もりた真弓議員の一般質問

2010.9.14

 日本共産党千葉市議会議員団のもりた真弓です。一般質問を行います。

1、教育について

写真(1) 子どもが学ぶ環境についてです。

 今年の夏は記録的な猛暑で、全国各地でも高齢者を中心に熱中症などにかかり、病院に搬送された方は4万人を越え、搬送直後に亡くなられた方もこの8月24日の消防庁のまとめで145人に上るとのことです。

 室内にいても熱中症になるなど、エアコンのないことが原因となるケースもありました。9月に入ってもまだまだ残暑も厳しく注意が必要です。

 さて、学校では8月末には夏休みが終わり、31日から子どもたちの活動が始まりました。水筒を持参し、水分補給に気を配り、教室内の窓は全開で扇風機はフル回転です。

 先日、夏休み明けの教室の様子を見させていただきました。私がうかがったのは午後の3時半から4時半ごろで、低学年は下校して高学年はクラブ活動の最中でした。

 最上階の4階の教室の気温は軒並み34度〜35度あり、クラブ活動で窓を閉めていった教室は湿度も60%近く、何もしなくても汗が流れ落ちる状況でした。校庭や体育館でサッカーやバスケットなどの球技を終えて教室に戻ってきた子どもたちの様子はご想像通りです。

 以前から小・中学校の施設のエアコン設置を進めるよう要望が出ていますが、今では整備されていてあたりまえの公共施設の空調設備を、なぜ学校だけ進めないのでしょうか。市内の幼稚園でも確認をしたすべての園で、エアコンを設置していると聞いていますし、保育所・保育園や子どもルームのエアコンの設置率は100%です。学校施設の耐震化と同様に、子どもの命と安全を第一に考え、子どもの学習環境の改善を求めて、以下質問します。

 1つに、夏休み前と夏休み明けに、暑さのため体調不良で保健室で静養した児童・生徒は何人で、熱中症と判断された人数をうかがいます。

 2つに、教室における温度管理はだれがどんな基準で行っていますか。また、児童生徒の学習環境にふさわしい教室内の温度は、何度から何度とされているのかうかがいます。

 3つに、他の政令市と県内の小中学校の普通教室へのエアコン設置状況をお示しください。

 4つに、小中学校の普通教室へのエアコンの設置に対する千葉市の見解をお示しください。

 5つに、暑さ対策のための、屋上緑化・壁面緑化・校庭の芝生化の取り組み状況についてうかがいます。

(2) 学校適正配置と学校施設跡地について

 つぎに学校適正配置についてですが、今年の6月に文部科学省が一クラスの人数を現行の40人を、小学校1,2年生については30人、3年生以上については35人へと見直す方向が出されています。家庭生活や社会の複雑さは、子どもを取り巻く環境を著しく変化させ、学校においてもそれぞれの子どもの状況の把握やきめ細かい指導、対応が求められています。一クラスの子どもの人数が減ることで、教職員の負担を軽減させ、一人ひとりの子どもたちに目が行き届くようになるということからも、緊急性の高い課題です。

 文部科学省が30人ないし、35人学級への見直すことによって、千葉市の一学級の児童生徒の人数も見直しがされます。そこで学校適正化基準についてうかがいます。

 1つに、今回の文部科学省の提案に沿って試算した場合、千葉市の学校適正配置基準で、現在12クラス未満の学校とされ、適正配置の対象となっている学校は見直し後どうなるのか、お示しください。

 2つに、千葉市では見直しの時期をいつごろと考えているか。また、その場合、2011年4月から実施予定の美浜区、真砂地区と高洲地域の対象校はどのような扱いになるのか、うかがいます。

