もりた真弓議員の一般質問

2010.3.12

 日本共産党千葉市議団のもりた真弓です。一般質問をおこないます。

1、就学援助制度について

写真 はじめに、就学援助制度についてうかがいます。3月も中旬になり、卒業・入学・進級とあわただしい時期を迎え、これからしばらくは新学期の準備で、何かと出費がかさみます。
 前回12月の議会でも質問させていただきましたが、景気の回復が見込めず生活全般にわたって厳しい状況が続く中、小・中学校へ子どもを通わせる子育て世帯にとって関心の高い問題であり、くり返し取り上げさせていただきます。
 先ごろ、新年度の「就学援助制度のお知らせ」が作成されました。9月議会で受給可能世帯の所得の目安額が明らかになり、千葉市でもようやく家族人数と基準額が明示され、お知らせに載りました。目安額を伝えることは、保護者が、申請の対象か判断するために必要なもので、今回の改善は喜ばれるものです。
 他の政令市でも「子育て支援・教育費は無償」の立場で、就学援助制度がより利用されるように、こうした工夫を積極的に行っているところがいくつもあります。
 今回、17政令市が就学援助制度について、保護者にどんな知らせ方をしているのか、現物をそれぞれ見比べてみました。
 横浜市・京都市・広島市では、申請書と記入例が印刷されたA3サイズのお知らせが保護者全員に配布されています。
 大阪市では、お知らせと一緒に、申請書と記入例が全保護者に配られ、加えて新1年生の保護者には「入学準備学用品等購入申出書」が配布されています。
 新潟市でも新小学校一年生全員と前年度未認定の小2〜中3の児童生徒に、お知らせと申請書と記入例が配布されています。
 申請書とその記入例まで同時に配られるので、申請したい人はすぐに申し込むことができます。
 他にも、札幌市・名古屋市・大阪市・堺市の4市では、お知らせの裏面に申請書の記入例が印刷されているので、どう申し込めばいいのかがわかります。必要な人は申請書だけをあとからもらえばいいことになっています。
 就学援助を必要としている側の立場で、親切にわかりやすく伝える工夫がされています。
 また、就学援助制度の申請を受けつける、学校側の手続きの簡素化をするなどの、配慮もされています。
 広島市では、申請者のデータをパソコンに打ち込めば、細かい作業をしなくても受給対象の世帯か、すぐわかるようなシステムになっているそうです。
 学校からも、「学校だよりなどで常にお知らせし、相談にも積極的に取り組んでいる」とのお話でした。そこでうかがいます。
 1つに、今回千葉市は「就学援助制度のお知らせ」に目安を載せましたが、他政令市では基準額に総収入額と総所得額を両方併記したものや、世帯の年齢構成、例えば4人世帯で父34歳、母30歳、第1子7歳、第2子4歳などの記載がされているものがあり、わかりやすく知らせる工夫や配慮がされています。こうした工夫や、配慮についてどう評価しますか。
 2つに、目安額を示し、申請書付のお知らせを全世帯に配布している広島市で、就学援助制度受給世帯の割合を調べたら、生活保護受給の世帯が約8%、児童扶養手当支給世帯で20%、経済的に困っている世帯が65%という結果だったとのことです。千葉市では、就学援助制度を利用している世帯のうち、経済的にお困りの特別な事情で認定されている世帯は全体の何割か、おたずねします。
 3つに、他の政令市では、お知らせと一緒に申請書と記入例を配布しているところがいくつもありますが、千葉市ではなぜそうしないのか、うかがいます。
 4つに、千葉市の申請書の裏には現況報告書があります。学校長の所見などの報告を記入するものですが、保護者が記入する必要がない現況報告書が、裏面に印刷されているのはなぜかうかがいます。
 5つに、新入生の学校説明会などで、就学援助制度の説明が、十分でないと聞きました。各学校で保護者向けの説明がどのように行われているか把握していますか。
 6つに、学校の窓口で申請者が援助の対象となる世帯か、判断できるようなシステムとなっていますか。
 7つに、前回、就学援助制度の申請を区役所の窓口などで受け付けるなど、手続きの簡素化を求めましたが、その後の検討はされたのかうかがいます。
 8つに、千葉市では、徴税に力を入れるとのことですが、給食費の未納世帯への対策はどのようにお考えですか。給食未納者に、お知らせと一緒に申請書や記入例を送付して相談に乗り、就学援助制度の利用を勧めるなどの働きかけを行うべきではないでしょうか。

