどのように改善し、リサイクル製品を生み出してきているか。うかがいます。
2に、自転車や家具類を製品化するために、現在、新浜リサイクルセンターで修理再生作業が行われていますが、北リサイクルプラザでも行ったり、さらに、間もなく稼働する新港清掃工場でも修理作業を行って、リサイクル点数を増やして市民の需要に答えられるようにしたり、修理作業に携わる人を増やすよう求めます。
 環境行政の第2は、大気汚染の減量に向けての取り組みについてうかがいます。
 去る10月29日、東京地裁が東京23区のぜんそく患者や遺族が国、東京都、首都高速道路公団とデイーゼル自動車メーカー7社を訴えていた「東京大気汚染公害訴訟」で、その責任を認め、患者に損害賠償を命じる判決を言い渡しました。この判決は、1995年の大阪西淀川公害訴訟以来、国が敗訴の判決を受けたのは5件目となり、判決は、デイーゼル自動車の排出ガスとぜんそくの因果関係について、自動車排ガスが幹線道路沿線住民のぜんそくの発症、悪化に深くかかわると明確に認定し、幹線道路を管理する国や東京都、道路公団が「自動車排ガスによる周辺住民の健康被害を防止するための有効かつ適切な方策を講じてこなかった」と損害賠償を命じたのです。そこでうかがいます。
 その1は、この判決を聞いた上で、京葉道路や東関東道路、国道16号や14号など主要道路が通り、排気ガスのひどい地域もある千葉市として、その道路公害についての対策をどのようにすすめていくか。見解をうかがいます。
 その2は、この自動車排出ガスについては、デイーゼル条例が東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の1都3県で施行され、来年4月から燃料規制、10月から運行規制が施行されてデイーゼル自動車の規制が強化されるわけです。これは千葉県の条例として、県が行う規制ではありますが、千葉市として、これらに呼応する取り組みが求められていますので、その対応についてうかがいます。
1に、市保有のデイーゼル自動車は、ごみ収集車だけでも35台あるようですが、消防自動車をはじめ、その対応は今後どのようになっていくか。管理する局部ごとに明らかにされたい。
2に、市のごみ収集に関係する委託業者や許可業者の所有するデイーゼル自動車は、391台ありますが、その対応はどうなっていくか。支援策も含めてうかがいます。
3に、市内の運送業や建設業などが所有するデイーゼル自動車は、何台あるか。それらの対策はどのようにすすめられるか。また、車へのPM減少装置をつける費用や、車の買い替えなどに、規制をきめた国や自動車製造メーカーの責任で中小企業を支援してほしいという要望がありますが、市はそれらの要望を国やメーカーに要求する考えがあるか。
4に、PM減少装置をつけるための補助や資金融資などの支援制度が県にはありますが、千葉市としての支援はどのようにすすめていくか。具体的にうかがいます。
 その3は、大気汚染を減少するための低公害車の導入についてうかがいます。
1に、市の保有の低公害車は51台で、全車両の4.7%が現状です。さらに増車すべきですが、どのように考えているか。その計画をうかがいます。
2に、市民の低公害車導入への支援について、強化するよう求めます。その対応についてのPRや助成、融資制度などはどのようにすすめているか。うかがいます。
3に、天然ガス自動車を増やすためには、天然ガスを補給するスタンドの増設が必要ですが、市内には2カ所しかないようです。どのように対応しているか。うかがいます。
 大気汚染対策の4は、廃棄物などを燃やす野焼きや無届けで燃やす焼却炉などから出される大気汚染の防止対策についてうかがいます。昨年、若葉区において自社処分場と称して建設廃材を焼却していた業者が、野焼きで逮捕され刑罰を受けた事件がありました。今回、若葉区古泉町農政センター脇の焼却炉を持つ処分場や中野町中央霊園脇の処分場、また、稲毛区萩台町の処分場から出る産業廃棄物の焼却による煤煙などに、地域の人たちより苦情が寄せられ、地元の人の案内で現場を見てきました。それらの付近には、悪臭が立ち込め、黒煙が立ち上ぼっていました。夜間でもあかあかと夜空を照らす現場、道路に煙りが漂い、昼間でもライトを付けないと危険な状況やダンプが落とす焼却灰が舞っている状況などをつぶさに見てきました。
 12月1日からは、廃棄物処理法の改正により焼却炉の構造基準が強化され、現在ある焼却炉は、ほとんど使用できないような厳しい規制になると聞いておりますが、どのように対応するのか、以下うかがいます。
1に、野焼きや無届け焼却炉などが年々増加し、昨年は5年前に比べて4倍になっており、パトロールなど監視体制を強化するとされていましたが、その結果、今年はどのように変化したか。現在まで何件が指導されたか。
2に、10月1日から千葉県の産廃条例が施行され、自社処分による野焼きなども規制されることになりましたが、千葉市は政令市のために適用除外と聞いています。市内の自社処分による野焼きなどは、どのように規制されるか。
3に、野焼きされた産業廃棄物などの焼却灰の処理はどうなっているか。ただ単に埋め立てればよいわけでなく、ダイオキシンなどの対策はどのようにされているか。
4に、特に若葉区や緑区内の山林には、こうした野焼きや産廃の不法投棄が多くあるようですが、どのように把握し、指導しているか。うかがいます。
 大気汚染対策の5は、新港新清掃工場が来る25日にオープンしますが、現工場の停止後、処理はどのようにされるのか。また、工場の解体の際に拡散が心配されるダイオキシンについて、その処理はどのようにすすめるのか。うかがいます。

