やなぎだ清議員の一般質問


2004年10月1日
 日本共産党のやなぎだ清です。通告に従い一般質問をおこないます。
 各会派の代表質疑や一般質問が行われ、重複する問題もありますが、さらに深める立場で質問いたします。
1、環境問題について
 
まず最初は、環境問題についてうかがいます。
 今年の異常気象、毎日30度を越す真夏日が続き、次々に発生する台風や集中豪雨による全国各地の災害、人命はもとより家屋や農産物をはじめ、鉄道や道路など公共施設の被害も莫大ものになっていますが、こうした異常気象も地球温暖化問題と無関係とはいえないと指摘されています。
 こうした中で、今日、発生する廃棄物の処理についても、地球温暖化問題を念頭にすすめなければなりません。本市でもそういう立場で、環境基本計画や廃棄物処理基本計画を策定し、一人1日当たり150gのごみ減量を目標に、いろいろな施策を掲げて取り組んでいます。
 そこで、どのような状況になっているか、うかがいます。
 1に、ごみ減量計画への取り組みと成果についての現状と、今後のみとうしもふくめて、それぞれごみの種別ごとにうかがいます。
 2に、ごみの収集は、環境事務所が直接収集しているもの、委託業者が収集しているものになっていますが、委託業者は何社あり、どのような契約になっているか。地域の人口や世帯数、排出量など、どのような基準で計算されているか。
 3に、狭い道路の住宅地のごみ収集のために、2トンの小型車の導入を以前から要望してきましたが、花見川区の柏井町や作新台地域などは、どのように検討されたか。
 4に、紙類がごみ排出量の50%以上をしめているのを改善するために、かねてから集団回収だけに頼るのではなく、ステーション回収をおこなうよう求めてきましたが、今年から一部地域でようやくはじまりました。先の代表質疑の答弁で、48地区でおこない、3カ月で32トン収集したようですが、その成果を今後どのように生かすかつもりか。
 5に、家庭ごみの分別や減量は、市民の協力で促進されていますが、事業系のごみは経済の低迷の中でも、年々増加傾向にあるのはなぜか。事業所などに対し、減量にむけてどのような指導をしているか。
 6に、事業系ごみの排出量や処理量は、日常的にどのように把握されているか。収集業者まかせになっていないか。システムを明らかにされたい。
 7に、幕張新都心地区のごみ収集は、空気輸送によってすすめられていますが、このシステムは今後もすすめていくのか。千葉県企業庁との関係、清掃工場への運搬、また、その費用分担などはどうなっているか。
 8に、違法な軽油を製造する際に発生する硫酸ピッチが、千葉港の倉庫に大量にあることが明らかにされ、市民に不安を与えました。その後、北海道に不法投棄をして、倉庫会社の社長をはじめ、関係者7名が逮捕されました。硫酸ピッチは、市の産業廃棄物指導課などの指導より、会社の責任で千葉港の倉庫からは処理されたようですが、引き続き3年間、千葉県は倉庫会社に、この場所を貸すことになりました。ふたたびこうした事件を起こさないために、持込を規制する未然防止の条例をつくるべきではないか。
 9に、地球温暖化対策の一つとして、低公害車の普及が重視されています。公用車の転換状況、民間への指導はどのようにすすめられているか。また、天然ガス車のための供給スタンドは、どのように増設されたか。今後の計画もふくめてうかがいます。

2、公共施設の修理・修繕について
 
つぎは、小・中学校、公民館、市営住宅、保育所など、公共施設の修理・修繕ついてうかがいます。
 日常的に使われている公共施設の安全性はもとより、老朽化した公共施設を修理・修繕することは、万一の災害に備えることからも、また、経済的観点からも重要なことですし、利用者からも要望されています。いくつかの点について、それぞれどのように修繕されていくか。具体的にお答えください。
 1に、学校の耐震工事は、どこまですすんでいるか。校舎・屋内運動場など、今後の計画も含めて、具体的にされたい。
 2に、学校の教室や廊下などの板敷きのはがれや壁の破損などは、どのように修理されているか。
 3に、公民館のトイレについて、男女別が時代の流れですが、花見川公民館など6館が未だに残されています。人権問題にも関係することです。今後、どういう計画で直されていくか。
 4に、市営住宅は、入居者から要請された修繕は、どのように直されているか。要望されてからどのくらいかかるか。
 5に、市営住宅の空家募集は、募集戸数が少ないために、申し込みをしても、なかなか当選しない状況がつづいています。修理すれば利用できる住宅はどのくらいあるか。今後どのように修繕して入居できるようになるか。
 6に、市営住宅の汲み取りトイレは、あと何戸残されているか。どのように水洗化をすすめるのか。下水道の普及率にもかかわる問題ですので、はっきりさせてください。
 7に、保育所の修繕は、すべて完了しているか。どこに、どのような修繕が残されているか。