2、子どもの読書活動について

 つぎに、こどもの読書活動についてうかがいます。
 その1は、学校における図書室の役割についてです。
 「学校図書館の充実」が学校教育にとってなくてはならないものであるという認識は徐々に広まり、学校図書館には、「児童生徒の興味関心」や「意欲の向上」に即して、「読書活動の推進」と「資料提供システムの整備」が、より強く求められることになりました。
 「利用しやすい学校図書館作り」や「資料の適切な提供」などを充実するため、千葉市でも、全小中学校に学校図書館指導員を配置して、子どもの読書活動に力を入れ、着実に整備されてきました。
 登校後、朝の会が始まるまでの10分ほどの時間を「朝の読書」と位置づけ、96%以上の小・中学校で取り組まれています。そうした取り組みが効果として現れ、一ヶ月の平均読書冊数は、2008年度の調査結果で、小学校が20.1冊、中学校が8.3冊と、全国平均の2倍と大きな伸びを示しています。
 お昼休みに、地域の図書ボランティアさんなどの協力で、絵本の読み聞かせやお話会なども行われています。そこで、うかがいます。
 1つに、子どもたちの読書の成果は持続しているのかうかがいます。
 2つに、図書室は、学校の開いている時間は使えると思いますが、基本的に何時から何時までの利用となっているのかうかがいます。
 3つに、休み時間やお昼休みにも利用できますが図書館指導員のいないときや休みのときは、誰が対応するのかうかがいます。

 その2は、学校図書館指導員についてです。
 図書館指導員が小学校に配置されてから今年で10年になります。
 2008年4月からは、中学校にも図書館指導員を配置することが決まり、それまで小学校に配置されていた57人が中学校へと異動になりました。
 現在、120校の小学校では、大規模校の8校に、図書館指導員はひとりずつ専任で週4日勤務しています。その他の112校では、図書館指導員がひとりで2校受け持ち、1校につき2日ずつ勤務し、あわせて週4日となっています。
 児童数が12〜24クラスの学校を掛け持ちする図書館指導員は、週に2日ずつしかいられないため、図書の授業で指導に入れるクラスと、入れないクラスができてしまいます。児童数が900人以上で、27クラスある小学校でも、時間割で決めてある図書の授業が指導員の公休の曜日にあたるクラスには、ほとんど入れません。
 一年間、時間割が変わらない学校では、ずいぶんと指導内容に差が出てしまうのではないでしょうか。
 私がお話をうかがった図書館指導員の方は、「読書については、それぞれの子どもの読書力が違い、好きな本も違うこと。調べ学習では、各自が持っているテーマについて、何を求めているのか思いを汲んで、アドバイスすること。そのどちらも個々の対応が必要です。しかし、小学生はまだ自分の力ではその対応ができない。だから、本と子どもを結びつける人が必要なんです。」と言っていました。
 図書の指導は、基本的に個々の児童生徒の求めに応じて、計画的・継続的に働きかけ、その活動を通して、子どもと本を結び付け、価値あるものにしていく大変時間のかかる作業です。子どもたちの、今感じていることや、家庭の状況、体調の変化、いつもと違う顔色やしぐさ、こんな日常の様子をつかんだ上に適切な声かけやアドバイスが生きてくるのではないでしょうか。
 このように意欲を持って取り組んでいる図書館指導員が経験を積み、さらに児童生徒の読書活動をゆたかに発展させていくことは、これからの学校図書館には不可欠だと思います。しかし、実態は厳しいと聞いています。図書館指導員として、長く勤めてもらうことが必要ですが、一年雇用の非常勤職員という形では無理があります。
 そこでおたずねします。
 1つに、図書館指導員一人で小学校2校を受け持つ体制で、読書活動や調べ学習のアドバイスなど、児童への対応が十分できていると考えるのか、見解をうかがいます。
 2つに、児童生徒の教育に関わる図書館指導員は、職員会議などに出席できないと聞いています。子どもの日々の情報が十分に把握できないことや図書館指導員が気づいた児童生徒の変化を報告する場が十分ではないことについて、改善すべきと考えますが見解をうかがいます。
 3つに、「一年雇用という不安定な立場で、生計を立てられないような給料の実態では、とても続けられない」という声を聞いています。こうした待遇を改めるべきではないのか、見解をうかがいます。