 3つに、今進められている若葉区・千城台地区と、花見川区・花見川地区についてはそれぞれどうなるのか、うかがいます。

 つぎに、学校適正化に伴う統合で生まれる、学校跡施設についてですが、現在統合された花島小学校の隣には、旧花見川第五小学校の校舎がそのまま残っています。そもそも学校の統合時に跡施設の開放を条件に進められた経過があり、本来であれば、2006年に花見川第四小学校と花見川第五小学校が統合された翌年から、順次計画に沿って耐震・改修がされるはずでした。2010年度には屋内運動場と校庭の開放とあわせ校舎の改修工事を行い、2011年には校舎も含めた地元への開放が始まる予定でした。屋内運動場と校庭については今年度利用ができるようになりましたが、財政難を理由に、千葉市は校舎の耐震・改修を先送りし、いつごろまでに工事に取り掛かるのかさえ明らかにできないでいます。地元自治会からは、2010年2月に市長宛の要望書が提出されており、重ねて今議会前には、学校跡施設の開放を早急に行うよう議員宛の手紙も出されています。

 そこでうかがいます。

 1つに、旧花見川第五小学校跡利用については、2008年9月に提案された「校舎の活用方針の再検討結果」のとおりに活用されるのか、うかがいます。

 2つに、跡施設の改修をいつから予定し、住民に開放されるのはいつか、うかがいます。

 3つに、来年4月に統合予定の美浜区の小中学校で、あらたに4校の学校施設が使われない施設となります。跡施設の利用計画など含めて、今後の計画はどうなっているのかうかがいます。

(3)、通学路について

 現在、小中学生の登下校時の事故防止と見守り活動で、たくさんの方がセイフティウォッチャーとして登録し、協力いただいています。暑い日も寒い日も悪天候の日でも、子どもの安全のためとはいえ、本当にありがたいことです。

 しかし、昨今の社会状況を考えると、交通事故や不審者への対応など、子どもたちの通学に伴う心配はつきません。「無事に学校へ登校できたか」、また「学校から自宅へ戻るまでは気を抜くことができない」と言うのはどの家庭でも共通の思いではないでしょうか。特に通学距離が長い場合や、道路事情がよくない場合はさらに不安は大きくなります。子どもたちが毎日通る通学路の改善を求めて、以下質問いたします。

 小学生の通学距離と通学時間は、おおむね千葉市では2km以内が多いようです。ところが、花見川区宇那谷町のみ春野団地から、こてはし台小学校までは距離でみ春野団地入り口までは約2kmで、住宅地の奥までは3kmあり、子どもの足だと50分から1時間もかかります。7年前には、児童の通学時の安全のために、やなぎだ清前市議会議員がお母さん方と協力して、ガードレールを設置する提案をして、市議会でも取り上げて、2年がかりで実現させました。

 また、通学に長時間かかることから、  年の第  定例議会では、松戸議員が、登下校時に子どもが利用できるよう仮設トイレを設置するよう求め、設置されています。

 今年、み春野団地はできてから10年目を迎え、現在み春野からこてはし台小学校に通う子どもたちは、1年生から6年生まで約600人います。そこでうかがいます。

 1つに、小学生の通学時間として、片道50分〜1時間という状況について千葉市の見解をうかがいます。

 2つに、み春野団地から通う片道1時間の通学に対して、千葉市の行っている対策は何か。

 3つに、遠距離通学に対する千葉市の助成・補助はあるのかうかがいます。

 4つに、炎天下、雨天時、台風などの気象状況や不審者などの防犯対策に関わり、遠距離通学路に対する特別の対応策はあるのか、うかがいます。

 つぎに、自転車通学についてです。

 現在中学生で自転車通学をしている生徒は1.2km〜2・5kmの距離を通学しています。

 市内で自転車通学が許可されている学校は、57校中9校で生徒数は803人とのことです。

 柏井小学校区から花見川第1中学校までの通学路を、生徒たちは自転車で約20分かけて登下校していますが、狭くて急な坂道を通学しています。園生町柏井町線は京成大和田駅や八千代台駅をつなぐ道路で、交通量も多い道であり、加えて柏井高校への通学路としても利用されており、道路の拡幅が不可欠な場所です。

