○ 第3回定例会が開会 |
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今議会では、国が地方公務員給与の減額を求めたことから、千葉市も臨時特例処置として、職員給与の減額を7月度から実施するために、議会開会日に条例を提案し、先議することになりました。党市議団は質疑と討論で、(1)国が給与減額分を見込み地方交付税を減らすことは、全国市長会が表明したように「自主権への不当な介入」である。(2)千葉市は4年間、独自に職員給与を削減してきており、これ以上の減額はデフレをさらに促進させ、地域経済を一層深刻にするばかりか、職員の意欲を失くすことになりかねない。(3)千葉市が国に従い給与を減額するのは、公務員から労働基本権をはく奪し、その代替機関として存在する人事委員会の勧告制度を無視した不当なものであることを明らかにし、十分な議論の時間を保障するために、まず7月実施は止めるよう求めました。採決の結果は、日本共産党以外のすべての議員が賛成して可決。これにより、公務員給与は年間、一般職で6.2%、21万円、課長級で13.3%、75万円の減額になります。 また今議会では、正副議長選挙と各種委員会の所属委員選出が行われました。日本共産党市議団は議長に中村きみえ議員、副議長にもりた真弓議員を候補者とし、それぞれが所信表明を行いました。選挙の結果は、議長に自民・宇留間氏、副議長に未来・福谷氏が選出されました。わが党の中村議長候補は8票獲得し、もりた副議長候補は6票でした。白紙・無効票が議長選で4票、副議長選で3票ありました。 今議会は、市長選挙後の初めての議会であることから、各会派の代表質問が行われました。 党市議団の中村きみえ議員は、市長提出議案の21件中3件に反対し、討論を行いました。 党市議団は、今議会に公園条例の一部を改正する条例案を提出しました。障害者団体の自立した経済活動に対する支援として、使用料を減免できるようにするものです。しかし、他団体との「公平性」を問題にしたり、「条例改定の理由がない」などと障害者支援についての見識が問われる姿勢を示し、全ての会派の反対で不採択としたことは、大変遺憾です。 市民から提出された請願については、「就学援助制度の充実を求める」「中学3年までの通院医療費助成を求める」「原発事故子ども・被災者支援法に基づく適切な対応を求める」それぞれの請願は、その願意から至極当然の要望であり、採択すべきものであると、党市議団は主張しましたが、市民の願いに背を向けた他の会派が反対し、不採択となりました。 今議会での他会派の代表質問・一般質問ともに、「熊谷市長再選を高く評価」するもので、市長選挙後もこれまで通りのオール与党化を示しました。 |
中村きみえ議員の反対討論 | 7/12 |
ふくなが洋議員の一般質問および答弁 | 7/12 |
もりた真弓議員の一般質問への答弁 | 7/11 |
もりた真弓議員の一般質問 | 7/11 |
佐々木ゆうき議員の一般質問への答弁 | 7/9 |
佐々木ゆうき議員の一般質問 | 7/9 |
あぐい武夫議員の一般質問および答弁 | 7/9 |
野本信正議員の代表質問への答弁 | 7/5 |
野本信正議員の代表質問 | 7/5 |
中村きみえ議員の議案質疑および答弁 | 7/1 |
中村きみえ議員の条例提案理由説明 | 6/25 |
日本共産党市議団提出の条例案 | |
佐々木ゆうき議員の職員給与臨時特例に対する反対討論 | 6/25 |
野本信正議員の全員協議会での質疑および答弁 | 6/25 |
党市議団提出の意見書・決議への各会派の態度 | |
日本共産党市議団提出の意見書・決議案 |