党市議団は11月16日、金沢市のホテルで死亡事故を起こしたシンドラー製エレベーターが、小学校や区役所など千葉市の11施設に20基設置されていることから、ただちに点検・整備を実施し、市民の安全を確保するよう申し入れを行いました。
申し入れ文書は以下の通り
千葉市長 熊谷俊人 様
日頃、市民福祉の増進と市政発展に対するご努力に、心より敬意を表します。
さて、10月31日に金沢市のホテルで、女性清掃員が業務用エレベーターの床と乗降口の上枠に挟まれて死亡する痛ましい事故が起こりました。
この事故の機種が、2006年に東京・港区で高校生が死亡した、エレベーター事故と同じシンドラー社製だったことから、「6年前の事故の教訓が生かされていない」との声が上がっています。
党市議団は、6年前の事故直後にも、市内公共施設の同社製のエレベーター設置状況の把握と安全確認・事故防止を求めて申し入れを行いました。
この度の金沢市での事故を受け、日本共産党市議団は以下について、千葉市として再度の安全確認と事故の防止に努めるよう申し入れるものです。
- シンドラー社製が設置されている市の11施設のエレベーターについて、速やかに安全調査・点検を実施すること。
- シンドラー社製以外の市施設のエレベーターについても安全性のチェックを実施すること。
- 市内の民間企業やオフィス等で、シンドラー社製が設置されている場合、利用者の安全確保のために調査・点検を実施するよう呼びかけること。
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