日本共産党提出の条例案に対する

市民ネットの質問

2002年12月2日

  発議第33号についてうかがいます。
1、条例化するまでに、どのような形で市民参加を図られて原案作りをされたのでしょうか。
2、いくつかの先進市では、すでに条例をもっているところがあります。市民自治の形成をどのようにお考えですか。
3、この条例には、市民投票が9条にうたわれています。市民投票と議会制民主主義のかねあいをどのようにお考えですか。また、市民投票の年齢を満18歳以上とする特色がありますが、先進例にはどこでの取り組みがありますか。
4、パブリックコメントについては、条例に盛り込まれていませんが、必要としないのでしょうか。

<2回目の質問>

1、「自治基本条例」策定は、行政と住民の関係が主要であるが、「自治基本条例」の場合には、議会との関係が加わる。その点で「市民参加条例」は「自治基本条例」の過度的なものといえる。したがって、「市民参加条例」なのか、むしろ「自治基本条例」をめざすのかの骨格の議論がまず必要と考えるが、どうか。
2、「評価」「救済」の項目がない。「市民参画」の実施結果の総合評価を誰がするのか。実効性を確保するために第3者的立場から審議する機関が必要ではないのか。市民参画が保障されない場合、市民を救済する場の設置も必要と思われるが、どうか。