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○ 第4回定例会終わる |
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今議会に提出された議案は、消費税増税を前に、使用料に増税分を転嫁する条例案が多く提出されました。党市議団は、消費税転嫁が必要ない施設の使用料が便乗的に引き上げられており、総務省通知でも消費税転嫁は、あくまで「お願い」なのであり、市民に増税分を負担させる議案は認められないと反対しました。 また、蘇我スポーツ公園第1多目的グラウンドの指定管理者を非公募により指定する議案では、非公募での指定は、適正な競争性や透明性が薄れる危険があること。蘇我スポーツ公園全体を同一企業体が「一体管理」するメリットを強調するが、H27年度に指定する予定の「指定管理者」が「もう約束されたのでは」との市民の疑問を招いていることなどから反対しました。 今議会では、党市議団が第1回定例会に提出した条例案の内容を盛り込んだ、「避難行動要支援者名簿に関する条例」を千葉市が提出、全会一致で可決されました。この条例によって、高齢者や障害者の名簿が自治会など外部に提供され、避難等での迅速な支援が可能になります。 また、党市議団が今議会に提出した「千葉市営住宅条例の一部改正案」(非婚世帯の家賃の減免条例)は、市が「規則」に取り入れ、4月から実施することを表明。条例案は否決されましたが、条例案の内容が実現することになりました。 さらに、今年度削減された敬老会への補助金問題では、市の心のない機械的な経費削減策によって、敬老会開催を断念した地域が出たり、豪華な会場で開催した地域と経費節減で公的施設を活用した地域への補助金が、最大で1万3千円以上も差があること。体調が悪く参加できない高齢者には、お祝い品が出せなくなったことなどから、市民の強い批判が起こっていました。「長寿をお祝いする」にふさわしい補助金に見直すべきだと追及、市も「見直し」を表明しました。 党市議団は、今議会に11本の意見書(案)を提出しました。その内の「航空機騒音に関する意見書案」と「UR住宅の家賃値上げ中止を求める意見書案」が、自民党との共同提案として調整案を作成し本会議に上程、全会一致で採択・送付が決まりました。 今議会では市庁舎の建て替え問題が大きな議論となりました。党市議団は、耐震補強だけなら22億5,000万円で済むにもかかわらず、市は「財政難」といいながら275億円もかけ、新築建て替え方式ありきでの進め方を改めるよう求めました。また、「公共施設の見直し素案」として、人口減少を理由に、延べ床面積で15.7%削減する方向を打ち出した問題で、党市議団は、学校、公民館、保育所等の施設を運営コストで判断し、統廃合を実施するのは、それぞれの施設が持つ役割を無視したものだと厳しく批判しました。 さらに、党市議団は、熊谷市長が出版記念パーティーを開催した問題について、以前の出版記念パーティーでも、千葉市政治倫理審査会は、市長に対し「その権限や影響力をより一層認識したうえで、本条例の趣旨を踏まえ、市民の信頼に値する倫理の保持につとめ」るよう求めていたにもかかわらず、再び繰り返した市長の道義的責任を追及しました。 本年の市長選挙後、市議会は実質的なオール与党体制となり、行政のチェック機能や市長提出議案への批判的見地からの発言が見当たらなくなりました。そんな中で、党市議団は唯一の野党として、市民の利益を守る立場から対案も示して改善を求め、奮闘しました。 |
中村きみえ議員の意見書への反対討論 | 12/16 |
野本信正議員の討論 | 12/16 |
ふくなが洋議員の一般質問と答弁 | 12/12 |
佐々木議員の一般質問への答弁 | 12/12 |
佐々木ゆうき議員の一般質問 | 12/12 |
もりた真弓議員の一般質問と答弁 | 12/10 |
あぐい武夫議員の一般質問と答弁 | 12/10 |
中村議員の代表質問に対する答弁 | 12/6 |
中村きみえ議員の代表質問 | 12/6 |
野本議員の議案質疑に対する答弁 | 12/2 |
野本信正議員の議案質疑 | 12/2 |
あぐい武夫議員の条例提案説明 | 11/27 |
党市議団提出の意見書・条例案への各会派の態度 | |
日本共産党市議団が提出した条例案 | |
日本共産党市議団提出の意見書 |