 つぎは、これらの公共施設の修繕工事の発注について、うかがいます。
 この問題については、私はこの間、たびたび取り上げてきた問題です。市内の中小零細業者に公共施設の小規模修繕工事を発注して、今日の長引く不況の中で、経済活性化に役立てるよう求めてきましたが、どのように検討されてきたか、うかがうものです。
 今回、全国の状況を調べてみましたら、「小規模工事希望者登録制度」をつくって一般競争入札に参加できない地元の零細業者で、小規模で簡易な工事などを受注・施工を希望するものに、公共施設の小修理工事を発注している都市が、さいたま市は今年度から、広島市は来年度から、秋田市、盛岡市、新潟市など主要都市で、すでにはじまっていることがわかりました。
 こうした制度は、千葉県内でも船橋市、松戸市、習志野市、八千代市などでおこなわれていますし、全国200数十の市町村で実施されています。
 そこでうかがいます。
 1に、こうした全国各地の教訓を生かして、千葉市でも「小規模工事希望者登録制度」を設けて、市内の中小零細業者が小規模な修繕工事などを受注できるよう求めます。
 2に、千葉市の入札制度のなかで、物品の登録業者が小規模工事を受注できることになっていますが、どのくらいの業者が登録し、受注しているか。実績をうかがいます。
 3に、公共施設の小規模修繕工事は、現在、それぞれ管理する担当課が、工事を数件づつまとめて一つの会社に発注していますが、なぜ、分割して発注できないのか。分割発注して、市内中小零細業者に受注の機会を広げることをそれぞれ求めます。
(1)小・中学校、公民館について、(2)市営住宅について、(3)保育所について

3、介護保険について
 つぎは、介護保険についてうかがいます。
 介護保険制度がはじまって5年、厚生労働省は、来年、大幅な見直しをおこなう予定だとされています。高齢化社会を迎える中で、「みんなで支えあう」制度として発足した介護保険ですが、利用者へのサービスや、利用料、保険料の重い負担など、改善を求められている課題もたくさんありますが、それらに手をつけずに、国の支出抑制が優先され、国民への負担増が大変心配されています。国からのいろいろな誓約を受けながらも、千葉市として、市民に真に役立つ介護保険制度を守り、さらに充実することを願って、以下うかがいます。
 1に、高齢化率も年々増加し、第1号被保険者や要介護認定者も、それに比例して増加していますが、それぞれ必要なサービスは十分受けられているか。
 2に、特に、施設サービスはどうか。待機者の状況、施設の増設など、解決の見通しを含めて、施設の種類別に明らかにされたい。
 3に、サービスの状況を昨年度末で見ると、要介護認定者数は18,164人で、サービスを利用している人数は、13,892人であり、4,200人以上がサービスを受けていません。サービスを利用していない理由はなにか。
 4に、利用料が払いきれず、サービスが十分受けられない市民のために、低所得者への利用料の減免制度をおこなうよう求めます。
 5に、保険料の問題です。第1号被保険者の保険料の徴収は、年金から天引きする特別徴収、その他の普通徴収となっていますが、普通徴収のうち約10%の人が保険料を払えず、滞納しています。保険料の減免など、実情に応じて対応すべきではないか。
 6に、千葉市の介護保険料の減免制度は、第2段階の非課税世帯が、第1段階相当額の保険料に減額されますが、減額が認められた者は、300数10名で、第2段階被保険者の1%しかいないのは、なぜか。
 7に、減免制度をもっとPRすること。そして、減免対象者が一人の場合、年収132万円、預貯金がその2倍以下という大変厳しい基準を、横浜市や川崎市のように、年収や預貯金などの限度額を緩和するよう求めます。
 8に、在宅サービスの一つとして、住宅改修費支援サービスがありますが、この支援事業の利用者が年々減少しています。許可条件を厳しくしたために利用者が減ったのか。また、申請してから許可され、完了するまで時間がかかりすぎるという意見がありますが、短縮できないか。
 9に、住宅改修費や福祉用具購入費などが償還払い制度で支払いに困っている高齢者がいます。受領委任方式に改善するよう求めます。