3、ごみの減量について

 その1は、分別と市民の協力についてです。
 ごみの分別・減量には市民の理解と協力、そして地域での積極的な取り組みはもちろん、斬新なアイディアも寄せてもらって、市民の意見を生かした様々な取り組みが必要と考えます。
 東京の小平市では、ごみとリサイクル推進活動に取り組んでいる地域の団体・企業・市民で構成している「小平市ごみ減量推進実行委員会」が市の環境部ごみ減量課と共同していくつかの事業に取り組んでいます。
 例えば、「地球にやさしいイベントを!イベント用食器・容器を貸し出します!」という取り組みは、「多くの人が集うイベントでも、できるだけごみを出さない環境に配慮したイベント」をめざして、ごみ減量推進実行委員会で保有している各種イベント用の食器・容器を貸し出して、環境に配慮したイベントの実現を支援しています。
 貸し出しは無料で、洗浄を頼む場合には多少の費用がかかりますが、自分で洗えば料金はかかりません。貸し出しにはシルバー人材センターがかかわっています。なかなか、おもしろい取り組みです。
 千葉市でも、小学生を対象にしたごみ出しチェック隊「ヘラソーズ」で、ごみの分別についての啓蒙と地域での協力体制を作ったり、千葉大の環境ISO学生委員会が雑紙用の「ミックス古紙」ごみ箱を準備して大学内で取り組んだりしています。
 こうした市民との共同や大きな協力の上に、ごみの分別と減量が進むと考えますが、千葉市では、集団回収の補助金の額を1キロ当たり3円から2円へと引き下げる予定です。これまで積極的に千葉市の活動に協力してきた、自治会や子ども会、PTAなど、合計で800を越える団体が、この減額の影響を受けます。そこでうかがいます。
 1つに、集団回収の補助金の引き下げは、市民とともにごみ減量を取り組む姿勢として、どうか。見解をうかがいます。
 2つに、千葉市で進めてきた「焼却ごみ3分の1削減推進市民会議」では、他市の進んだ取り組みなどを検討してきたようですが、今後どう生かしていくのかおたずねします。
3つに、今後も可燃ごみ減量のためには細かい分別が必要と考えますが、千葉市としての次の課題はなにかうかがいます。

 その2は、落ち葉の堆肥化の取り組みについてです。
 可燃ごみに分類されている落ち葉の分別についてうかがいます。
「燃やせばごみ、分ければ資源」というスローガンがぴったりくるのが、「落ち葉」ではないでしょうか。落ち葉は、堆肥化して有効利用するなど、工夫や研究を進めれば生かせる分野の資源です。
 今現在千葉市で排出される落ち葉は、ほとんどが可燃ごみとして燃やされているとのことです。燃やさずに資源として活用されているものはありますが、まだ、一部に限られています。落ち葉の堆肥化は、コストや作った堆肥の活用など課題もあって大変ですが、有効利用できる落ち葉を生かす方法で、できることがあるのではないかと思います。
 東京小平市では、くり返し使える回収袋を独自で用意して、家庭から出る落ち葉を預かり、堆肥にして使う農家に譲っています。農家では、高齢化で落ち葉を集める作業も大変になっているということもあって、この事業は歓迎されているようです。
 1つに、このように行政が間に入って、これまで燃やすごみに回されていた落ち葉を、堆肥として活用する方法なら、大きな施設がなくてもすぐにでも取り組めることではないでしょうか。見解をうかがいます。
 2つに、循環型社会をめざす視点で、農政センターなどで、落ち葉の堆肥工場設備などの充実を図り、農家や希望する市民に分けて、農作物や花壇づくりなどに生かしてもらうようなことはどうでしょうか。今後千葉市での剪定枝や落ち葉の堆肥化について、どう取り組んでいくのかうかがいます。
 以上、1回目の質問といたします。

