○ 市税滞納・不正処理問題で市長に申し入れ(1/6)
 自民党・花沢三郎県議が滞納していた、市税約3,000万円を市の納税課長が不正に「処分停止」とし、支払を免除していた問題で日本共産党市議団は6日、鶴岡啓一市長に対して、真相究明と厳正な対処を求める以下の内容の申し入れを行いました。
 リストラ・失業・就職難、年金改悪や医療費負担増など、果てしない「痛み」の押しつけに耐えている市民からは、「なぜ、議員は特権的に優遇されるのか」との強い批判の声がわき起こっています。
 日本共産党千葉市議団は、問題の徹底究明・厳正対処とともに、公正で公平な行政確立のため全力をつくします。
 市民のみなさんのご意見・ご要望をお寄せください。
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2004年1月6日 
千葉市長 鶴岡啓一様
日本共産党千葉市議会議員団

県議会議員の滞納税免除問題についての申し入れ

 新年早々、マスコミで一斉に報道された、千葉市納税管理課長による、千葉県議会議員が滞納していた市税の一部、約3,000万円を支払免除に当たる「処分停止」としていた問題は、市民に大きな衝撃を与えています。
 地方税法第15条の7では「処分停止」となる場合は、(1)滞納処分をすることができる財産がないとき、(2)滞納処分をすることによってその生活を著しく窮迫させるおそれがあるとき、(3)その所在及び滞納処分をすることができる財産がともに不明であるとき、と定めていますが本件はいずれにも該当しません。
市民の間からは、「市役所のこんな不公正な市税徴収は許せない」「真面目に納税している市民を愚弄している、納税意欲が削がれてしまう」など、非難の声が起こっています。
 よって、日本共産党千葉市議会議員団は、鶴岡市長に対し、以下のことを求めます。

  1. 納税に対する市民の信頼を裏切る問題であり、速やかに事の真相を明らかにするとともに、厳正に対処すること。
  2. 市民に対し、正確な情報を全面的に公表すること。
  3. 他に同様の案件はないのか明らかにすること。

以上、文書にて速やかな回答をお願いします。