○ 排水データ改ざん問題でJFEを視察(2/8)
 JFEスチール東日本製鉄所が、猛毒のシアン化合物や高アルカリ水を海に流出させていたうえ、自社の排水観測データを改ざんしていた問題で、2月8日、日本共産党千葉市議団の6名は、小池晃参院議員や志位和夫衆院議員秘書らとともに、千葉市の担当者から経過と対応について説明を受けました。昨年12月中旬、千葉海上保安部が高アルカリ水の流出を確認し、立入調査を実施したのにあわせて千葉市も立入検査を行いながら、その後効果的な対策を講じていなかった問題や、データ改ざん事件が発覚した後もサンプル調査を行わず、本格調査の実施に1週間もかかるなど、深刻な事態にもかかわらず対応が遅れたことを指摘し、監視体制の改善を求めました。
 当日は、JFEの工場にも調査に入り、現場を見ながら「1名の担当者だけに水質管理を任せ、データ改ざんの事実を知らなかった」とする同社の説明では不十分であり、正確な調査と結果の公表を求めました。