<2回目>

 2回目の質問をおこないます。

1、就学援助制度について

 他の政令市で、目安額や世帯の年齢構成、申請書・記入例などを載せたお知らせが配られているのは、制度をわかりやすく伝えて、何とか困っている世帯に支援の手が差し伸べられないか工夫した結果です。
 親の経済状況で、子どもの受ける教育に格差が生まれないように、「義務教育は無償」という立場に立って知らせているからこそ、就学援助制度の利用が広がっているのではないでしょうか。
 千葉市の就学援助制度を利用している世帯の内訳をうかがいました。千葉市で本来認定されるべき「経済的にお困りの特別な事情の世帯」が、就学援助制度の認定を受けている世帯全体の28.1%にしかならないのは、大いに問題です。広島市と千葉市の就学援助制度自体にさほど違いがあるわけではありません。経済的に困っている人の割合にも差があるとは思えません。
 広島市で認定されている割合が65%なのは、周知する側の姿勢に違いがあるのではないでしょうか。答弁では申請書を耐久性に優れた紙にして、その裏を現況報告書にし、保護者の利便性を考慮しているとのことですが、それは長期間にわたり効率よく管理できる行政側の都合です。
 申請に戸惑う保護者にしてみれば、必要な書類がまず手元に配られ、一目見て記入できる丁寧な記入例があることのほうが、就学援助制度の利用に結びつき直接役立つはずです。そこでうかがいます。
 1つに、千葉市では、「経済的にお困りの特別な事情の世帯」の認定者が、広島市と比べて半分以下という低い数字です。これを重く受け止めて、就学援助制度が適切に利用されるように、周知徹底することが教育委員会の役目ではないのか、うかがいます。
 2つに、保護者へのお知らせの形体を抜本的に改善して、申請書・記入例も全保護者に配り、制度を知らせることに重点を置き、検討して実施すべきです。いかがですか。

 つぎに、お知らせについてですが、大阪市では「教育の機会均等の精神に基づき、・・・すべての児童生徒が義務教育を円滑に受けられるようにする制度です。」とか広島市では「お子さまが学校で楽しく勉強できるよう、学用品費や給食費などについて・・・援助を行っていますのでご利用下さい。」とか、北九州市では「お子様の小中学校での学習が、経済的理由で妨げられることがないよう」など配慮された文面を入れて作成されています。
 千葉市のお知らせの「援助を受けられる方」以下、申請理由を並べてある文面からは、残念ながらこの制度が憲法26条に基づく、当然の権利として保障されていることなどが感じ取れません。
 「わかりやすいお知らせ」というのは、悩んだり困ったりしている方が「相談してみようか」と思えるものをさすのではと考えます。
 うかがいますが、お知らせの記載を検討し、就学援助制度の主旨がいかされるものに見直すべきではないでしょうか。お答え下さい。
 また、就学援助制度を周知する側の、学校の先生の説明にも、こうした立場が必要です。
 知り合いのお母さんが、今年1年生になるお子さんの学校説明会に参加したところ、先生が「就学援助を希望される方は、ご家庭の事情もありますので、後で個別にご相談をお受けします。」と話され、就学援助制度を受けられるのは何か特別の、よっぽど事情のある人が受けるものだという印象を持ったと話してくれました。
 説明を聞いた保護者が「申請には特別な人、よほどの事情がある人でなければ利用できない」と受け止めてしまったら、それは就学援助制度がその主旨と違う認識で理解されてしまったといえます。そこで、うかがいます。
 1つに、各学校で保護者等へ向けた説明を行う場合、就学援助制度についての主旨や、目的などを明確にした例文を用意し、正確に伝えるよう徹底するべきではないでしょうか。
 2つに、「就学援助の申請はわかりにくいし煩雑」といったイメージを改める意味でも、事務手続きの改良をし、学校側の負担軽減と、保護者の相談に迅速に対応できるシステムを取り入れてはいかがですか。
 3つに、児童扶養手当などを取り扱う区役所の窓口に、まずは周知徹底をする意味で、就学援助制度のお知らせを置くことは、すぐにでもできることだと思いますが、いかがですか。