4、子どもの施設の充実について
 
つぎは、子どもの施設の充実について、うかがいます。
 その1つは、「ほうゆう学園」の問題です。
 花見川区にある「ほうゆう学園」は、千葉市が認可した市内の貴重な子ども施設です。しかし、度々市議会でも問題になっているように、開設当初から開設準備金や措置費の不正支出が内部告発によって明らかにされ、市の監査などによって、驚くべき事態が社会的問題になりました。
 施設の法人理事会側は、告発した職員を解雇し、自分の意に沿わない職員を次々に処分し、経験者がいない状況になっています。こうした対応は、許されるものではありません。市議会でも、理事会の刷新を含む請願が、全会一致で採択されていますが、その後、改善された動きがみられません。千葉市はどのように指導しているのか。その責任が問われています。
 「ほうゆう学園」が開設されて一年半、現状と今後の対応について、千葉市はどうするのか、具体的にうかがいます。
 1に、「ほうゆう会」の運営については、関係者から公開質問状が出されています。千葉市は、誠意を持って回答しているとは思えません。
 そこで、平成16年2月18日付けの「全国施設内虐待を許さない会」からの質問状について、質問の内容と回答について、この議場で明らかにされたい。
 2に、平成16年7月21日付けの「ほうゆう学園」の元栄養士など、関係者からの質問状の内容と回答はどういうものか。明らかにされたい。
 3に、この間、週刊誌で報道された「ほうゆう学園」に入所していたO君(14歳)の虐待死は、あまりにも悲惨だといわれています。この事件と「ほうゆう学園」は、どういう関係にあると思うか。存園中はどういう状況だったのか。うかがいます。

 子どもの施設のその2は、児童相談所についてです。
 栃木県小山市で痛ましい事件が起きました。この事件に関連して、児童相談所の対応が問題になっています。幼い兄弟への虐待の事実を知りながら、なぜ警察や児童相談所が未然に防ぐことができなかったのでしょうか。そこでうかがいます。
 1に、千葉市児童相談所では、こうした虐待の事実が明らかな場合、どのような対応をしているか。
 2に、子どもたちをめぐる虐待事件が多発する中で、児童相談所の役割が高まっていますが、千葉市の児童相談所の体制は万全か。児童福祉司や職員の充足状況、夜間や休日の対応について明らかにされたい。
 3に、千葉市の児童相談所を経て、「ほうゆう学園」に入った子どもは何人いて、その後、どのような生活を送っているか。

5、地域の諸問題について
 つぎは、地域の諸問題についてうかがいます。
 まず、道路の整備ですが、いつも市民から要望されている道路です。なかなか動きがありませんので、再度、場所をあげてうかがいます。
 1に、柏井町・三角町線の鉄工団地地先の整備は、整備すると答弁しながら工事がすすまないのは、なぜか。
 2に、県道穴川・天戸線の花見川区宮野木台と稲毛区宮野木町が隣接する変則交差点の改良は、どのように計画されているか。
 3に、三角町463番地先の道路は、少しの雨でも四方から雨水が集中して道路冠水が起こるが、抜本的な改修を求めます。
 4に、交通バリアフリーの方針が示され、取り組みがすすめられていますが、JR新検見川駅北口の階段の一部は屋根がなく、雨の日は足元がすべるなど、利用者が困っています。交通バリアフリーの方針で示されているバス停留所の屋根を設置するように、市道側から雨よけをつけるように求めます。

