○ 総務委員会が開かれました(7月19日)
 7月19日に総務委員会が開催されました。審議された内容の1つは、千葉市職員の「人材育成・活用基本方針」の策定についてです。「『人を育て活かす』ことを基本理念に策定した」と報告されましたが、ふくなが洋議員は、「憲法と地方自治法に基づき住民に奉仕するのが基本であり、透明性と公平性を不可欠とするよう」求めました。審議の2点目は、このほど千葉地裁が千葉市に対し、(株)ヤマゲンへ2億7千万円支払うよう判決が出た「ヤマゲン訴訟」について報告、市はこの判決を不服として控訴するとしています。26年前(株)ヤマゲン所有の土地を市が買収する際に交わした約束の不履行に対して、ヤマゲン側が賠償を求めている裁判です。
 ふくなが議員は「長い年月が経過しており、速やかに道理ある解決を」図るよう求めました。3点目は、「千葉市男女共同参画懇話会」から出された提言「男女共同参画の推進に関する条例の基本的考え方について」の説明がされました。しかし、「当局の説明を聞き置くことでいい」との内藤議員(公明党)の発言で審議が見送られることになってしまいました。ふくなが議員は「提言がまとめられた経過や内容についての質問や意見、委員会としての提案などをきちんと審議すべきだ」と主張しましたが、次回委員会へ持ち越となりました。