日本共産党市議団は3月15日、熊谷市長に対し、東日本大震災で甚大な被害が発生している状況のもとで、被災地への救援・救済要請に応えるとともに、市内で発生した被害にも的確に対応することを求める申し入れを行ないました。
とりわけ美浜区では液状化による被害が大きく、噴出土砂の撤去や道路補修、飲料水確保など地域住民からの要望に応えるよう申し入れました。対応した藤代副市長は、要望の内容はどれももっともなこと、市としてもいっそう努力していく」と答えました。
千葉市長 熊谷俊人 様
11日に発生した、東北の三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の大地震は、地震による直接の被害とともに大きな津波が、日本列島の広範な地域を襲い、想像を超える大きな被害をもたらしています。
千葉市においても、液状化や建物損傷、道路・交通の混乱など、少なからぬ被害が各地で発生しており、被害状況の正確な把握と復旧が急がれています。
よって、日本共産党千葉市議団は、以下についての対応を急ぐよう申し入れます。
- 液状化が発生している地域や飲料水に支障が出ている地域などへのライフライン確保を図ること。
- 市内の被害状況を掌握するとともに、被害発生の原因や教訓を明らかにし、続発している余震への対応や防災対策にただちに活かすこと。
- 災害に関する情報は、速やかに市民に伝えるとともに、被害地域や災害弱者からの要望にはすみやかに対応すること。
- 「計画停電」や「燃料不足」が市民に混乱を引き起こしており、正確な情報提供とともに、医療機関や教育施設など必要とされる施設への確保に努めること。
- 福島原子力発電所の重大事故に伴う放射能汚染への対応を図るとともに、市民の不安に応える正確な情報を伝えること。
- 大きな被害を被った東北地方など、現地への救援・救済・支援要請に積極的に応えること。
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