野本信正議員の緊急質問に
対する答弁(要旨)


2004年6月14日

【鶴岡市長】
○ 花沢問題について
 捜査の関係は、告訴しないと判断した後に知ったこと。「電磁的…」の容疑で捜査していると聞いたのは、その後のことだが、捜査していることは知っていた。「幕引き」とは言ってない。告訴しないことは決めたが、「これで終わり」とは言っていない。市民が市の税務行政の信頼認めてくれたときが本当の終わりだ。「幕引き」は毛頭考えていない。
 事件以降、全力つくして解決にあたるよう担当の財務・総務局に言っている。一切手を抜かず全力をつくしている。捜査にも協力していく。
 人事は、公平・公正に行っている。課長と県議の関係は一切判断の外で、適性に行ったもの。結果的には、任命権者としての責任はあるだろう。県議との対面は、県議自身が判断することだ。
 元課長を告訴しないのは保身からではないし、県議と対面しないのは県議自身の判断で対処することで、弱みがあるわけではない。今後、市民の信頼回復へ全力をつくす。

【総務局長】
○ 花沢問題について
 刑法161の2は、不正操作についての罰則だ。今度の事件が、この刑法に触れることは承知している。しかし、市としては被害がなく、最も重い懲戒免職・停職としたことで、告訴まではしなかった。
 助役を責任者とする監察委員会で処分は決めたもの。市長は知らなかったようなので、市長への背任罪も含めた説明はしていなかったかもしれない。