○ 高齢者のいきがい事業について

 つぎは、高齢者のいきがい事業についてうかがいます。
 第1は、高齢者の健康増進にむけてうかがいます。
 千葉市では、高齢者の健康増進にむけて、いきいきプラザやいきいきセンターなどの施設をはじめ、老人クラブの育成、シルバーカードの交付など、いくつかの事業をこれまでも進めてきていますが、これらをさらに充実させることを願って質問をいたします。
その1は、いま高齢者の健康増進とレクレーションのために、いろいろなスポーツが盛んにおこなわれています。これまで多くの高齢者が楽しんできたゲートボールに合わせて、グランドゴルフが大変おこなわれています。しかし、このゲームはゲートボールより広い面積が必要なために、一定の場所が求められています。これまで市はゲートボール場の広場を9カ所確保してきましたが、グランドゴルフのできる場所の設置を愛好者などから求められています。市の公有地をはじめ、千葉公園や昭和の森公園、泉自然公園、稲毛海浜公園、花島公園などの総合公園に、グランドゴルフのできる場所は設置できないか。うかがいます。
その2は、高齢者の参加するスポーツ教室が毎年おこなわれ、多くの市民が参加しています。特に今回は、スイミングスクールについてうかがいます。北谷津温水プールや中央コミュニティセンターでは入門スクールなどが実施されていますが、こてはし温水プールでは水泳教室が実施されていません。開催が待たれていますが、市民の要望に答える用意があるか。うかがいます。
その3は、シルバーカードで、高齢者は市内の博物館や動物公園、美術館などが利用できますが、温水プールはどこも利用できません。水中ウオーキングなど、温水プールも利用できるようにして、高齢者の健康増進に役立つことができるよう求めます。
その4は、65歳以上の市民に、インフルエンザの予防接種がおこなわれ、この接種券が該当者に送られています。11月から来年2月までに受けられ、1回1,000円の費用がかかると案内されています。そして、市民税非課税者は、介護保険料の決定通知書を医療機関に提出すれば、接種費用が無料になることが書かれています。そして、介護保険料の通知書をなくした者は、保健所か市役所に連絡し、証明を受けることとされています。しかし、こんな面倒な手続きをなくして、市民税非課税者はわかっているわけですから、交付する接種券に最初から明記して、分かりやすくするよう求めます。
 高齢者のいきがい事業の第2は、仕事のあっせんについてです。
 高齢者の豊な経験と能力を発揮しながら、働くことにより「生きがい」を高め、健康な日々を過ごしていただくと共に、地域社会に貢献していただくと、千葉市シルバー人材センターが、60歳以上の健康で働く意欲のある市民の加入と利用を呼びかけています。しかし、長引く不況と雇用不安は、解消する見通しもなく、その事業も厳しい状況がつづいています。そこで、高齢者の生きがいを生かすためにも、シルバー人材センターの充実を求めて質問します。
その1は、千葉市シルバー人材センターに登録されている会員は2,600人ですが、この会員の就労状況は、1年に何日ぐらい働き、収入はどのくらいになるか。
その2は、シルバー人材センターの仕事の確保にむけて、市はどのような仕事を発注し、それは何人の働く場所の提供になっているか。
その3は、人材センターは中央区末広にありますが、他の政令市にはセンターの支部や出張所などが数カ所あって、それぞれで高齢者の要望に答えています。千葉市でもセンターの支部などを増やして、高齢者の利用に便利にできないか。うかがいます。