 地域の問題の2つは、教育問題です。
 1に、こてはし公民館は、木造の公民館として、建て替えが予定されていますが、いつになるのか。雨漏りもするようですので、早急な対応を求めます。
 2に、さつきが丘公民館は、市民が利用できる部屋が少なく、使える部屋を増やしてほしいという要望が、以前からだされています。本年3月議会で、隣接する消防局の倉庫になっている一部を、公民館として市民に使わせてほしいという要望について質問しましたが、その後、どのように検討されているか。
 3に、花島公園に、7,500万円の補正予算で、弓道場が建設されることになりましたが、どのくらいの利用者数があって、使用料収入はいくらになるのか。
 4に、花見川第4小学校と第5小学校の統廃校問題です。9月25日にも地元説明会が開かれましたが、同じ団地内にある6学級の小規模校である第2小学校と第3小学校は、そのままのようですが、今後どのようになるのか。
 第2小学校は第4小学校の母体校で、第3小学校は第5小学校の母体校であり、今回の合併問題と無関係ではありません。教育委員会の説明によれば、第3小学校は、現在の6学級が将来7か、8学級に増えるとのことですが、これで花見川団地内の小規模校が解消されたとは思えません。
 今後、再び合併問題など起きることはないのか、目先のことだけではなく、先をみとうした方針を明らかにしなければ、理解できるわけがありません。明確にすべきです。
 5に、学校の合併問題で、「地域コミュニテイ」を大切にすると説明されていますが、何を指しているのか。地域住民の意見や人と人のつながり、歴史的背景を無視して「合併ありき」で進められていないか。見解をうかがいます。


(2問目)

環境問題
 
1、ごみの減量への取り組みをうかがいましたが、もうひとつはっきりしません。これで計画どうり減量へとすすんでいく保障がないのではないか。
 2、委託業者が収集している部分が可燃物をはじめ、大きな部分を占めている中で、それらが長い間、すべて随意契約でおこなわれているのは、今日おかしくないのか。競争入札にできない理由がなにかあるのか。これでは委託業者の企業努力は生まれてこないし、狭い道路の収集などを、対応しないのが当然ではないか。
 3、紙類のステ−ション回収がようやくはじまったことを評価して、次への取り組みをうかがったわけですが、消極的な答弁です。ごみの減量には紙類を減らすことが大きな課題ではないのか。もっと積極的にすすめるべきではないか。
 4、事業所ごみの減量への指導のあり方や取り組みをうかがいましたが、事業所から排出されるごみについて、委託業者まかせになっている。
これでは事業系ごみを減量するどころか、あまりにも無責任ではないか。環境局が家庭ごみのように、責任ある対応をしないと千葉市全体のごみも減らないのではないか。
 5、硫酸ピッチの問題は、法律が制定されるようですが、千葉県のこの間の責任を明確にせずに、硫酸ピッチ撤去への経過を無視して、千葉市に連絡もしないで、倉庫会社との賃貸契約を3年間延長させました。
 八千代市で新たに2,200本のドラム缶の硫酸ピッチが発見されるなど、違法な危険物の製造は跡をたちません。千葉県に危険物のもちこみを禁止する契約を倉庫会社と結ぶよう求めるべきですが、どうか。

公共施設の修繕工事
 
小・中学校や公民館、市営住宅、保育所など公共施設の修理・修繕についてそれぞれうかがい、その工事を市内の中小零細企業に発注して、仕事を確保してほしいという建設や土木産業に働く人たちの声を生かすよう求めたわけですが、それらに答えるような答弁は残念ながらありませんでした。そこで重ねてうかがいます。
 1、公民館のトイレを男女別になってないところを改善するよう求めたところ、公民館の改築にあわせてすすめるとのことでしたが、いつごろ改築するのか。公民館ごとに明らかにされたい。
 2、市営住宅を修繕して、空家をなくすよう求めたところ、修理すれば利用できる住宅は、330戸あることがわかりました。順次、修理して入居者を募集するとのことですが、具体的な計画をうかがいます。
 3、市営住宅の汲み取りトイレの改修をうかがったところ、326戸のうち今年と来年で100戸を水洗化して、残りの226戸は建替えなどで改修するとのことですが、どういうスケジュールで建替えがすすむのか。
 4、そして、これら、小修繕工事の発注を分割して、市内零細業者に幅広く受注の機会を広げることを求めたのですが、可能な限り分割しているとか、曖昧な対応になっています。財政局長の答弁で、「物品等入札参加者」で50万円以下の発注が、143件あって、17社しか発注してませんし、市営住宅の小修繕は、約1,500件あって、120社ほどにしか発注していません。また、学校や公民館の小修理、保育所の小修理については、発注状況を明らかにしないのはなぜか。多くの零細企業では仕事が少なく、それぞれ苦労している中ですので、1回の発注をまとめて発注せずに、細かく分けて、市内の零細企業を育てるために、1件、1件分割して発注するよう重ねてうかがいます。

