「千葉市の行財政分析」発表会を開催(4/28)
― 32団体と個人からの110名が参加 ―
 このほど完成した「千葉市の行財政分析」について、市民や研究者、行政関係者などへの説明を目的とした発表会を、財団法人政治経済研究所と日本共産党千葉市議団の共催で行なわれ、32団体と個人・110名が参加しました。
 ゆうき房江千葉市議団長の司会ではじまった発表会は、研究所の山口孝理事長(明治大学名誉教授)、小泉親司参院議員、千葉みち子市長予定候補のあいさつの後に、執筆者の下村不二人(自治行財政研究所所長)、武居秀樹(法政大学・大原社会問題研究所研究員)両氏からの報告があり、市議団の野本信正幹事長の閉会あいさつで幕を閉じました。参加者からは、「千葉市の問題点がよくわかった」「得がたい財政分析の内容を聞くことができて感謝です」などの感想が出されていました。

○ 第2回議会運営検討協議会が行なわれました(4/24)
 第2回議会運営検討協議会が開催され、ふくなが洋議員が出席しました。会議では、今後の運営についての協議を行ない、日本共産党の「議会の機能を高め、地方自治の充実・向上のための改革を行なう」との提案が了承されました。しかし、「運営は全会一致で」の提案には、「2/3の賛成で」(市民ネット)、「過半数で」(五月会)などの意見があり認められませんでした。市民参加や傍聴についての提案も認められませんでした。今後、来年12月頃までに12〜3回の会議を行ない、議長へ協議内容を答申することになりました。

○ JR京葉線・海浜幕張駅のバリアフリー状況を視察しました(4/22)
 身体に障害を持つ団体とボランティア団体、日本共産党の小泉親司参議院議員、小松実県議会議員、木田ふみよ市議会議員などで、JR京葉線・海浜幕張駅構内とその周辺のバリアフリー状況を調査しました。券売機からはじまり、点字ブロック、改札口、エスカレーター、ホームへと調査が進むなか、車イスでは券売機の料金表示まで手が届かないこと。点字ブロックは周囲の色も黄色で識別しづらいこと、改札口が狭く車椅子が通れないこと。電車とホーム間に15cmの段差があること。エスカレーターに乗るには補助板を使用し、介護者が必要なことなど、障害を持つ方が1人での外出はとても困難なことが明らかになりました。日本共産党は、障害者の権利を守るため「交通バリアフリー法」をより実効性あるものにするため、国やJRへ今後とも働きかけていきます。

○ 「市民の会」総会が開かれました(4/19)
 4月19日「革新千葉市政をつくる市民の会」の総会が170名の参加で開催されました。総会では、田村徹会長から千葉みち子さんを市長候補として決定・発表に至った経過について報告。千葉みち子さんのあいさつ。各参加団体の激励一言メッセージが披露されて熱気あふれる集まりとなりました。千葉みち子さんのあいさつを聞いた参加者からは、「介護家族をかかえ苦労されている人なので、福祉が大切にされる市政になる」と期待の声が聞かれました。

○ 市庁舎建設議員懇談会が行なわれました(4/17)
 5回目の市庁舎建設議員懇談会が開催され、ゆうき房江議員と野本信正議員が参加しました。今回は、市庁舎の位置・形態・配置・整備手法について、各会派の意見発表が行なわれました。市庁舎の建設場所を現在の駐車場にすることに全会派が一致。示されている3つの建設形態、(1)議会棟と庁舎の分離型、(2)縦の一体型、(3)横の一体型に対し、日本共産党は「もし建設するとしても、最も経費の安い一体型が望ましい」が、「現在の財政状況から見て、多額の費用がかかるものであり、急ぐべきではない」「今やるべきことは、学校や公共施設の耐震工事こそ急ぐべきだ」「現時点での合意点は、いずれ建設が必要となった時の検討の到達点として残すこと」を主張しました。
 この懇談会は、5月29日に最終結論を出すとしており、市民の声も聞きながら充分時間を取った検討が求められています。