中村公江議員の条例提案理由説明

2013.6.25

写真 発議第13号・千葉市都市公園条例の一部を改正する条例の提案理由を説明いたします。
 この条例は、都市公園条例の使用料等の減免対象に「障害者福祉を増進すると認められる場合」を加えるために、条例の一部を改正しようとするものです。
 障害者の物品販売などでは、福祉部門や区役所、本庁などで、減免の適用がなされており、それが当然行なわれるべきです。
 今回、千葉公園内で障害者団体がレストラン経営をするにあたって市に使用料を払っていますが、こうした団体が、今後安定した経営を行い、障がい者福祉の増進に寄与するために減免対象に加えることは欠かせないと考えます。都市局部門の施設内では、こうした減免規定がそもそも定められておらず、実施を速やかにすべきと考えます。そのために条例改正を提案したのです。
 身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、精神保健福祉法すなわち精神保健及び精神障害者福祉に関する法律では、いずれも障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援することが定められています。そして障害者の自立と社会経済活動への参加を促進するための援助を行い障害者の福祉を図ることを目的としてうたっています。
 そして障害者がその能力を活用し、進んで社会経済活動に参加することがうたわれており、社会を構成する一員として、社会、経済、文化あらゆる分野の活動に参加する機会を与えられるものとすると述べているのです。
 さらに、国及び地方公共団体は、障害者福祉について国民の理解を深めるとともに、障害者の自立と社会経済活動への参加を促進するための援助と必要な保護の実施に努めなければならない。と定められています。
 こうした法の主旨を鑑み、社会参加できるために負担を軽減し持続可能な安定した運営ができるよう支援するために提案するものです。ぜひご賛同いただきますようお願いいたします。