野本信正議員の一般質問


2004.12.14
1、花沢三郎前県議不正免税事件について
 
第1に、花沢被告の判決は「千葉市に損害を与えた」として、懲役1年6か月が言い渡されました。花沢被告が控訴中とはいえ、一審の結論は出ています。鶴岡市長は、花沢被告が事件発覚後、今日に至っても「千葉市には実害は無かった」といい続けています。質問しますが
 1に、鶴岡市長は、判決を「尊重しない」「判決は不服」というのでしょうか。
2に、不当判決とでもいうのでしょうか。
 3に、花沢被告の控訴を見守り、その結果を待っているのでしょうか。理由について伺いたい。
 第2に、9月議会で、市長に対して私が、公判中に「起訴事実を認めた花沢被告に対して批判と責任追及を」と求めたが、市長は「非常に残念」「強い憤りを感じる」と、他人事の様な答弁でした。
 その後、花沢被告が実刑判決を受け、議員辞職に追い込まれた今日においての市長の見解を改めて問うものです。
 最も公正な納税をゆがめ、市民の信頼を失墜させた反社会的犯罪の張本人に対して、鶴岡市長は、市政と市民と職員を代表して厳しく批判し、責任を追及する責務があります。この議場で議会と市民に市長の見解を明らかにされたい。
 第3に、鶴岡市長は「私は知らなかった」と言い続けていますが、花沢前県議が、H3年以後長期にわたって、住民税を滞納していたことは知っていたのですか。
 第4に、千葉県がH9年度から設置している、個人住民税徴収対策会議は、市町村から毎年高額滞納者のリストを提出して、千葉県と協議しています。
 9月の県議会で、千葉市が提出したリストには、花沢県議の名前が無かったことが共産党小松県議の追及で問題になりました。質問しますが
 1に、H11年度からH16年度までの6年間に、千葉市から個人住民税徴収対策会議に提出した滞納者リストは、滞納額何円以上で、滞納者何人中何人分だったのか。年度毎に明らかにされたい。
 2に、滞納者リストとして、提出する人と提出しない人の区分する基準は何か。千葉県の指示では「困難事案有する滞納者」となっているが、承知しているのか。 
 3に、個人住民税徴収対策会議に提出する滞納者リストを、決済するのは部長か、局長か。
 4に、H11年度からH15年度まで、花沢前県議の名前を提出リストに入れなかった理由は何か。事件が明らかになったH16年度のリストにも、花沢前県議の名前を入れなかった理由は何か。(H16年度会議は7月16日開催)
 5に、H11年度からH16年度までの6年間に、千葉市から個人住民税徴収対策会議に出席した主幹以上の氏名を年度毎に明らかにされたい。
 6に、滞納税額が300万円を越える納税者について、税務部長は把握する事になっている件についての説明を求めます。

2、健康を守る行政について
 千葉市は「新世紀ちば健康プラン」で、13分野の実践目標をもって「健康なまちの実現」に取り組んでいます。
 最初に、歯の健康について質問しますが、千葉市は、保健医療事業団および歯科医師会と協力して、8020運動推進事業を始め、幾つかの事業を実施しています。
 第1に、8020運動推進事業は4事業が行われていますが、これまでの実績をどのように評価しているのか。幼稚園等刷掃指導は、参加者479人と少ないが、もっと増やすよう改善すべきではないか。保育所入所児についても充実を求めます。
 第2に、歯周病疾患検診は40歳と50歳を対象に行い、H13年度・14年度・15年度とも、受診者数は、1000人前後で対象者数の8.4%から、10%近くの成果を上げています。歯科医師など関係者の声を聞きますと、今後は60歳・70歳も実施した方がよいといっています。
 理由は、「80歳に20本の自分の歯を維持することが目的で、実施している歯周病疾患検診だけど、この制度が始まったのはH13年度からなので、その時41歳以上の人は、一度しか受診のチャンスがない。61歳以上は一度も受診のチャンスがないから」とのことです。必要な費用の概算は、約1650万円程度とのことであります。質問しますが
 1に、3年経過したことですし、この際年齢を引き上げてはどうか。
 2に、併せて、若いうちからの検診出来るように、順次改善を図るべきではないか。
 3に、寝たきり老人・心身障害者(児)の歯科診療は、関係者に大変喜ばれています。H15年度決算では、673人が受診されました。対象者数は、未把握とのことですが、歯科診療を希望する人は相当数あると思われますので、この際事業内容をもっと関係者に知らせるべきと思いますが、どうか。
 また、希望があっても、市休日救急診療所まで移動する手段がなく、困っている患者の移動援助を強めるため、福祉タクシーの充実などしてはどうか。
 4に、在宅で動けない患者には、訪問する「千葉市訪問歯科診療事業」が実施されていて、実績は54人です。この際、受診希望者の把握に努め、制度の利用を引き上げるべきではないか。

