党市議団は5月19日、藤代謙二副市長(市長職務代理者)に対して、新型インフルエンザが国内でも人から人への感染が広がり、千葉市でも発生する危険性が高まっていることから、市として可能な対策を抜本的に強化するよう求めて要望書を提出しました。提出した要望書は以下の通りです。
千葉市副市長(市長職務代理者)藤代謙二 様
日頃の市民福祉の向上へのご努力に、敬意を表します。
さて、新型インフルエンザは世界的に猛烈な勢いで感染が拡大しています。日本国内でも、ついに人から人への感染が確認され、その後も若年層を中心に広がりを見せています。
現在、患者は関西方面に集中していますが、全国に広がるのは時間の問題と見られており、各自治体での相談・医療体制の抜本的強化が求められています。
よって、日本共産党千葉市議会議員団は、以下のような新型インフルエンザ対策の抜本的強化を要望いたします。
- 国・県との連携を強化し、新型インフルエンザの情報を速やかに、正確に入手し市民に的確に伝えること。
- 市民からの相談に的確に応えられるよう、専門家を配置した相談窓口を各区に設置するとともに、マスクや消毒液などの備蓄を行うこと。
- 千葉市での新型インフルエンザ発生に備え、市立病院に「発熱外来」を設置すると共に、市内の医療機関とも連携して対処法や治療方法などを至急協議すること。
- 国に対して、検疫官の増員や検疫体制の強化、地方への財政支援の実施を求めること。
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