○ くらし・福祉を守る予算確保を求め申し入れ(1/12) | |
日本共産党市議団は12日、熊谷市長宛に「市民のくらし・福祉を守るための予算確保を求める」申し入れを行いました。 「脱・財政危機宣言」を発した千葉市は、新年度予算編成に向けて予算削減のための「事業評価」を実施しました。その中で、利用状況や実態の把握が十分にされず、障害者や高齢者支援事業まで「無駄」と評価され、「廃止」や「削減」対象に挙げられていることから、市民からは「本当に廃止されるのか」「どうして利用者の意見は聞いてくれないのか」など、不安や疑問の声が寄せられていました。そこで、予算編成が最終段階となる中で、「くらし・福祉を守る」予算確保に全力をつくすよう求めました。対応した藤代副市長は、「市長も『医療・教育・福祉には優先的に予算配分したい』と言っている」「難病や障害者支援は特に重要だと考えている」とし、「申し入れの主旨を受けとめ、市長に伝える」と答えました。 申し入れ文書は以下の通り 2010年1月12日 千葉市長 熊谷俊人 様 日本共産党千葉市議会議員団 市民のくらし・福祉を守るための予算確保を求める申し入れ 昨今の経済情勢は、一層厳しさを増しています。旧自公政権は、「構造改革」を「競争原理」「効率化」の名で「規制緩和」を進めたため、雇用の不安定化や社会保障の抑制、庶民増税・医療費などの負担増となって、国民のくらしに襲いかかり、貧困と格差を急激に広げることになりました。今も雇用は最悪水準、中小企業は存立の危機にさらされています。 以 上 |