○点字ブロック上の放置自転車を撤去し障害者の安全を守るよう要望 (6/28)
 緊急地域雇用対策に基づく、放置自転車監視員が廃止されてから、市内各駅前に設置されている点字ブッロク上への放置自転車が目立ち、視覚障害者にとって大変危険な状態が広がっています。日本共産党市議団は6月28日、鶴岡啓一市長に対し、以下のような「違法駐車や放置自転車の整理や撤去を求める要望書」を提出し、至急改善するよう求めました。

写真
JR稲毛海岸駅で


2005年6月28日

千葉市長 鶴岡啓一 様

日本共産党千葉市議会議員団

JRと私鉄の駅周辺にある違法駐車自転車の整理と
放置自転車の撤去を求める要望書

 千葉市内のJRと私鉄の駅周辺には、違法駐車した自転車と、放置された自転車が数多くあります。その中には、点字ブロックの上に置かれたものもあります。
 緊急地域雇用対策による監視員が各駅に配置されていた時には、監視員の努力によって、このような事態にはなっていませんでした。
 ところが、今年度から同対策が廃止され、監視員もいなくなったとたん、違法駐車自転車が増え、同時に、放置自転車の数も多くなってきました。さらに、点字ブロックの上にも駐車するようになっています。視覚障害者にとっては、安全であるべき通路が閉鎖され、危険にさらされることになり、死活問題です。この事態をこのまま放置すれば、必ず事故につながります。 
 千葉市は、自転車使用者のモラルの問題と片付けるのではなく、ただちに抜本的な対策を取るべきです。
 よって、以下の内容で対応することを要望致します。

1. すべての駅周辺で、放置自転車と違法駐車自転車の調査を行うこと。
2. 点字ブロックの上に自転車を置かないように、緊急に表示などをすること。
3. 対応が必要な駅に監視員を配置し、違法駐車自転車の整理と放置自転車の撤去を行うこと。
4. 自転車の利用台数に見合うように、駐輪場を増やすこと。

以上