2、子どもの読書活動について

 子どもたちの読書活動は、様々な努力とこれまでの積み重ねによって、持続しているとのことです。特に中学校の図書室の改善はめざましく、生徒の読書環境の整備が格段に良くなったと聞いています。
 しかし、一方では、小学校に勤める図書館指導員の方からは、大変厳しくなったと聞きました。
 これまで週に3日小学校に勤務していたときは、時間割にあわせて児童の読書指導や調べ学習に対応できました。少しは空き時間もあったので、保健室から連絡があって受け取り、児童のフォローをしたこともあったそうです。
 今は、2日間の中で、時間割にあわせた読書指導や、調べ学習の準備などに対応することになりました。他にも、図書館指導員の仕事は、選書、図書購入計画の立案資料の作成補助や、図書館の利用状況の記録、図書の整理、環境整備、図書館だよりの作成などの広報活動など、図書館の運営、管理の業務もあるわけです。
 地域や家庭との連携に関することという仕事もあって、読書活動の啓発活動や、読書会、ボランティア活動の推進など、やることは盛りだくさんです。これらを2校分しようとしても、限界があります。図書館の環境整備などで、季節の展示を行うことまでは、全然できないとのことでした。千葉市は、小学校を2校受け持つことになっている図書館指導員の実態を、もっと深刻に受け止めるべきです。うかがいますが、
 1つに、これまで何年も経験を積み、千葉市の研修以外に個人でも講習会に通って身につけた、図書館指導員としての専門性が、雑務に追われる今のような勤務形態で活かせるものと考えているのか。
 2つに、図書館指導員が個々の児童に応じて、計画的・継続的に関わり、子どもの読書力を培い、心を育てていく役割になっているという視点で考えれば、1校から2校へと児童の人数を増やしたことが、一人ひとりとの関わりを薄くしたことにならないのか、うかがいます。
 3つに、今の子どもたちの読書の成果は、この仕事に熱意を持って取り組んでいる、図書館指導員の献身的な頑張りがあって、なんとか支えているというものです。
 ある図書館指導員さんは、「10年間勤めてきて、2校一緒でいいや」と今の体制になったとき、これまでの努力を評価されなかったと感じ、非常にショックを受けたそうです。不安定な雇用で、安い賃金のまま、働き続けることが困難と感じながら、子どもたちに豊かな読書指導ができるとは思えません。
 図書館指導員に、「続けていても先が見えない」と言わせるような状況を放置すべきではありません。
 千葉市では、図書館指導員を専門性のあるものとして評価し、児童生徒の読書環境の改善とその効果を認めているのです。積み上げてきた努力を失わないために、手立てを講ずることが求められています。まずは、今いる図書館指導員だけでやりくりするのではなく、小学校にも一校に一人配置して子どもの読書活動の充実をはかるべきですが、お答え下さい。
 そして、図書館指導員の待遇については、厚生年金保険や健康保険に加入するなど働き続けられる条件整備を検討し、改善を求めますがいかがですか。

3、ごみの減量について

 市民団体と協力して支えている集団回収活動は、今後の分別とごみの減量を進める上での重要な活動と考えているとのことです。
 市民の協力なくして、ごみの分別・減量は進まないという立場ならば、まず関係団体の了解を得ることが最低でも必要だと思います。
 うかがいますが、この奨励補助金の単価の切り下げは、それぞれの回収団体と話し合いや調整を踏まえての提案だったのでしょうか。
 そうでないとすれば、今回の単価の切り下げはやめるべきです。お答え下さい。