○ 住み良い街つくりについて

 住み良い街つくりについて、うかがいます。
公営住宅、公共住宅の充実については、今回は割愛いたします。
道路整備と市民の安全確保について、うかがいます。
 その1は、歩行者の安全のために、歩道の整備と段差の切り下げをもっと積極的にすすめることが求められています。あとどのくらい整備箇所が残され、これからどのくらいのペースで行って、いつ頃終了するのか。見通しも含めて明らかにされたい。
 その2は、ふたのない排水溝の整備についてです。これも予てから要望してきた問題ですが、あとどのくらい残っているのか。今後の整備計画をうかがいます。
 その3は、以前から要望されている花見川区内の道路整備です。
 1に、横戸町23号線です。これはもう何回となく要望されてきたところですが、道路予定地内に村じゅう持ちの土地があって、時間の掛かることは聞いてきました。しかし、もっと積極的に対応し、早急に道路整備がすすめられないのか。スケジュールをうかがいます。
 2に、長作保育所前の道路整備です。この道路は市の認定道路ではなく、赤道だとのことですが、保育所の隣には、いま公園の建設がすすめられています。こうした公共施設に面する道路を何時までも赤道のままにしておかないで、公園の完成に合わせて、市の認定道路として道路の整備も完成し、市民が安心して利用できるようにすべきです。答弁願います。
 3に、県道穴川・天戸線の宮野木台と畑町の接する変則の交差点の改良です。ここはすでに10年来課題になってきた交差点ですが、どのような経過ですすんでいるか。今後の見通しをうかがいます。
 4に、同じく県道の宮野木台2丁目と4丁目の接する変則交差点の改良です。車の接触事故や渋滞が多い交差点で、改良が待たれています。どのように進められているか、うかがいます。
 5に、県道長沼・船橋線の広尾十字路交差点の改良です。花見川大橋の開通によって、交通量が増大し、右折レーンが短いなどのために車がスムースに流れず、朝夕の時間帯には毎日交通渋滞ができ、「信号5回待ちだからなんとかしてほしい」という声が再三寄せられています。改善の見通しについてうかがいます。

○ 利用しやすい公民館について

 つぎは、公民館を利用しやすくするために、うかがいます。
 市内の公民館は、市民の社会教育の場として、多くの方が利用されています。また、今年度からはじまった学校週5日制のもとで、子どもたちの居場所として、児童や生徒の利用も広がっています。今年の各公民館の文化祭もそれぞれ大変な賑わいで、地域の人々による公民館活動への参加も増えています。
 千葉市は、公民館を中学校区に1館設置することを目標に46館の公民館がありますが、それだけに、歴史のある公民館があったり、新しい公民館もあるわけで、建物もいろいろあるわけです。そこでうかがいます。
その1は、木造建築の公民館があったり、築後20年以上の公民館が20館以上ありますが、それらは万一の地震などに危険はないのか。耐震診断を行っているのか。それらの結果や対策について、それぞれ明確に答弁願います。
その2は、多くの市民が利用する公民館だけに、高齢者や障害者も十分利用できるものが必要です。エレベーターは、4館に設置されていますが、平家建を除いても、まだ30館が未整備です。特に利用者が多い公民館から優先して、エレベーターを設置すべきです。今後どのように設置されていくか、うかがいます。
その3は、バリアフリーが問われているなかで、公民館の玄関入り口に段差があったり、フロアに段差があるものが29館もあり、高齢者や障害者などに利用しやすい施設とはとてもいえません。段差の解消をただちにおこなうよう求めます。
その4は、公民館のトイレの改善問題です。トイレがまだ男女兼用のところが、神明、葛城、末広、白井、椿森、川戸、椎名、花見川公民館など8館残されています。これらのトイレを男女別々にすることが利用者から要望されています。今日の時代からみても、早急に改善することを求めますが、改善の見通しについて、うかがいます。
その5は、学校週5日制にともなって小・中学生の公民館利用が増えていますが、その対応は公民館ごとにさまざまで、大きな差もみられます。例えば、その利用者が4月から10月までで2,600人を超えた公民館もあれば、僅かの利用者に止まっている公民館もあります。教育委員会は、この現状をどのようにみているか。さらに円滑な運営をすすめるために、週5日制のための年間8万円の運営費を増やしたり、それに相応しい体制を整えるよう求めます。

