○ 第2回定例会終わる

写真
「金権腐敗の一掃」「市民が主役の市政」に変わってほしいと、市民の大きな期待が寄せられています。(千葉市庁舎)
 6月29日より開会されていた第2回定例会は、補正予算や条例案、追加議案など17件のうち15議案を可決、市長提出の条例改正案(市長・副市長の給与カット)を継続審査、日本共産党提出の条例案(父子家庭への支援手当支給)を否決し、7月18日に閉会しました。
 今議会は、新市長が誕生し与野党が逆転した初めての議会となったことから、市民はもちろん全国的にも注目される議会となりました。
 議会の冒頭、熊谷市長は「千葉市を変えたい市民の思いが私を送り出したもの」との所信表明を行いました。
 日本共産党市議団は、新市長が選挙中に掲げたマニフェストの中の「不正・腐敗の一掃」や「大型事業を見直して市民福祉の充実を」など、共産党ゆうき房江市長候補の政策と共通する部分があることから、「是々非々」の立場で市民要求実現への具体的提案を行うことを明らかにし、議案質疑・委員会審議・一般質問・討論などに望みました。
 党市議団は、鶴岡前市長の汚職事件の真相糾明を求めるとともに、不正・腐敗の温床となる企業・団体献金の受け取りをやめるよう質しました。市長は、前市長の真相究明へ「第三者委員会」の設置を表明しましたが、「企業・団体献金は悪ではない」と述べ、市民の「清潔・公正な市政を」との願いに矛盾する姿勢を示しました。
 「大型事業の見直し」では、党市議団が要求し続けた「モノレール延伸計画の凍結」について、市長は議会で正式に表明しました。しかし、JFE支援と言われている蘇我臨海部開発については、公園建設の一部を縮小するものの開発全体は引き続き推進するとしています。
 福祉・くらしを守る施策では、中学生までと75歳以上の医療費無料化を求めましたが、小学生の入院医療費無料化の検討は行うが、中学生までと75歳以上の無料化は拒否しました。さらに、敬老乗車券の復活要望に対しても「高齢者の社会環境が変わり、必要ない」と答えました。
 日本共産党市議団は今後も、市政の新しい条件を活かして、市民要望の実現へみなさんと力を合わせて取り組んでまいります。変わらぬご支援・ご協力をよろしくお願いします。


6月議会での質問
中村きみえ議員の討論 7/16
佐々木ゆうき議員の一般質問に対する答弁(要旨) 7/14
佐々木ゆうき議員の一般質問 7/14
野本信正議員の一般質問に対する答弁(要旨) 7/14
野本信正議員の一般質問 7/14
もりた真弓議員の一般質問に対する答弁(要旨) 7/10
もりた真弓議員の一般質問 7/10
ふくなが洋議員の一般質問に対する答弁(要旨) 7/9
ふくなが洋議員の一般質問 7/9
小関としゆき議員の議案質疑に対する答弁(要旨) 7/3
小関としゆき議員の議案質疑 7/3
条例提案主旨説明(中村きみえ議員) 6/29
千葉市父子家庭等支援手当支給条例
日本共産党提出の意見書・条例案への各会派の態度
日本共産党が提出した意見書


2009年臨時議会2009年3月議会2008年12月議会2008年9月議会
2008年6月議会2008年3月議会2007年12月議会2007年9月議会
2007年6月議会2007年臨時議会2007年2月議会2006年12月議会
2006年9月議会2006年6月議会2006年2月議会2005年12月議会
2005年9月議会2005年臨時議会2005年2月議会2005年6月議会
2004年2月議会2004年6月議会2004年9月議会2004年12月議会
2003年2月議会2003年6月議会2003年9月議会2003年12月議会
2002年2月議会2002年6月議会2002年9月議会2002年12月議会
2001年2月議会2001年6月議会2001年9月議会2001年12月議会