介護保険
 
1、国が介護保険のみなおしを検討するなかで、介護1や2などで在宅サービスを受けている多くの利用者を介護予防の名の下に締め出そうとしており、在宅サービスを受けながら、自立した生活をしている高齢者の心配が広がっています。こういう中で、千葉市が生きた介護保険制度にするよう求めたわけですが、保険料の減免や利用料の減免も十分行っているようなとうべんでした。保険料の減免制度のうち、第2段階から第1段階に減額される基準を緩和することで、横浜市や川崎市の例をとって質問したわけですが、両市の預貯金の限度額などを調査されての答弁なのか。
 2、住宅改修費や福祉用具購入費などの償還払いを改善してほしいということには、「貸付制度」があるとのことでした。PRはどのようにしているか。実績はどうか。

ほうゆう学園問題
 
1、ほうゆう学園の問題をうかがいましたが、順調に運営されてるかのような答弁でした。しかし、先程も述べましたように、職員の解雇や退職が相次ぎ、また今回、3名の職員が退職されるとのことで、開設当初からの経験者は一人もいなくなるという異常ともいえる状態になっています。
 2、先日の決算委員会でも各委員から質問が出され、局長や部長の答弁は歯切れが悪いと指摘されたばかりです。千葉市の認可施設であるほうゆう学園ですが、十分な指導ができない何か政治的圧力でもあるのか。ただちに指導するとのことですが、いつ頃、どのような抜本的な指導をしていくのか、具体的にあきらかにされたい。

地域の諸問題
 道路整備の問題は、市民が日常的に使ういわゆる生活道路の整備が待たれているわけで、横戸町23号線は、今回質問から抜かしましたが、横戸台という新しい町が開発された時点から課題になっており、これまでも何回も要望してきたところです。
 今回取り上げた道路も含めて、早期に整備されることを強く望みます。
 1、質問は、JR新検見川駅北口の階段の一部に雨よけの屋根をつけてほしいという要望が、地域のみなさんや駅利用者から度々出されています。
 都市局はJRと相談するという答弁ばかりで、市民の要望をきく姿とは思えません。交通バリアフリー事業で、新検見川駅周辺も整備されるわけですから、市道を利用して、この場所に屋根をつけるよう建設局に要望しますので、見解をうかがいます。
 2、地域の2つは、さつきが丘公民館の利用者の要望である消防局の倉庫になっている旧職員寮の一部を公民館に使わせてほしいということです。
 倉庫は耐震問題があるといいながら、いつまで使うのか。また、以前から倉庫に使われている建物だけでも要望に答えられないか。
 3、花島公園に弓道場ができ、そのためにこの公園建設の当初から計画されていたゲートボール場が利用者が減ったという理由で、はずされてしまうのは納得できません。高齢者の集えるスポーツ広場として確保することを求めます。
 4、花見川4小と5小の統廃合ですが、先程も述べたように、この花見川団地は、時代の変遷の中で、分離校が相次ぎ、2つの小学校が、隣接するという全国でもまれな状況になっています。ですから、そのような経過を十分踏まえて検討しなければならないわけです。今年度中に結論をだすとか、統合したらリュニアールして、新しい校舎で出発するといっても、どちらの学校にするのかも不明、跡地利用もわからないでは、「統廃合先にありき」では困ります。
 地域コミニティは大切するとのことですから、その立場で、総合的に検討することを求めます。