 次に、歯科以外の健康問題について質問します。
 第1に、前立腺癌の早期発見が求められていますが、千葉市も速やかに前立腺癌検診を実施して、市民の期待に応えるべきでありますがどうか。
 第2に、旧ミドリ十字にかかわる、C型肝炎に感染する血液製剤が納入された可能性のある、医療機関のリストが公表され、千葉市は保健所で対策を行うことになりました。
 1に、千葉市民の影響についての把握状況、その後の対策をどのように強めていくのか。
 2に、国に対しては、情報をさらに公表することと適切な対策を求めていくべきではないか。

3、公正な行政について
 
第1は、「花のあふれるまちづくり」についてです。 
 この事業全体については、中村公江議員の代表質問で質しました。私は、事業費の流れについて質問します。
 この事業は、合計31事業、3年間で約4億3,200万円の予算を使っています。新しい事業が始まれば、関係業界に仕事が発注されて、その分地元経済の活性化につながります。「花のあふれるまちづくり」では、主に造園緑化業者に仕事が発注されるわけです。質問しますが
 1に、H14年からH16年までに、造園緑化業者に発注された内容と費用総額は。
 2に、仕事を受注した造園緑化業者の、金額の多い順に1位から 位まで明らかにされたい。
 3に、「花のあふれるまちづくり」以外に、通常の事業の中で、千葉市が(公園緑地部)発注した事業を受注した造園緑化業者の中で、H15年度決算において、金額の多い順に1位から 位まで明らかにされたい。

 第2は、契約についてです。 
 千葉市稲毛区役所などの建物設備管理業務委託を請け負っている、新光ビルシステムの増収賄事件にかんがみ、千葉市は指名停止を行いました。
 9月議会の同僚議員の質問に対して、財政局長は「H16年9月19日からH17年2月18日まで、5か月間の指名停止を行った。来年の入札参加資格については影響しない」と答弁しました。 
 1に、千葉市は指名停止がなぜ5か月なのか。船橋6か月・東京12か月にくらべ甘いのでは。
 2に、「来年の入札参加資格については影響しない」と言うことは、5か月間の指名停止は、新光ビルシステムにとって痛くも痒くもないのではないのか。
 3に、今回の指名停止は、適正かどうか問われるのではないか。

4、緑区の諸問題について
 第1は、河川改修、村田川の水害対策についてです。
 9月25日の局地的豪雨被害で、村田川が増水して、大稚橋の崩落により6戸の住宅が生活道路を奪われ、また10月9日の台風22号により、道路の決壊・一部床下浸水などの被害が出ました。
 村田川沿いは、あすみが丘団地始め土気地域の開発が進み、その影響で、ここ20年来水害が跡を絶たたず、川沿いの住民は雨の度に深刻な被害にさらされています。質問しますが
 1に、村田川の水害の原因をどのように分析しているのか。
 2に、川沿い住民が、雨のたびに繰り返されている深刻な被害をどのように把握しているのか。
 3に、当面、大稚橋の架け代えや道路改修などに全力をあげると共に、水害常習か所の緊急対策を実施する事。
 4に、村田川の水害対策を放置してきた管理者、千葉県の責任は重大です。千葉県に対して、村田川の改修を強く求める事。
 5に、村田川沿線の適当な場所に、増水した時の雨水を一時受け入れる整調池をつくり、水害を防ぐ事。以上、提案しますがどうか。

