○ 第1回(2月)定例会が閉会
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JFEデータ改ざん問題で、小池晃参議院議員とともに千葉市からの説明を受ける市議団(05.2.8)
 議会直前の2月3日、JFEによる違法排水・データ改ざん問題が明らかになり、党市議団は急きょ鶴岡市長に対し、「JFEスチールの自社測定データ改ざん問題に関する申し入れ」を行いました。その後、他会派も市長に同様の申し入れを行なう状況が生まれ、党市議団も開催を求めていた「環境建設委員会」が2月15日に開かれました。また、千葉県知事選挙が3月13日投票で行われるなかでの市議会(2月23日〜3月18日)となりました。
 新年度予算は、一般会計3,416億円、特別会計3,635億円、合計7,051億円が審議され、日本共産党と市民ネットの反対、自民・公明・新政五月・21世紀クラブが賛成し、可決されました。
 党市議団は、鶴岡市政の4年間は、前市長時代に比べて1,640億円も借金が増えていることを追求し、見通しのない大型公共事業が前市政より258%も多く予算を注ぎ込んでいることを明らかにしました。
 このことは、3月2日付「千葉日報」も「借金増え、財政硬直化」「市民負担じわり」と厳しく指摘するほどです。
 JFE、産廃、安全・安心、行革問題などが議論され、指定管理者制度導入にあわせ、斎場の火葬料金が無料から6,000円の有料とされることに反対しました。一方、「あやめ台いきいきセンター」の指定管理者を社会福祉事業団が行うことは公的責任が維持されるものとして、党市議団は賛成しました。
 また、大型開発と10億円以上の大規模公共事業を見直し、大型開発優先から市民生活優先に切り替えることを求めて、党市議団は予算の組み替え提案を行いました。この提案に、市民ネットワークは「基本方針には賛成だが組み替え内容で賛成できない」と反対しました。他会派は、理由を述べることなく全て反対しました。
 新年度予算関係では、党市議団が一貫して要求してきた「耐震改修助成制度」を全国に先駆けて実施することになりました。
また、学校校舎へのエレベーター設置、高齢者虐待問題で講演会の実施など、切実な要望がいくつか実現し前進しています。
 さらに、党市議団も提案した、排水データ改ざん問題での改善・再発防止を求める「JFEスチール(株)東日本製鉄所における環境問題に対する決議」が全会一致で可決されました。
 6月には市長選を控えており、議会では公正・民主的な市政への転換を求めて奮闘しました。


2月議会での質問
予算組み替え提案説明 2005/3/18
日本共産党の予算組み替え提案 2005/3/18
小関としゆき議員の反対討論  2005/3/18
ふくなが洋議員の一般質問への答弁(要旨)  2005/3/17
ふくなが洋議員の一般質問 2005/3/17
やなぎだ清議員の一般質問への答弁(要旨)  2005/3/16
やなぎだ清議員の一般質問 2005/3/16
木田ふみよ議員の一般質問への答弁(要旨)  2005/3/15
木田ふみよ議員の一般質問 2005/3/15
野本信正議員の代表質疑に対する答弁(要旨) 2005/3/3
野本信正議員の代表質疑 2005/3/3
小関としゆき議員の条例提案趣旨説明 2005/2/23
日本共産党が提出した「下水道条例の一部改正案」 2005/2/23
日本共産党提出の意見書に対する各会派の態度
日本共産党提出の意見書・決議


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