 1つに、以前から要望のある園生町柏井町線の拡幅の進捗状況についてお示しください。

 2つに、生徒が利用する通学路の安全について、一刻も早く安全を確保する必要があると考えますが、いかがですか。

2、保育について

(1) 認定こども園について

 文部科学省と厚生労働省が一体となって進めている、就学前の乳幼児に対する施策に、認定こども園があります。2007年4月1日に全国で94件だった認定こども園は、1年後の2008年4月には229件に増え、2010年4月は532件となっています。主に認可幼稚園と認可保育所とが連携して、一体的な運営を行い認定こども園としての機能を果たす「幼保連携型」といわれるタイプの認定こども園に、将来的には移行し集約していく方向が打ち出されています。

 認定こども園については、幼稚園と保育所では生活・保育環境が大きく異なっており、長時間預かる子どもの生活リズムに支障をきたすといわれています。

 6月議会で、わが会派の中村きみえ議員が、幼稚園の預かり保育について取り上げましたが、幼稚園側も運営に戸惑い、保育所を必要としている保護者には子どもを預けるのに経済的負担がかかり、現実的ではないことが明らかになりました。

 そこで、おたずねします。

 1つに、国が進めている、幼稚園と保育所の一体的な運営を行う、認定こども園についての千葉市の見解をうかがいます。

 2つに、今年5月から幼稚園での預かり保育は、待機児童の解消に効果があるとの認識か、うかがいます。

 3つに、今後のアクションプランで見込める待機児童解消は何人か、幼稚園への支援と、保育施設の増設はそれぞれ充実させるべきと考えますが、見解をうかがいます。

(2) 施設の改善について

 前回6月議会で保育所の施設改善について取り上げましたが、その後、木造の保育所について野本議員と分担し、6ヶ所の保育所の現地視察を、千葉土建の職人さん、保育支援課のみなさんと行ないました。建築の専門家の目から見た施設改善について報告し、保育施設の老朽化対策を求め、質問します。

 市内の木造建築の保育所施設の老朽化の実態と課題が明らかになりました。公立保育所の施設は、早急に計画的・効率的に改善することで、結果的に千葉市の支出を押さえることになります。指摘したこれらの保育所について、早急な対応をするべきですが、どのように進めるのかうかがいます。

3、子どもの権利条約について

(1) 子どもを守る取り組みについて

 先月、大阪市西区でおきた3歳と1歳の幼い2人の姉弟がアパートで餓死していた事件は、多くの人に衝撃を与えました。児童相談所の職員が何度も訪問していながら「何故防げなかった」のか、関係者をはじめ心ある市民からも事件の背景と再発防止を願う声が寄せられています。

 また、大阪府高槻市では小学3年生がいじめを苦に自殺した事件も起き、本来なら守られて当然の子どもの命が失われている現実があります。

 新聞報道では、貧困・低所得といった状況にある場合の虐待は、そうでない場合の2倍になるとの試算もあります。

 日本は、子どもの権利条約を批准していますが、それだけでは子どもの人権やいのちが守られているとはいえません。兵庫県川西市をはじめ、政令市でも札幌、広島、名古屋、川崎など各自治体でも、子どもの権利に関わる施策を取り入れ工夫と努力をしています。

 そこでうかがいます。

 1つに、子ども自身からの訴えは、どうとらえてどう対応しているか。

 2つに、子どもの権利条約の内容が、どれだけ子どもに浸透していると考えているか。

 3つに、子どもオンブズパーソンのように、子どもの声を丸ごと受け止めてくれる人のいる、安心できる場所をつくり、子どもの救済を行う必要があると思いますが、見解をうかがいます。

4、公共施設の送迎に伴う駐停車対策について

 違法駐車の取り締まりの法律ができて、  年たちました。以前のように緩やかな取締りから、「止めて何分も経たないうちに駐車違反のシールが貼られ、罰則金を支払うことになった」と日常的に不満の声が聞こえてきます。

 「幼稚園の送り迎えの時、まるでその時間にあわせて取り締まりに来るようだ」とか、「家族の付き添いで医者に行きほんの少し車から降りて帰ってみたらシールが貼られていた」など車での移動が必要で、なおかつ短時間の駐車と判断できるものまで、取締りの対象とされています。