 第2は、道路・交通問題、県道大網線の混雑解消についてです。
 県道大網線の混雑解消は、緑区住民の悲願とも言える大問題ですが、展望が見えません。混雑解消の一助として、私は、平成7年第4回定例会で、外房有料道路、誉田・鎌取間を朝と夕方は、道路料金を無料か割引にする提案をしました。その後、他の会派からも同様の質問がされるようになりました。 
質問しますが
 1に、外房有料道路誉田・鎌取間の一日と朝と夕方の交通量はどのくらいで、目一杯車を走らせる事ができる「交通容量」に対して何%の利用率なのか。
 私の手元データーでは、20%〜30%程度なので、あと70%〜80%は余裕があると思うがどうか。
 2に、千葉市は、この間千葉県道路公社に無料化や料金割引を、どの程度の働きかけをしてきたのか。
 3に、70%〜80%も空いている道路を有効に活用することは、投資した財源を無駄にしないためにも必要な事ではないのか。県道大網線の混雑解消のため、千葉県道路公社に対して、もっと精力的に本気になって働きかけて実現するべきだが。以上答弁を求めます。

 第3は、都市交通・文化問題、誉田地域の問題についてです。
 緑区は、鎌取・土気の発展に比べ、遅れている誉田地域を「誉田谷間論」などと言う人もいます。誉田地域の発展には、鉄道線路で分断されている南側と北側の交流を容易にする事が必要です。このたび、誉田駅の橋上化・自由通路・駅前広場整備が具体化しました。地元住民・まちづくり協議会・市当局・地元議員などの努力に敬意を表します。
 私も、駅北側住民の要望を受けて、S61年第4回定例会で、駅の北と南を一体化する歩道橋設置提案を初めて質問して以来、度々議場で誉田駅南北を結ぶ「自由通路の建設」を提案してきました。初めて質問して以来18年、このたびバリアーフリーの通路ができる事は大きな前進です。
 これを機会に、南北住民の交流が進み、誉田地域活性化につながるためには、人の集まる魅力のある交流の場が必要です。北側にある誉田さくら公園は、その一つでありましょう。南側は残念ながら商店街も寂れ、人が集まる魅力に欠けています。そこで提案しますが、当面、少ない予算で出来る事業として、
 1に、シャッターを閉めている商店を補助したり、または行政などが借り上げて有効活用をして、いきイきセンター・若者も集えるライブハウス・ミニコミュニティセンター・を作ってはどうか。
 2に、駅に近いJA誉田支店と協力して、定期的に産直朝市を開催してはどうか。
 3に、そして中期計画として、次期5か年計画で誉田地域に、CCセンター建設を計画して、駅前CCセンター・駅前図書館などを作れるように努力してはどうか。
 4に、地元の声をきいて、活性化計画をねりあげるよう提案します。

 第4は、道路・平山町地先の問題についてです。
 先の集中豪雨の際、平山町お願い薬師付近の公道に土砂等が流れ込み、通行不能となりました。原因は道路沿いに山の様に積まれた「産業廃棄物」と思われる土砂等の一部が、雨と一緒に流れ出したものです。
 道路が通行不能になったのは、この時だけでは無く、数回あったそうです。私は、現地に行って視察しましたが、問題の「産業廃棄物」と思われる処分場は、道路境界に高さ2メートルほどのコンクリート塀があり、その上に道路から、およそ15メートルの高さまで積み上げられ、今すぐにでも崩れ落ちそうな危険な状態でありました。
 この下には民家もあります。関係住民は、雨が降る度に土石流で「また道路が塞がれるのか」「住宅が押しつぶされないか」「道路をふさいだ土砂の片付けをした時手に触れた物質が有害では無いのか」と、不安の日々を送っています。
 質問しますが
 1に、お願い薬師付近の千葉市認定道路が、度々通行不能になっている実態を把握しているのか。
 2に、今後、大雨が降ったら一気に崩れる危険があると思うがどうか。
 3に、原因は、隣接の「産業廃棄物」と思われる処分場であるが、この責任者に原因を取り除く様に行政指導を行っているのか。
 4に、この処分場は「適法施設」か、それとも「違法施設」なのか。
 5に、積んである廃棄物の種類は何か、具体的に明らかにすることと「産業廃棄物」なのかどうか。その中に、有害物質は含まれていないのか。
以上、答弁を求めます。


