○ 第3回定例会終わる

市内の被災状況を視察する党市議団
 第3回定例会は、9月6日から10月4日まで開催されました。今議会は2010年度決算を審議する議会でした。
 熊谷市長が初めて組んだ予算でしたが、日本共産党市議団は代表質疑、決算特別委員会で、実質公債比率、将来負担比率、連結実質赤字比率のすべての財政指標で、政令市ワースト1となった原因と市民生活への影響について取り上げました。
党市議団はこれまでも、千葉市の財政危機の最大の要因は、(1)国の「三位一体改革」に伴う国庫支出金や地方交付税の大幅削減にあること。(2)前市長時代に、政令市移行に伴う都市基盤整備として、身の丈を超えた大型開発に固執してきたことにあると指摘した上で、新しく就任した熊谷市長には、無駄な大型開発をやめて市民福祉優先の施策へ転換するよう求めてきました。
 しかし、市長は大型開発を基本的に維持したまま、市民サービスの大幅カットを断行しました。財政危機に責任のない市民に対し、福祉サービスカットや公共料金の値上げ、職員給与の大幅削減を押し付けることは認められません。
 さらに、党市議団は地域経済活性化への提案として、住宅リフォーム助成制度、公契約条例、地域振興条例などの条例案を提出して、「千葉市元気サイクル」の実施を求めてきましたが、千葉市としての効果的な取り組みはされて来ませんでした。
こうした点から、市民の生命とくらしを守るべき決算ではなく、不認定として討論を行いました。日本共産党以外の会派はすべて認定の立場でした。
 これまで、党市議団が要望し続けてきた放射線量の測定を、市内の全小学校・保育所・幼稚園で実施することになりました。また、給食の放射能検査と食材の産地の公表などもされることになり、市民の要望実現へ大きな前進です。
 党市議団は、これからも液状化対策、放射線問題、羽田空港への飛行機騒音問題など、切実な市民の願いに応えて奮闘いたします。ご協力をよろしくお願いいたします。


9月議会での質問
ふくなが洋議員の決算不認定討論 10/4
野本信正議員の一般質問および答弁要旨 10/3
中村きみえ議員の一般質問および答弁要旨 9/29
あぐい武夫議員の一般質問および答弁(要旨) 9/26
もりた真弓議員の討論 9/16
佐々木友樹議員の代表質疑への答弁要旨 9/15
佐々木友樹議員の代表質疑 9/15
もりた真弓議員の議案質疑と答弁(要旨) 9/9
ふくなが洋議員の条例提案説明 9/6
日本共産党が提出した条例案
党市議団提出の意見書に対する各会派の態度
日本共産党が提出した意見書


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