 私の近所の幼稚園ではこの夏に新たに3台分の駐車場を敷地内に増設しました。それでは間に合わないので、送ってきた親御さんからドライブスルーのようにお子さんを預かることもしているとのことでした。以前のように自宅の近くにある幼稚園に通わせる時代ではありません。徒歩や自転車を利用する家庭ももちろんありますが、送迎バスがない幼稚園では車での送迎も大変増えています。

 もちろん、通行に支障をきたす駐車を放置してはおけません。事故防止のために違法駐車の車を取り締まり、地域の安全を維持することも必要です。

 そこでうかがいます。

 1つに、地域の実情に合わせて、短時間駐車可能ゾーンなどを設け、幼稚園や保育所の送迎時の支援を考えてはどうか。

 2つに、隣接する街区公園の再整備にあわせて、一定のスペースを確保して駐車場を設置してはどうか。

5、花見川区の諸問題について

(1)柏井橋の側道設置について

 柏井高校に通う生徒が自転車で通り、車の抜け道となっている柏井橋は、対向車同士がぎりぎりすれ違うことのできる幅しかなく、毎年の予算要望書の中でも求めてきたように、自転車や歩行者には狭く改善が急がれています。

 1つに、柏井橋を歩行者と自転車が安全に通行するため、改善を図るべきではないか。計画の進捗状況についてお示しください。

(2)危険な道路の歩道整備について

 主要道路で交通量があるのに、車道と歩道の境があいまいで、歩行者や自転車との接触の危険が心配されている道路の問題です。交通事故を未然に防止するための、歩道の整備を求めます。

 1つは、朝日が丘と畑町の間のバス道路、県道穴川天戸線のにれの木台団地北側の交差点から、宮野木台交差点までの歩道の整備です。朝日が丘側の歩道整備はされていますが、畑町側は商店やコンビニ、チェーン店などがあり歩道の幅がまちまちで狭いところは歩行者、自転車、車両がぎりぎりですれ違っています。必要な用地を確保し、歩道を広げすれ違い時の困難を解消するべきと考えます。以前から要望事項としていますが、県道の歩道整備はどこまで進んでいるのでしょうか。

 2つは、長作交差点から長作郵便局前までの歩道の整備です。習志野市と隣接する道路で大型車両も数多く通り、いつでも交通量の多い道路です。

 ところどころ歩道ができたところもありますが、歩道の整備計画をうかがいます。

 以上で、1回目の質問と致します。

<2回目>

 順番を変えて、まず意見・要望を申し上げます。

 保育についてですが、待機児童解消の一つの方法として、幼稚園での預かり保育はこの7月末の入所数が52人になったとのことです。10箇所の幼稚園で10名の定員とのことであれば、予定していた半数を超えたところかと思います。徐々に広がっているようですが、保護者の費用負担が大きいこと、それぞれの幼稚園で行われる預かり保育の内容がさまざまであること、一日を通した子どもの生活を考えたときに一貫性が保てるのかなど、疑問な点が浮かびます。

 3歳以上のお子さんで、比較的家計に困っていない世帯を対象に待機児童解消につながるとの見解ですが、幼稚園と保育所というそもそも別の目的で造られた施設を、ひとくくりにして運営が成り立つのか、あわせて、入所希望の多い0・1・2歳児の待機児童対策、経済的に厳しい世帯への対策はどうするのか、具体化する必要があります。

 3年後の2013年までに、アクションプラン2010で見込める待機児童解消数は2,429人とのことですが、それですべて解決し、待機児童が解消するかと言えば十分とは思えません。幼稚園の有効活用はすすめるとしても、保育所の増設は不可欠です。今ある保育施設の整備改修とあわせ、認可保育所の増設を求めておきます。

 それでは、質問です。

教育問題の一つ目は、子どもが学ぶ環境についてです。

 夏休みが明けてまもなくの先週6日に、八街市の中学校の校庭で体育祭の練習の最中に、体調不良を訴えた26人の生徒が病院に搬送されています。幸い軽度の熱中症で、大事をとって入院した生徒は7人だったとのことです。また、同じ日の静岡県浜松市では、高校で体育の授業を受けた生徒が体調不良を訴え、女子生徒16人が病院に搬送されています。どちらも屋外での活動でしたが、今年の夏がどれだけの暑さなのかがわかります。