(2回目)

緑区の諸問題 道路・平山町地先の問題について
 ただ今の答弁で、千葉市の認定道路で、付近住民の生活道路が度々通行不能になっている原因が、道路脇に山の様に積み上げられた産業廃棄物の含まれた土砂である事、しかも不法投棄である事がはっきりしました。
 1に、道路側からみるだけで、コンクリートガラはじめ、産業廃棄物である事は歴然である。不法投棄されている廃棄物の抜き取り調査をして、どんな危険なものがあるのか、実態をつかむ様求めます。
 2に、集中豪雨が襲ったら道路だけでなく、すぐ下にある住宅も駐車場に駐車している車も押しつぶされる危険があるが、未然に防ぐための緊急対策をしないと、人災が起きてしまう心配があるが、明日からでも安全対策を実施するよう、具体的に強力に手を打つべきではないか。
 3に、周辺の民家には、風が吹く度に積み上げられた砂塵が飛び散り、洗濯物を干しても「ざらざら」になってしまう状況が続いている。しかも、産業廃棄物の中に「有害物質」が含まれていれば、その物質が風に乗ってまき散らされることになってしまう。緊急措置として、ビニールシートをかぶせるなど指導してはどうか。
 4に、問題提起した認定道路には、産業廃棄物不法投棄処分場から、常に汚れた水が流れ出していて、天気のよい日でも道路はぬれビチャビチャです。
この汚水の中に「有害物質」が含まれていれば大変です。付近は水田もあり、何よりも周辺一帯の飲料水は「地下水」井戸水を飲んでいるわけです。付近の井戸水と処分場から汚れた水の検査を実施して、対策をするよう求めるがどうか。

公正な行政について
 第1は、「花のあふれるまちづくり」です。
 1に、仕事を受注している造園緑化業者の受注額について明らかになりましたが、たくさん受注している業者と少ない業者との格差が大きい様です。
 「花のあふれるまちづくり」で、受注額1位の業者と5位の業者は代表者が同じ人物で、受注額は群を抜いています。契約・発注は、公正・公平に行われているのか。
 2に、H16年4月1日現在の資料によると、千葉市造園緑化協同組合の顧問に、花沢三郎県議会議員の名前がのっているが、何か影響はあったのか、無かったのか。

 第2は、新光ビルシステムについてです。
 新光ビルシステムに対する指名停止は、納得がいかない。千葉市が過去に行った同様の指名停止事案では、日本ビルシステムがH16年2月9日〜H16年7月8日。泰成エンジニアリングは、H14年11月28日〜H15年4月27日。いずれも、新年度の入札が行われる3月末には指名停止中となっている。新光ビルシステムは、新年度の入札参加が出来る。全国的に大問題となった事件を引き起こしている業者に対して、実質何の痛みも感じない指名停止でなく、会社が本当に反省する、市民が納得のいく、公正な処置をすべきではないか。

