第4回(12月)定例議会は、11月27日から12月16日まで開かれました。提案された議案は24件、補正予算は26億3,200万円、特別会計3億5,400万円で、重要な課題が多く提案された議会でした。蘇我特定地区整備では、区域内の川鉄工場施設を解体・撤去する費用の2/3、約20億円余を市と国が負担すること。サッカー場建設は「ジェフ市原」「市原市長」に頼まれて「人助け」で行うものだと鶴岡市長が答弁し、「理念」も「計画性」もない施設に310億円も投資されることを示し、強く計画の見直しを求めました。乳幼児医療費助成は、念願の3才未満児の現物給付が実現しますが、1診療につき200円負担することになることから、議案には賛成するが、八日市場市や浦安市のように市の独自性を発揮し無料にするよう求めました。四街道市との合併問題では、市民への情報公開や説明責任が果たされてない問題点を指摘し、合併が赤字財政を一層深刻にする精工舎跡地開発のためのものであり、千葉市民の福祉・くらし後退につながる合併は認められないと批判しました。また、追加議案として出された、市の一般職員給与引き下げについては、この4月にさかのぼって減額するもので、生活設計への影響、「不利益不遡及」原則に反する、人事院の労働権代償措置の放棄、民間労働者の賃金引き下げを招くと反対。雇用と地域経済活性化、職員のくらしを守る責任を投げ棄てるものと厳しく批判しました。
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