2013.10.1
1.モノレールについて(1)新聞報道によれば、2012年度決算利用客、震災前水準に回復、積極的増収策で黒字の新聞報道がされている。 新社長の下で実施されてきた経営でなにが改善されたのか。 (2)H18年に千葉県が共同経営から手を引きその手切金と、株主から資本金を返上してもらい、減価償却の発生する資産を千葉市が受け入れて会社の収益は赤字から黒字に転換したが、今日までの営業損益がほぼ横ばいである。 今後車両の更新などを考えれば、今取り組んでいるモノレール会社の改善・努力だけでは限界で、思い切った転換が必要ではないのか。 (3)思い切った転換の一つは利用客の増員である。H18年からの輸送人員を、一年ごとに明らかにされたい。 (4)利用客は、長年伸び悩み抜本的改革が求められていて、その一つは料金の引き下げである。JRや京成と比べることは元々無理であるが、それにしても高すぎるモノレール運賃の引き下げは、乗客を増やす上で最大の課題である。沿線住民の高齢化などが利用客の伸び病みの原因であるが、運賃が下がればお客は増える。 私が2年前に質問で、運賃や定期代の引き下げを提案した。その時市は「モノレール会社では、新社長のもと新たな経営計画を検討しており、その中で値下げの可能性の判断がされる」と答弁している。その後どうなったのか。 (5)運賃引き下げの中で、通勤・通学定期代の引き下げは利用者を増やす上で大きなポイントである。通勤定期6ヵ月でモノレール千城台駅から千葉駅までの料金と、JRで同じ距離の定期代は幾らで、その差額は幾らか。 (6)次に通学定期についてであるが、JRが中・高・大学の3段階であるのに対してモノレールは1段階しかないことの説明を求める。 通学定期モノレールの割引率とJRの中・高・大学の割引率について説明されたい。 (7)千葉東高校に通学する高校生が千城台駅から作草部駅まで、10.2キロを利用しての6か月の定期代金は幾らか。同じ10.2キロを利用してのJR鎌取駅から西千葉駅までの高校生6か月の定期代は幾らか。 同じく中学生と、大学生の定期代は幾らか。割合についても示されたい。 (8)高齢者などの割引はホリデーきっぷなど工夫しているが、フリー切符に対する利用者の声と希望を検証して、以前にあったシルバー乗車券のようなサービスを取り入れることを提案するが。 2.墓地行政について(1)桜木霊園の整備について 合葬墓新設・管理事務所・トイレのリニューアルなど明るい墓地になっている。今後増える墓参市民や、周辺住民が憩える場所として、墓地の整理や公園的な整備駐車場整備などが急がれているがどうか。 (2)合葬墓について (1)先の募集に対してはたくさんの応募があったが、区分別の倍率および全体の倍率について (2)合葬墓の収蔵規模は全体で12,000万区画で、これを30年間で供給する計画であるが、今回の倍率から見て市民のニーズが高いことが分かったので、来年度は申し応募者全員を当選させることを提案するが。 (3)焼骨をもっていて落選した市民からは、何らかの配慮があっても良いのではないのかの声があるがどうか。 (3)平和公園墓地について (1)平和公園墓地最後の造成であるA地区の進捗状況をたずねたい。 私は、H20年度と21年度の質問で、一区画の面積を今までの4平方メートルから2平方メートルなど小さくして数を増やし、安い価格でたくさんの市民に供給することを提案した。また、希望者が多い芝生墓地の割合を増やすことを求めてきた。 基本設計における墓地面積、予定区画数、芝生墓地の割合について、および4平方メートルに比べ何区画増えることになるのか。 (2)3平方メートルの普通墓地、2平方メートルの芝生墓地の永代使用料の予定と、4平方メートルに比べいくら安くなるのか。 (3)市民への供給予定はいつで、何か年ぐらい供給できるのか。 (4)墓地も多様化していて、樹木葬・墓地を望む声もあるがどうか。 (4)返還墓地の再供給について 桜木霊園および平和公園の返還墓地を整理しているが、それぞれ何区画ぐらいで、何時から供給できるようになるのか。 (5)平和公園管理事務所の改善について (1)墓地理料金徴収などにより増加した事務量と、管理事務所への来客はどの程度増えているのか。必要な職員の配置をもとめるがどうか。 (2)管理事務所での待ち合いスペースが狭隘のため、市民に不便をかけているので改善について質問するが、狭隘な実態について説明を求める。 市民と対応する時、来客者スペースが狭いことと、一人一人のプライバシーを考慮すると外で待つ市民もいること。事務所より一段低いため職員が上から目線で対応するので利用者に不快感を与えているなど把握しているが、当局から見た実態を説明されたい。 (3)管理事務所は何時建設したものなのか。耐用年数と、耐震診断の結果はどうか。 (4)桜木霊園の管理事務所がが改修されたので、次は平和公園管理事務所の速やかな改修を求めるがどうか。 <2回目>千葉都市モノレールについて H18年度の会社再建後、輸送人員も、営業損益も毎年大差がなく、沿線住民の高齢化と、車両更新などでこのままでは、今後の営業収益増加は望めない。 だからこそ高すぎる運賃や定期代の引き下げを行って、利用者を増やすことを提案したが、中期経営計画のなかで方向性が示されるとの答弁があったので、計画にぜひ反映をされたい。 1.モノレールとJRを単純に比較することは無理であるが、モノレールは高すぎる。市民に高すぎるとのイメージが強いため利用が敬遠されている。 通勤定期6か月は12キロの距離で、モノレール94,450円に対して、JRは33,260円。モノレールはJRの2倍であり負担が大きい。 不況で交通費を全額支給しない会社も増えている下で、モノレールを利用したくても止めてしまう人もいる。利用者を増やすためにも通勤定期代の引き下げを求めるがどうか。 2.通学定期代は6か月4.3キロの距離で、モノレール42,930円に対して、JRは大学生17,860円。高校生16,070円。中学生12,500円である。 モノレールはJRの2.5倍以上であり、利用者と保護者の負担が大きい。モノレールが学生は全部一緒の一段階、割引率56%に対して、JRは3段階に分けていて割引率も、中学81%、高校75%、大学72%である。 実に利用者と保護者の負担を軽減する親切な仕組みとなっている。 そう思わないか見解を問うと共に、この際モノレールも、中学、高校、大学の3段階にできないのか。 ただちに無理ならばせめて、高校と大学の2段階に改善することを提案するが。 3.千葉東高校に通学する高校生がモノレール千城台駅から作草部駅まで、10.2キロを利用しての6か月の定期代と、同じ10.2キロを利用してのJR鎌取駅から西千葉駅までの高校生6か月の定期代が示された。 これを基に高校生活3年間で計算すると、モノレールを利用した負担が396,300円に対して、JRを利用した負担は158,888円だ。モノレールを利用のほうが、237,412円も負担が多くなる。この実態についての感想と見解を求める。 併せて、モノレールが学生定期代の割引率56%を、せめてJRの大学生割引率72%に少しでも近付けることを提案するがどうか。 墓地行政について
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