○ 党市議団が議会の透明化へ改善提案(5月8日)
 5月8日、臨時議会を前に開催された「幹事長会議」に、日本共産党市議団として「議会運営に関する提案」を行いました。
 内容は、議長・副議長の選出および各委員会の配分が、議会制民主主義を守り発展させる立場から行われるよう求めるとともに、公正で市民に開かれた議会になるよう、委員会審議の全面公開、政務調査費の領収書添付、費用弁償の廃止などを求めています。議会改革については、あらゆる機会を通じて改善を求め実現をめざします。

2007年5月8日

議員各位

日本共産党千葉市議会議員団

議会運営に関する提案

 議会の役員を選出するにあたり、わが党は、地方自治を拡充し、議会制民主主義を守り発展させる立場から、次の事項を提案します。

1、議会の運営は、すべて地方自治法に基づき民主的に行うこと。

2、議長及び副議長について
(1) 議長には、議会運営に精通した識見豊かな人、政治姿勢においても清潔で千葉市議会を代表するにふさわしい人について、会派の大小にかかわらず選出すること。
(2) 議長は、一党一派に偏ることなく民主的な議会運営に務めること。

3、常任委員会等について
(1) 常任委員会、特別委員会、分科会の委員長及び副委員長や副主査のポストは、公平に配分すること。
(2) 監査委員、農業委員等についても同様とすること。

4、特別委員会については、環境及び道路・交通対策の委員会を設置し、委員は各会派から選ぶこと。

5、包括外部監査報告は、議会で審議すること。

6、公正で市民に開かれた議会とするために
(1) 政治倫理条例を制定すること。
(2) 常任委員会・特別委員会等は全面公開とし、一般傍聴を認めること。
(3) 議会運営委員会議事録もホームページに掲載すること。
(4) 夜間や休日議会の開催、傍聴者用の保育室を設置すること。
(5) 議会に関する情報は、すべて公開すること。
(6) 政務調査費は領収書を添付し、詳細の全面公開を速やかに実施すること。
(7) 費用弁償は廃止すること。
(8) 委員会視察のあり方を見直して、適正・透明化に努めること。

7、議員の質問時間は、充分に保障し、現行の質問時間を拡大させていくこと。

8、各種委員会での湯茶サービスを廃止すること。

以 上