 一日の教室の温度変化を、子どもたちに協力してもらって調べてみました。校舎の最上階4階の6年生の教室です。朝8時の登校時、すでに教室内の気温は31度です。その後も気温は上がり、下校時は34度でした。もちろん、窓は全開、扇風機は回しっぱなしです。この日は、光化学スモックは発生しませんでしたが、光化学スモック警報が発令されると、窓は締め切ることになります。湿気と高温で耐え難い空間です。そこでうかがいますが、

 1つに、文部科学省の学校環境衛生基準は10度以上、30度以下とのことですが、その基準を超える環境の中で、先生も子どもたちも授業をしている状態をどう考えるのか。

 2つに、熱中症で搬送者が続出する暑さに、扇風機で十分対応できていると思うのか、うかがいます。

 3つに、「猛暑のような状況に対して、他の手法を検討する」との答弁ですが、エアコンの設置以外に、効果的な方法があるのかうかがいます。

 4つに、子どもたちの生命と健康を最優先する学校のエアコン設置は、来年度予算ですぐに実施すべきです。お答えください。

教育問題の二つ目は、学校適正配置と跡施設についてです。

 文部科学省の教職員定数改善計画の学級編成の見直しは、実施されればおよそ30年ぶりとなります。

 教育現場から聞こえていた悲鳴を押し込め、学校教育の条件整備が必要でありながら、財政が厳しいから改善に取り組まないという行政改革の方針で、整備が遅らされてきたというのが実態です。

 学校の規模は、それぞれの地域の地形や立地条件、学校の伝統、コミュニティーの醸成などを考えれば、一律に12学級未満の学校を小規模と決めつける根拠はありません。学校では今、一人ひとりの児童・生徒の状態の把握と、きめ細やかな対応が求められています。「児童・生徒のことは、その学校の教員なら誰でもわかっている」といえるような学校づくりこそ必要です。そこでうかがいます。

 1つに、12学級未満の学校を小規模校としたのは、千葉市の第2次学校適正配置検討委員会です。12学級を8学級などに置き換えて、柔軟に対応してはどうか、うかがいます。

 2つに、統合する前の学校の教員数を合わせた数よりも、統合後の学校の教員数が少なくなる場合があります。小規模校の統廃合よりも大規模校への対策をすすめることが求められているのではないでしょうか。

教育の3つ目に、通学路の問題です。

 み春野団地からの通学ですが、就学援助制度による通学費の補助対象には該当しません。特別支援学級に通学している児童生徒以外には、遠距離通学による助成・補助はありません。通学の負担を緩和させる施策が必要です。

 行政は、通学途中で子どもが事故や事件にあわないように、安全対策など最善を尽くすことが求められます。

 不審者などの防犯対策に関して、「学校セーフティウォッチャー」や「スクールガードアドバイザー」等、巡回・見守りを実施しているとのことですが、通学路の把握と管理は各学校任せで、地域の住民の方にご協力いただいているのが現状です。

 み春野団地から国道16号線を渡る歩道橋まで、1日2回、片道2km以上、毎日の見守り活動となれば、負担が大きすぎます。そこで、うかがいますが、

 1つに、小学校低学年までは、スクールバスでの送迎を行ってはどうか。

 2つに、み春野地域の関係者と、見守り場所や人数などの相談・検討の後、市で必要な人の配置をしてはどうか。

子どもの権利条約についてです。

 子どもの権利が尊重されることは、重要なことという認識の一方で、大人や社会の理不尽な対応に、傷つく子どもたちがいることも事実です。

 学校でも人権尊重教育の資料を使って、小学校低学年、高学年、中学校でそれぞれ条約についての学習を指導しているとのことです。

 「子どもの居場所」のニーズは高く、子ども同士が遊びを通じて仲間づくりができる児童館のような場所が求められています。

 そこで、うかがいます。

 次世代育成支援行動計画の後期計画の「信頼できる大人のいる居場所」のあり方について、本年度調査・研究を実施するとのことですが、内容やスケジュールなど具体的にお示しください。

 以上、2回目を終わります。