 原油価格の高騰で、学校の暖房費が大幅に増加することが予測される中、日本共産党市議団は24日、千葉市教育長に「学校の灯油購入など暖房予算の増額を求める要望書」を提出しました。
このところの寒気で暖房は欠かせません。しかし、「灯油が例年の1・5倍に」なるなど、当初の予算内では灯油やガスなどの使用量を抑えざるを得ません。
そこで、「緊急に学校の暖房に必要な予算を増額するなど、対応策を講じるよう」求めました。対応した飯森幸弘教育長は「検討したい」と答えました。
提出した要望書は、以下のとおりです。
2008年1月24日
千葉市教育長 飯森幸弘 様
日本共産党千葉市議団
今般、原油価格の高騰により、灯油価格をはじめ電気・ガス料金などが急激に値上がりしています。
すでに、灯油が「例年の1.5倍になっている」といわれていますが、このところの寒気で、学校の暖房費用はかなり増加すると予測されます。
これまでの学校の配当予算内で賄おうとすれば、灯油やプロパンガスなどの使用を大幅に抑えざるを得ないことになります。
いま、それぞれの学校では、子どもたちの健康や学ぶ環境に配慮しながら、様々な努力がされています。しかし、本格的な寒さはこれからであり、学校の努力だけに頼っていることはできません。
当初予算では想定されなかった事態が進行しているもとで、日本共産党千葉市議団は教育委員会に対し、子どもたちの健康を守り快適な学習環境を保障するため、緊急に学校の暖房に必要な予算を増額するなど、対応策を講じるよう求めます。
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