花沢三郎前県議の不正免税事件について
 個人住民税徴収対策会議への提出リストに、花沢前県議を入れなかった理由について「H11年度からH13年度までは、文書が不在で当時の担当職員に確認したところ、納付誓約書を受理しており、分割納付がなされていたから提出しなかった」と答弁しています。この答弁は事実に反するのではないでしょうか。花沢前県議の滞納は、H3年度の課税1億2,000万円が始まりで、このうち1期・2期の6,000万円は遅れながらも納めました。
 H11年3期分と4期分の6,000万円を不正免除しようと、花沢前県議は大塚元納税管理課長らと共謀して、3期分を分割納入する誓約書を提出して、4期分は不正免除することとしたわけです。
 そのため、4期分約3,000万円は、H14年9月29日で時効が成立しました。この直前のH14年6月に、コンピュターで「特別処分」されたわけです。H16年1月1日に不正免除事件が発覚して、「特別処分」は部長決裁を受けていないので無効として、花沢前県議から4期分約3,000万円を納入させました。しかし、延滞税は時効が成立しているため徴収出来なくて、H16年第1回定例会3月2日に、鶴岡市長は「一般的に時効分につきましては、法的に請求出来ない物と存じます」と答弁しています。
 しかし、世論や私どもの「時効が中断しているはず」の追及の中で、H16年3月16日の私の質問に対して、当時の槍田財政局長は「弁護士とも相談して延滞金は時効が中断しているものと判断して、全額徴収に努力する」と答えました。
 以上、長い説明をしましたが、花沢前県議の滞納税4期分の時効が中断を確認したのは、H16年3月16日です。
 個人住民税徴収対策会議への提出リストに、花沢前県議を入れなかった理由について、「H11年度からH13年度までは、文書が不在で当時の担当職員に確認したところ、納付誓約書を受理しており、分割納付がなされていたから提出しなかった」との答弁は事実ではなく、この時提出されていた納付誓約書は花沢前県議の3期分に対するものであって、4期分約3,000万円の滞納額は、H14年6月に「特別処分」されるまで、存在していたのであります。
 質問しますが
 1に、事実と違う答弁は撤回することを求めます。
 2に、H11年度からH13年度まで、高額滞納税として記録されていた花沢県議の滞納税を、分割納付がなされていたから提出しなかったと証言した職員はだれなのか。そういう職員は本当に存在しているのか。
 3に、先の答弁で、個人住民税徴収対策会議への提出リストを決済した当時の納税管理課長。300万円以上の滞納者氏名を決済した当時の税務部長。個人名は先程答弁があったが、これらの幹部は、花沢前県議の滞納状況と「困事案」である事を承知していた。
 歴代税務部長。納税管理課長と緑区役所の納税管理課長。「困事案」である事を承知していながら、リストに入れなかったと思うがどうか。
 4に、H11年度からH13年度まで、高額滞納税として記録されていた花沢前県議を、個人住民税徴収対策会議への提出リストに入れなかったことは、故意に隠したか、集団で隠蔽工作したのではないか。
 5に、税務部長・緑区長・歴代滞納整理室長、100人を超える職員が知っている。組織的関与疑惑は一層深まっている。
 6に、H16年7月16日に開催された、対策会議のリストに花沢前県議を入れなかったのは、「本税3,000万円が完納されたから」と答弁した。延滞税1億6,000万円あったことは、困難事案では無かったのか。千葉県総務部長通達・個人住民税徴収対策会議設置要項には、滞納者について、本税だけで延滞税は含めないとは書いてない。花沢事件が大問題として発覚していたのに、延滞税1億6,000万円滞納している花沢前県議を入れなかったのは、本気で徴収する気がなかった。この時点でも花沢前県議をかばって特別扱いしていた。
 7に、歴代税務部長が承知している花沢前県議の滞納を、「鶴岡市長が全く知らなかった」なんて、だれも信用出来ない。11年前の助役就任当時、「市民税の徴収改善」を促した後、滞納状況を何も調べない、報告も受けないできたとすれば、担当助役として8年間、市長として3年間、行政の根幹である税務行政の実態を知らないまま、仕事をしてきたということなのか。答えてください。
 しかも、自分で答えないで部下に「市長は知らなかった」と答えさせている事がもっと疑わしい。やましいことが無いのなら、なぜ自分で答えないのか。
 自ら答弁しないこと自体、花沢事件の説明責任から逃げている。説明責任を果たしていない事を自ら認めているのではないか。