<2回目>

環境行政について

 可燃ごみなどの排出に高齢者や障害者でこまっている市民に個別収集をお願いしたところ大変難しいという冷たいお答えでした。ヘルパーさんに頼みたくても時間があわないわけで、現実に困って入る人に、例えば、週1回は個別回収を行うことはできないのか。これこそ血の通った行政ではないでしょうか。再度求めます。
 祝日の収集を担当職員や委託業者の従業員が対応している。サービス残業が問題になっている時、どう対応するのか。紙類の収集は、集団回収にこだわるのはなぜか。ごみの減量を進める上で、重要な問題のはずだ。そのようなことをしないで、家庭ごみの有料をすすめることはできない。八千代市ではごみ処理をめぐって市長がワイロを受けとり、市民には高いごみ袋を買わせてといま怒りの声が大きくなっている。
 粗大ごみのリサイクルの件ですが、自転車や家具については、市民からの再生をとの希望で、平ボディ車で収集しているようです。自転車や家具が粗大ごみで出たら、市民からの希望ではなく、まず平ボディ車で収集して、修理再生の場所で選択して最大限リサイクルできる方法はとれないのか。大気汚染の減少にむけて、とくにディーゼル車の規制にかかわる問題ですが、公用車のその対象となるものは、200台あるようですが、PM減少装置を付けることや車の代替えは、適切に対応するとのことですが、どのような年次計画ですすめるのか。同じく、ごみ収集の委託業者や許可業者の391台がどうなるのか。具体的な答弁はありませんが、どのようになるのか。また、それらへの市の支援策はどうなるのか。
 また、市内の運送業や建設業者等の所有車両は、3万1千台あるようですが、それへの対応、とくに市としての補助制度や融資制度は具体的にどうなるのか。
 低公害車の普及をすすめる上で、天然ガススタンドが2カ所で間に合うのかお尋ねしたら、はっきりしませんでしたが、2カ所で十分なのか、再度うかがいます。
 野焼きなどの対策について、市民の通報によって現地をみてきましたが、驚くべき状況です。担当課の職員はもっと詳しく承知しているでしょうが、不法投棄などもふくめ、放置するわけにはまいりません。ただちに停止させるよう求めます。
 また、この場所をはじめ、現在停止および終了している所なども、ダイオキシンなど公害の心配がされています。調査し、撤去するよう求めます。
 新港清掃工場の停止後のことをうかがいましたが、解体の時期や公害対策、そして、跡地利用などが説明されません。はっきりさせて下さい。

高齢者のいきがい事業について

 グランドゴルフのできるスポーツ広場が要望されているので質問したのですが、現状を良く把握していないようで、現在のゲートボール場で間に合っているかのような答弁でした。ゲートボール場はゲートボールで利用者がおり、グランドゴルフは別の愛好者が要望しているのです。市の未利用地だとか、千葉公園や花島公園などに、利用できる場所を提供してもよいのではないか。うかがいます。
 高齢者の健康増進のために温水プールの利用者が増えていることを認めながら、シルバーカードでの利用は駄目だとの答弁でした。どのくらいの減収になるのですか。北谷津温水プールにしても、こてはし温水プールにしても清掃工場の余熱利用で、地域への還元施設ではないでしょうか。せめて、千葉県や他の政令市でも行っている65歳以上の人には適用するよう求めます。 シルバー人材センターの就労状況をお尋ねしたところ、1人年間120日で、年間収入が49万3,000円だとのことですが、これも実態と違うのではないですか。センターに登録されている2,600人の会員の実情は、なかなか仕事がないという話しではないでしょうか。その実情を適格の把握して、もっとシルバー人材センターを援助して、会員の期待に答えるように仕事をさらに拡大して発注するよう求めます。また、センターを1カ所でなく、他の政令市ように区役所などに支部をつくることを求めたのですが、中長期計画でとの答弁で、10年先に検討するでは遅すぎます。早急に設置することはできないか。うかがいます。

住み良い街つくりについて

 歩道の段差の切り下げが11年かかり、側溝の蓋掛けは9年かかるとの答弁でした。一定の時間のかかるのは当然でしょうが、余りにも年月が掛り過ぎるのではないでしょうか。これでは答弁している局長をはじめ、主だった人たちはいなくなってしまいます。もっと早めるようもとめます。花見川区の長作保育所前道路の赤道について、何時になったら市の認定道路になるのか。保育所ができて何年もそのままにおかれ、今度はその隣接地に公園もできるのに、幅員も歩道も確保して市民が安心して利用できる道路に何時なるのか。うかがいます。

公民館の問題について

 耐震性能は大丈夫とのことですが、木造建築は何時立て替えるのか。
 玄関やフロアの段差をなくす問題ですが、これまでも調査してきたのではないですか。何が問題でできないのか、具体的にうかがいたい。トイレの兼用をなくすことですが、8館の改修計画を個々にうかがいます。学校5日制による子どもたちの利用の増加に対する予算や体制について、まともな答弁をしないのは失礼ではないか。はっきり差せることを求めます。